GARTERGUNS’雑記帳

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北欧大系リューナイト
2003年11月25日(火)

シュテルって、何でこんなにブルーハーツの曲が似合うんだろう。こんばんは、TALK-Gです。さて、昨日の続きをば。

昨日は北欧神話を判り易く紹介してある本を読んでみたのですが。
漫画とかに出てきた「バルホル騎士団」の「バルホル」って、北欧神話で出てくる「ヴァルホル」(ヴァルハラとも言う)から来てるんじゃないかという事に今更ながら気付いたり。確か「バルホル騎士団」には「バルキリー」も居るし。(リーンとか)
北欧神話の「ヴァルホル」は、戦死した英雄たちの魂がヴァルキリー達によって連れて行かれる館で、英雄たちはそこで、世界の終末(ラグナロク)まで歓喜の日々を送るという事ですが。
そして、そんな「英雄たちの魂が、最終決戦までの日々を暮らすところ」と酷似した名前の騎士団があるのが、アデューの生まれ故郷たるバイフロストなわけで。

北欧神話の主神オーディンと、リュー世界の主神ソーディンも似てますね。

リューナイトの「世界」が、アースティア・ティアダナーン・エンシルガット・グィリーゴウ……といった階層状になっているのもまた。(これは北欧に限っての事ではないですが)

で、これは漫画版に特に色濃く出ている「共通点」なのですが。

神々や英雄(要するに主人公たち)の仲を掻き乱したり、
姦計に長けていたり、
主人公が強力な武器を手に入れるきっかけを作ったり、
主人公と非常に似た性質を持っていながら、彼の代わり(影)の様に皆から憎まれ、謗られる役目を負っていたり、
元々は主人公と同じ座に在る資格を持ちながら、最終的には彼らに背き、世界の終末を導いたり。

気紛れで享楽的な反逆者…そんな「トリックスター」が居るところも、北欧神話と似ていますね。


神話におけるそのトリックスターの名は「ロキ」と言うのですが。
このロキが最初に妻としたのが魔女(老婆)であるというのも、共通点に入れて良いのか如何か。



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