TRPG回顧録 DiaryINDEX|past|will
さて、お二人のキャラクターが完成しました。 そして、この一行を以ってゲームが開始されました。 S−1モジュール TOMB OF HORROR D&D(及び広義で全てのRPGの元祖)のデザイナー、 ゲイリー・ガイギャックス(Gary・Gygax)氏 が作ったダンジョンです。 これから内容を正確に記しますとネタバレになりますので、大体の内容を書かせていただきます。 興味がおありの方は一度プレイされることをお勧めいたします。 知ってらっしゃる方は ああ、あれか と思っていただければ幸いです。 要約するとインディ・ジョーンズ張りの迷宮探索ができるダンジョンです。 それに加えて、トーナメント形式のコンベンション用に作成されたモジュールで、本来、会場内の全部のテーブルで同じダンジョンに入り、その進み具合を競う型のシナリオなんです。 だから、一番最初に迷宮の入り口を探さなきゃいけないんです。 それが、迷った、迷った。 去年も同じシナリオをやられたそうなんですが、その時は 入り口見つけて終わり に近い状態だったそうです。 まあ、去年はキャラクター作成から始めたんで、しょうがないそうなんですが、自分は 出来れば 今日中に終わらせるくらいの気持ちで気合いをいれてきました。 ―しかし入り口見つけて思ったんですが、 そりゃ見つかんねーわ。 いや、マジで。 でも見つけられた時は本当に嬉しかったですね。 そうしていよいよ内部探索です。 内部は、ほとんどただの通路でしたよ。 最初見た時はね。 場所によっては、このトラップはトゥルーシーイング(真実の目の魔法)やシーフのファインド・トラップ(罠感知)の有効範囲外だと シナリオに書いている らしく、問答無用に落とし穴に落とされることになる。 デザイナーなら、なんでもありなのかよ。 という冗談はさておきまして。 (リオさんからもガイギャックス殴りに行きましょうか…というコメントもでましたよ。) それはさて置きまして、通路の探索も大分煮詰まってきまして、今度は隠し扉の探索です。 どこにあったかは言いませんが、以下はそれに至るまでに僕のキャラクターに起こった出来事です。 あ | | | | ぺしゃ。 いやあ、落ちましたよ。 しかも、器用に毒針を避けて落下ダメージのみで済みました。 でも、引き上げてもう時に20目を振ってファンブル(自動失敗)して、 今度は毒針に串刺しにされて絶命。 そして栄えある当テーブル初の死亡者となる。 そして、 ―ここは寒くて辛い。 などと他のPLに語りかけてみたり。 しかしケイルのレイズデッドで敢え無く蘇生。 探索を続行する。 その後すぐに隠し扉(コンシール・ドア)発見し、中に入り、腕の多い奇異なガーゴイルに遭遇し撃退する。 その際真っ先に敵を視界に入れられたのは、フェルディナントとリオさんなんですが、 僕に対しては DM:君にはこんなヤツが見える。(と、モンスターの絵を見せてくれる。) という対応、 そしてリオさんには英語で状況説明をする。 だったので、 俺:皆さん今聞こえましたか?スタチューって聞こえましたね〜 DM:あ〜れ〜? といった揚げ足をとってみたり。 DMさん本当にごめんなさい。 この後もシーフが確かめたデンジャー・ゾーンを安全地帯だと勘違いして足を踏み入れ、落下して酷い目に遭いながら、探索を続けました。 そうこうして行くうちに、時間はもう残り僅か、先はもう決死の覚悟で中に入るしかない所まで来ました。 最後だし折角だからと、俺が腰にロープを括りつけて中に入り、安全を確かめるために入りました。 そうして、入ったところで閉めとなりました。 閉会式が始まります。
テロ牧師
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