Just for today !
re-invention



 キャッチボールの軌跡の美

今朝も7:30から合唱練習。
いよいよ明日という事もあって,緊張感があるが,
ハーモニーを生み出すことの難しさを同時に感じる。

授業は,遅れているクラスは変域。
もう一クラスは日常の事象を数式で表すもの
楽しそうにVoyageを操作する生徒を見ると,うれしくなる。
最後に,キャッチボールボールの動きを
デジタルビデオカメラで撮り,方眼黒板にプロジェクターで映す。
コマ送りで見せながらボールの軌跡をチョークで追っていく。
スローで再生したり,逆にコマ送りしたりして,
1/30秒の世界を堪能する。
生徒からも「すごいすごい!」「きれい!」「うわー・・・」の声。
見慣れたボールの動きも,こうやって分析的に見ると,
妙に美しく見えるから不思議だ。
(デジカメを教室に持参しなかったのが悔やまれる。)

昼からステージ会場作りで教室を離れる。
自分たちでどこまでできたのか。ちょっと心配。

帰りにさらに合唱。
またもや,ラストの盛り上がるところで,ソプラノが合わない。
ハーモニーを生み出すことがいかに大変なのかを実感する。
挨拶の後も,ソプラノは残って練習。
なんどかCDを聴いているうちに,だんだん音が取れてくる。
生まれるハーモニー。
OKサインを出すと,「やったー!」の歓声。
残っている他のパートの生徒も参加して,またまた盛り上がる。
いい感じで,今日も終われてうれしい限り。
ここまで来たからには,勝ちたい・勝たせたい。

放課後は,授業案をM先生と確認。
従来の数学の問題は,答えはもちろんルートのままでOKなので
関係式が出れば,答えは出ると思っていたが,
具体的な事象を扱うとそうはいかないことに気づく。
今回のボールの落下の場合「y=4.9t^2」が求められたとしても,
y=9を代入して二次方程式を解き,数字にするのが難しい。
数学のテストでは,t=±3/7√10が正解だが,
これでは,いったい何秒後かがわからない。
ここで戸惑う生徒を見ることになることに気がつく。
Voyageを使ってあっさり突破できる生徒も出るのか?
それとも,だいたいいくつになるのかを,
たくさんの小数と格闘しだすのか。
総合的な数学する力が試される授業になる。
(ちょっと心配かな?)
使える数学を学んでいなかったことを,再認識する。

授業案を印刷。
当日使用するプログラムの操作説明プリントを作成。
帰宅後,授業案をWebにUPしメールで流す。


2004年10月27日(水)
目次