GARTERGUNS’雑記帳

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人はそれを現実逃避という
2005年03月05日(土)

フリーゲームThe Shop2が面白い。
ファンタジー世界で武器屋さんを経営するシミュレーションゲームなのですが、「仕事中や勉強中に他人に気付かれずこっそり楽しめる」様に、いろんな工夫がされています。ちまちまとセーブなんかを繰り返しつつのんびり遊ぶのに最適。

経営シミュレーションと言えば、D-MASTER(リンク先NO.190の作品)もお勧めです。
ファンタジー世界設定(であろう)というのは同じでも、こちらで経営するのは悪の巣窟、モンスターと罠が蔓延るダンジョン。
プレイヤーはダンジョンマスターとなって、モンスターや罠、そして冒険者達をおびき寄せる財宝などをダンジョンに配置し、財宝を掠め取らんとしてのこのことやってくる愚かな冒険者達をアレしてゆく……というゲームです。
このゲームの特徴は「モンスターや罠、冒険者など全てのものがテキストと数値で表示されている」という事。
画像は全く無いため、プレイしていると「ああ、このモンスターはきっとこんな外見だな」「このやたらと素早い侵入者はこんな奴だろう」「この財宝は名前や効果などから考えて、きっとこんな感じに違いない」などなど、否応でも想像力を働かせてしまいます。

で、ゲーム中、プレイヤーには色々なアドバイスやヒントが提示されるのですが、それが

「我らが主よ、何なりと申しつけください・・・」

「本日より貴方は我らが主 
 生あるものの血肉より死を呼び覚まし、愚かなる侵入者に死出の制裁を・・・」

「我らが主よ、土足で我らの世界へ踏み込むことの意味を刻んでさしあげましょう・・・」


などなど、どれをとっても主従属性爆発。
前述の様にこのゲームは最小限のテキストと数値で構成されているので、「この迷宮はきっと銀髪黒衣の麗しい覇王が、可愛い下僕と一緒にニヤニヤほくそ笑みながら経営しているに違いない……!!」なんて妄想に浸る事も可能なわけです。
こういった「ゲームそのもの以外の面での美味しい所」では、母体となったゾンビヴァイタルをも超えているのではないだろうか、と勝手な事を考えておりました。
ゾンビヴァイタルも面白いけれど、「主よ…」とか呼びかけられるD-MASTERのいじらしさには敵わないよ……!(凄い評価)

因みに「D-MASTER」のレビュー兼攻略まとめページはこちら。

次はrogueをやろうかな。



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