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■ 面白さだけでは不十分
Voyage200を使って,数の法則を発見させる授業を2クラス。 ついに,「連続する2つの整数の3乗の差」の法則を 発見できた生徒が現れる。 発見できるのは, 必ずしもテストができる生徒とは限らないのも面白い。 法則を発見できなかったが, 333^2-222^2や,444^2-333^2で, 法則を見つけようと試す生徒も。 (回収したワークシートにはこれが書かれていなかった。しっかりサポートしておくべきだった。) もっとも,こんなことも,Voyageがあるからこそできること。
発見した数の法則を確認する授業も2クラスで。 発見したことを,そのまま言わせるのではなく, 仮定のみ言わせて時間をとり,全体で考えるようにする。 「差が2ある整数の平方の差」では, 「元の数の和の2倍」と「元の数の間の数の4倍」のように, 同じ仮定でも,結論が複数出るものもあり,盛り上がる 「連続する整数の2乗の和」の仮定からは, 3パターンも結論が出て,なかなか面白い。 集約するこの授業では,全員にVoyageを持たせずに, こちらが操作して見せるだけの方がいいようだ。 手元にあると,ついつい別のことを考えてしまう生徒たち。 それも学びの姿ではあるが。 授業者の自分は楽しんでいる生徒の様子しか見えないが, M先生からは, 流れについていけない生徒たちもいることを指摘される。 このぐらいで満足していてはいけないということか。
今日は授業が2F→1F→2F→1Fの4時間連続。 Voyage20台,プロジェクター,2つをつなぐTI-Presenter, さらにプロジェクターの台。 これだけ自由に使えて,文句を言うのは申し訳ないが, けっして手軽ではないことも感じる。 ワイヤレスで,つながる環境がほしい。 TI-Presenterがある分,パソコンを使うより面倒に感じる。
放課後,全体研修。 「うちの学校としてはレベルが高いんじゃないの」と 夜の職員室でささやかれる。 みんなで何かを作ることは,難しい。
評価について,M先生と打ち合わせ。 評価することよりも,全体を伸ばすことの方が大事だと思って, 授業をしている自分。 その甘さを指摘されているようだ。 3年生だと,進路も絡んできて何とも難しい。
岡本先生から,月曜日の授業を見に来ていただけるとのメール。 返事を書こうとして,いつの間にかダウン。
2004年05月21日(金)
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