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■ 授業の持つ深さ
久しぶりに朝の昇降口清掃。 環境だけでなく自分の心も掃き清められる。 笑顔で挨拶ができる生徒だけでなく, 不安げな気持ちを抱えている生徒もいるけれど, アクションを起こすことは,生きる上で大事なこと。
授業は,立体図形に入るクラスが1つ。 今年購入してもらった3D-ジオシェイプスを使う。 手元に教具があることで,できることがある。 しかし,どこまで立体が見えているのかの判断は難しい。 おもしろいから,遊んでしまう生徒もいる。 コントロールすることも必要になる。
紙を折る問題の面白さも見えてくる。 1組はM先生が代りに進行。さすが。 全てを生徒から引き出そうとするのではなく, テンポアップするところは,一気にそこへ持っていく。 しかもそれを,生徒とのやり取りの中で。
自分はまだまだ修行が必要。授業の世界は深い。 教材研究も生徒とのやりとりも,甘さが目立つ。 芸の世界に似ているのかな?
選択は発表をしているが,それぞれが絡んでこない。 何がいまいちだったのか,再考する必要がある。 土曜日にVoyageを使ったことで, 設定し直さなくてはならない生徒も。
放課後は研修委員会。なかなか集まれなかった一年を振り返る。 時間的な余裕がないことが一番の問題。 教科部会すら開かれない状態では,いい授業は生まれない。
選択の問題を,自分なりに数学してみる。
三平方と相似で,一応解決できる話ではある。 なるほどと自分なら思えるが,生徒たちにどこまで入るのか。
「子どもは何も知らないのでもない。全てを知っているのでもない」 「子どもが現に持っている『概念』をどう生かすのか」ということを考える必要がある。 「教えたつもり、わかったはず」という授業からどう抜けるのか。指導する側の「効率」ではなく、子どもがその授業で何を学び、どんな学びの経験をしているのかということを自分自身を含めて問いたかったのです。 馬場先生の言葉に共感。この世界を自分も目指したい。
2004年01月25日(日) 生き方を問う
2005年01月25日(火)
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