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re-invention



 放物線の美しさ

早いもので,もう10月。
今日は,なぜか遅刻者が多い。

授業は進んでいるクラスでは,10倍に拡大したグラフを。
Y=100X^2の関係を,Xが0.01刻みに調べる。
二次曲線の美しさ。
「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への懸け橋だ!」
この名文句を今年は使えるのがうれしい。
放物線の意味を,
グラフに合わせてチョークを投げて見せるのは楽しい。

5時間目は,保護者参観。ノリのいい我がクラスの生徒たち。
「リンゴは落るのに,月はどうして落ちないのか」
と疑問を抱いたニュートンの逸話で導入。
さらに,ガリレオの実験についても話をする。
斜面を転がる鉄球の教科書の写真を測定する。
(あまりにきれいな数字だけれど,ホントにこの角度で1秒後に100cmの位置にくるのだろうか?また近いうちに実験しようと思う。)

対応表から,1秒後,2秒後の位置を予測する中で,
関数関係や,Yの変化の様子について分析する。
XからYを求める関数関係を捉えることは大事だが,
それがすぐ求められる(見つけられる)とは限らない
そこで,どんな変化なのかを分析することが求められる。
対応表の縦の関係だけでなく,横の関係を見ていくこと。
変化の割合の変化が,一定なら二次関数になる。
こういうところまで,中学生でできるといいなあと思う。
また,二乗に比例する関数では,変化の割合だけでなく,
Xが2倍,3倍に増加すると,
Yは2^2倍,3^2倍に増加するという関係で押さえる方が
理解しやすいかもしれないと思った。
「どんなグラフになるだろうか?」という問いに対して,
ほとんどすべての生徒が,増加のカーブを手で空中に描けて,
満足満足。

合唱は少しは形になってきたが,他のクラスに比べればまだまだ。
保護者懇談は,これからの日程を話す。
奇麗ごとかもしれないが,
「人としてどう成長するのかを大事にしたい」という話をする。
言葉だけでなく,指導に裏付けがあるのかは,
教師として,最も問われるところか。

疲れもあって,早々に就寝。


2004年10月01日(金)
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