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re-invention



 「君とみた海」のストーリー

今日も欠席1名。

今週は午後が面談で,授業が少ない。
授業は,先週の続きで自分のクラス。
鉄球のグラフを書き,さらに拡大したグラフを書く。

学活では,後期の掃除分担決め。
いろんな思惑があって生徒は選ぶのだが,
そんな様子を見て,人気のない教室の分担を選ぶ生徒もいる。
気のいいメンバーに恵まれたものだと思う。
残りの時間で,
クラス合唱曲の「君とみた海」の歌詞を読む。
自分が引っかかっていたのは,
なぜ「見た」ではなく「みた」なのか。
作者若松 歓氏のサイトにこんな言葉があった。
私の場合,楽譜にダイナミクスとかを一杯書き込むのはあまり好きではありません。むしろ必要最低限のことしか書かないことが多いです。「全てを書き込まなければならない」なんて言う人もいますけど,そんなの絶対無理なんですから。……

かなり大胆なストーリーを思いつく。
「みた」は,目で「見た」だけでないから。
君とみたのは,「海」ではなく,
歌の中に「君とみた夏の日の思い出は」とあるように,
「君といっしょに夢みた」ことを思い出しているから。
「君」とみたのは,今目の前にいる君とだけではなく,
今はいないもう一人の「君」とみたのではないか。
考えていくと,最初の「暑い八月」という言葉にも,
意味があるように思えてくる。
日本人にとって8月といえば・・・面白くなってきた!


午後の面談では,進路の相談が中心。
不確定な要素が多い中,生徒にとってのベストを探る。


2004年10月04日(月)
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