2007年03月30日(金) |
血管の中をぞわぞわと |
えあですこんにちは。 お久しぶりの母入院日記14。 初日はこちらから。
婦人科から循環器科に移ってきました母ですが、ついでに発見された糖尿病とも戦いながら(戦闘方法:おやつ抜き)、検査に明け暮れる日々を過ごしていました。
循環器科、というのは心臓や血管などの病気を扱う科です。 具体的な病名を挙げれば、心筋梗塞とか高血圧とか動脈硬化とか…… その辺の、ザ・生活習慣病、というような病気のスペシャリストです。 実際に心臓病であるという確定診断が出てのお引越しではないですが、母は実は絶対放っておいてはいけなかったレベルに重度な高血圧ですし、糖尿病が循環器科の本来の範疇であるかどうかは分かりませんが、恐らく同じ生活習慣病を扱う科としてキッチリとコントロールしてもらえるのではないかと思います。 婦人科では……おやつも文句言われずに普通食でしたからね。 いいのか婦人科。 おやつを食べられないのは可哀想ですが、ここに放り込まれて正解でしょう。
今週の検査は肺の検査とカテーテル検査だそうです。 カテーテルについては、科を移った日に説明を聞いていたのですが、肺の検査というのは寝耳に水でして、妹からそれを行ったという話を聞いたときにはいささかどきりとしました。 何で循環器科で肺なのさ…… 循環器の病気が怖くないというわけはないのですが、ここに移って来たことで、がんとか、そういった内臓の怖い病気の恐怖からはとりあえず開放されたと思った矢先だったのに…… いや、しかし、検査、ですからね。検査。 きっとなんともないはずです。これまでの検査がなんともないなんともないの連続だったように…… ……まあ、入院するような症状が出ているのになんともねー、じゃ、逆に困るわけです、が。
カテーテル検査というのは、科を移った日にも先生から説明を受けましたが、私も聞いたことがありました。 母の弟である叔父も、かなり前に心筋梗塞で倒れた際にこれをしていたはずなので、その時に聞いたんだったでしょうか。 カテーテルというとても細い管を腕や足から血管の中に入れ、それを心臓の中まで徐々に押し進め、造影剤を流し込んでその様子を撮影する、という検査です。
血管の中を、管が、ゆっくり、ゆっくり、ぞわぞわと、……
あっ。 なんか、想像するだけでぞわぞわしてきます。
これらの検査を、母は木曜日と金曜日に行いました。 明日には、結果は出ているでしょうか……。
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