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re-invention
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発想する力を育てる
今日は,欠席1名。ちょっとうれしい。
とはいえいくつかのトラブルもあり,気になるところ。
相手の優しさに寄りかかって,バランスを保とうとしているのか。
朝の会で,さっそく昨日の道徳の宿題を提出する生徒も。
さっそくご家庭で話し合ってもらえたようで,ありがたい限り。
授業は,△ABCの2倍の三角形をいろいろな方法で描く内容。
考えていくと,いろいろな方法があるもの。
オリジナルな手法を見つけると,自分は喜んでしまうが,
M先生は,数学的な美しさがないとあまり認めない。
確かに,そういう姿勢でないと,数学的な洗練さは育たないかな。
そんな中で,洗練された面白い意見も出る。
いわゆる相似の位置。点Dを外心にする生徒がまず表れる。
点Dがどこでもいいことに,気がつく生徒は少ないが,
気がつく生徒も。こういうセンスはどこから生まれるのか。
点AをBCに対して線対称に移動した点Eを取り,AB,ACを延長する。
こうして円を描いてしまうと,面白みがなくなる。
中線を延長し,頂点から辺までと等距離の位置に点を取り結ぶ。
これも,面白い発想。垂線でもできるかな?
頂点を通る各辺の平行線を引いたもの。
長さを一回も測らなくてもいいのは美しい。
↑図をクリックしてください。GC/JAVAが開き,操作できます。
似ているけれど,少しずつ違う。
オリジナルな発想を楽しむ授業は,時間はかかるけれど楽しい。
そのよさについて,もう少し話し合っていくと,
洗練された美しさが見えてくるのかもしれない。
簡単に相似条件にまとめるのは難しい。
知識があることで,発想が阻害されることは多い。
発想する力を育てることも数学の役目ではないかと思う。
岡本先生の提唱する「問いを基軸とした授業」のよさもベースは同じ。
通常のペーパーテストでは測れない力を大事にしたい。
午後は,公立高校説明会。
懐かしいか顔が並ぶ。
手続きがいくつもあって,緊張感も走る。
でも,以前よりはかなり簡便に。
16時には終了し,再度学校へ。
下校する生徒とも会えて,うれしい。
進路関係の仕事は,まだまだ果てしない。
今日の資料を加えて,山盛りに。
成績を記入するエクセルの表も作成完了。
次はデータベースか。
2003年11月25日(火) TI92を使った授業は快調
2004年11月25日(木)
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