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■ 生徒の心を耕さない限り
雨の朝,生徒たちの傘入れを見ると, ほとんどの傘がきちんと縛って入れてあった。
教室に持って行こうとする 1年生に 「傘が縛ってあっていいね。」 と声を掛けると, 「そんなの常識です」 という頼もしい返事が返ってきた。 そしてやおら傘入れを置き, どうするのかと思って見ていると, なんと縛ってなかった2本の傘をきちんと縛り直す。 教員でもなかなかできないこと。
3年生の傘立てを見てみると, どの傘も,きちんと縛られている。 前任校のある教頭先生から, 「傘を縛って入れるかどうかで, その人の優しさがわかる。」 という話を伺ったことがある。
傘を縛って入れると自分の手は濡れる。 でも,次に入れる人は入れやすくなる。 どちらを大切にするの人なのかということ。 小さなことだけれど,それが当たり前にできる生徒たち。 なんともさわやかな気持ちになる。
授業は,じっくりとアラビア数字のゼロの発見を語る。 もっと生徒が前面に出る展開はできないものかと感じる。
主任会では,数多くの生徒の具体が語られる。 こういう作業も必要なこと。 でも,もう少し違ったことを提案できないものかと思う。 攻めていく指導の方向性が見えるべきではと思う。
掃除のようすを 今年はフリーで見ることができる。 がんばっている様子をデジカメで収めていこう。 こんなことこそ,学校HPにUPしていくべきか。 今の自分にどこまでやれるのか。
研修全体会。 テーマを確認して,教科部会。 授業時間の少ない中,率直な話を出していく。
玉置先生から光ヶ丘マガジンが 阿蘇先生からは,テクノロジー活用を前提とした 『関数とグラフ』の教科書が届く。 どちらも熱い内容。(でも英語で言うとcool) 玉置先生からは, 「生徒の心を耕さない限り,根本的な解決は望めない」 と言う言葉もいただく。 いつものことながら勇気や活力をいただいく。 光ヶ丘マガジンは,さっそく一部を校長先生へ。
夜,締め切り間近の数学教育の原稿を詰める。 思いを伝えることの難しさもあるが, それ以前に自分の思いがまだまとまっていないことも感じる。
2004年04月20日(火) 自分のやりたいことは・・・
2005年04月20日(水)
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