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■ 学びの充実感
いよいよ修学旅行前日。 欠席0も,かえって心配。
授業は,サイン方式による証明がメイン。 静大両角先生のゼミ生3名が参観というより参加。 参観に見えられた校長先生も,指導に入って下さる。 皆さんに感謝。 がんばる生徒たちが多く,サイン方式も有効に機能。 今回は1問出来たら自分の所に来るようにしているので, 常時数人の生徒が来ていて, 自分はその対応で,全体の様子をほとんど見れない状態。 気になる生徒にどこまで関われているのか, 本人のやる気と周りの人間関係に期待しているのは甘いか。 一対一で質問して,そこでのやり取りで指導出来るのはいい。
修学旅行の出発式は,いい雰囲気。 クラスから一名ずつの普通の生徒が, これだけ前向きで,全体を考えた発言ができるのはすごい。 明日からが楽しみだ。
4時間の調整で,早々に帰宅。 Naocoへ松下財団分の機器の代金を振り込む。
生徒の感想を読む。全4時間の授業を終えての,クラスでは, 学びの充実感を感じている生徒が多く,うれしい限り。 ・慣れてくると,(文字式の証明が)だんだん分かるのが早くなっていって,楽しかった。見方を変えるだけで,今まで習ってきたことだったのに,悩んでしまうというのはびっくりだった。ほとんどのものが,a^2−b^2=(a+b)(a−b)で,出来るというのがわかってすごいなあと思いました。和と差の積以外の公式でも出来ないのかなと思いました。 ・色々な人の証明を聞いていると面白い。1つの証明でも,文字の置き方が何通りかあることが分かった。数には全て法則があるのだろうか。 ・やって説明できました。元の二つの数の和とかが分からなくて,大学生の人が分かりやすく説明してくれまて,よくわかりました。学生さんありがとう。 ・証明してきた式が今まで習ってきたことなんて全然気づかなかった。もっとこういうことの気づけるようになりたいと思った。証明できるとすごくうれしかったし,なんか自信もついた。 ・今日は時間をとって,必死に証明を考えた。(自分の書いた)証明がOKされた。出来たとき「あーっ!」と言ってしまった。連続する偶数の平方は,元の数の和の2倍に等しかった。わっ!すごっ!そして先生お疲れ様。 ・数学でこんなに燃えたのは久々。先生の言っていた,「仮定と結論の両方からいく方法ではなく,仮定→結論といくやり方」がやっとわかった。今度はもう少しランクアップしたのをやってみたい。 ・最後の証明は難しくて,よくわかりませんでした。友達と一緒に考えたりすると,色々な考えがあり,一人で考えるよりたくさんの考えがわかるから,今回のようなやり方で,またやりたい。
岡本先生から,前回の授業についてのメールが届く。 冷静に分析をしていただき,有難い限り。 岡本先生からの問いに答えていくことで,自分のやりたい授業や, 論とするものが出来上がっていくのを感じる。
今年採用された焼津の先生に, 「情報活用能力を育成する授業」についてメール。 授業を考えることの面白さを伝えたい。
2004年05月26日(水)
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