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re-invention



 何のための研究なのか

ちょっとほっとする土曜日。
H中へ合同練習に。
柔道に本気で取り組むコーチのいる学校。
市内だけでなく,清水からも集まる。
基本的な練習はそこそこに,寝技と乱取りを
ひたすら行うハードな練習。
全国レベルの大会で予選リーグを抜けてきた自信が
生徒にプラスに働いているのが見える。
気迫を出させる声もいい。
こんな声を出せる生徒に育てたいもの。

午後からおかもと塾へ。
久永先生は,この夏の日数教での発表を。
文字にこだわる内容。
本質を問う岡本先生の質問は鋭い。
「初歩的な過ちに対して,
 小学校で文字を学んだ過去の生徒たちと,
 小学校で学んでいない今の生徒との差は?
 だとしたらどんな指導が今求められるのか。」

現場が今必要な研究にしていくことの大事さを
具体を通して教えていただく。
・文字式の本質は何か。
・文字には無限にある数が流れている。
 2X+3X=5X でさえ実はすごいこと。
・文字は数。だから計算できる。

土屋先生は今年ユークリッド原論から話を始めるとのこと。
本物を追究する姿勢はすごい。
恥ずかしながら,公理と公準の違いを教わる。
ユークリッドのこだわりをどこまで生徒も追体験できるのか。
これからが楽しみ。
ここでも,
「今の指導の問題点を明らかにして,
 その授業にどんな数学的価値があるのかが大事」

と教えていただく。
自分のものは「コンピュータを使った学習の目指すものは」
という岡本先生の問いに,
応えられる内容になってきているのか。
生徒と生徒をつなぐ道具
生徒の思考を表現する道具としての活用はいい。
こんな方向での活用をしていければ,IT活用の流れができる。
ただし残念ながら今年は科研費が不採用で,
早速購入しようと思っていたウチダ洋行の
インタラクティブユニットの購入が困難に。
今年できることを再検討しよう。

2004年04月23日(金) 市教研の授業者に


2005年04月23日(土)
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