先程「モンテクリスト伯」の最終回を見終わったのですが(以下ネタバレ反転) 最後の最後にメルセデスとダンテスが、波打ち際を走り回りながらアハハウフフキラキラキラ・*。+・゜★・。+・。* とやってるのは如何なものかと。 三悪党への復讐も、これまでのねちっこい盛り上げ方に比べたら偉いあっさりしていましたし。 ダングラールへの「拘束→追い詰め→身包み剥がし→発狂した所追放」はかなり鼻息荒く楽しみにしていたんですが。この情熱は何処にぶつければ。 ……でも万能執事ベルトゥッチオと山賊の頭パンパ(バンパ?)、護衛官みたいなムハンマドが激しく萌えだったのでまあ良いや。ナイス中年ざくざくでした。 ちなみに山賊の頭の声が中田和宏氏(リュー38話などで邪竜兵ギメルの声をあてていらした方。吹き替え洋画のスタッフロールでは高確率でこの方のお名前を見受ける)で更に萌え。倍率ドン。あのセクスィーボイスの御威力は凄まじいですね。 後、「ナイス中年親父ざくざくの大活躍でウハウハな悪漢小説」というネットでの評判を聞き、「三人の悪党―きんぴか(1)」(浅田 次郎・著/光文社文庫)を衝動買い。余りの面白さと燃え度と萌えっぷりに、一気に読んでしまいました。特に主役三人の一人である「バツイチ男で子煩悩、頭が切れて冷静沈着、元大蔵省エリートの眼鏡さん」の広橋秀彦が萌えツボ直撃で堪りません(特にバツイチパパという辺りが)。 中年中年と喧しい雑記になってしまい済みません。 でも止められないんだ!!判ってくれるよね、この僕の病気!!((c)古賀亮一) ――――― 上記の話とは全く関係無いのですが。 TV版ガルデンの父親と母親、どちらがガルデン一族でどちらが邪竜族なのかという問題について。 個人的意見を述べてみようと思います。 TVガルデンは自分の事を「誇り高きガルデン一族(の純血種)」と思い込んでいました。 あと、45話で熱に魘され、どんな夢を見たのか母親を呼んで泣いていました。 これら二つから私は何となく、「母親がガルデン一族で、自分の一族の誇りなどを幼い(?)ガルデンに説いていた。そして邪竜族の父親に関しては言及しなかった」みたいな風に思っていたのです。 が。 もし、母親が邪竜族で、父親がガルデン一族だったとしたら。 「かあさーん」 「なあに、ガルデン」 「とうさんのお話してー」 「ええ、良いわよ。 貴方のお父様は、ガルデン一族の長。 比類なき闇の魔法力を持つ、この世の覇者ガルデン一族の長なのよ」 「『このよのはしゃ』って強いー?」 「ええ、誰よりも強いわ。 強いだけじゃなく、美しく、気高く……全てを兼ね備えた方だった」 「かあさんはとうさんのこと、好きー?」 「勿論、誰よりも愛しているわ。 そうでなければ、貴方はこの世に居ないもの。 ……私も……この地に留まったりはしなかったでしょうね」 「かあさん?」 「……いいえ、何でもないのよ。 さあ、もうお休みなさい、ガルデン。 あなたの眠りは、この私がこの剣に誓って護って見せるから」 「はーい、おやすみなさい。かあさま」 「…………」 「………(すやすや)」 「………あなた……どうかこの子を護ってあげて。 邪竜族の追手や魔女達に、この子が見つからないように。 ……真に正しき『覇道』を、この子が理解するまでは……」 ガルデンの父親は闇の大魔導剣士にしてリュー使い(イメージ的に漫画版ガルデン)、母親は邪竜軍きっての名うての騎士(ヴァルキリー。イメージ的にOVAのロームやマルトー、ラジオのデスローザ)。 最初は対立していた二人はやがてお互いをライバルと認め合い、次第にそれが恋に変わり、種族を超えたそりゃあもう掟破り且つハーレクイン張りの愛を育む事になるのですが、それを許さないのが邪竜軍(イドロとか)。アースティアと邪竜族の間の子「ガルデン」を利用せんと魔手を伸ばします。 父親は母親と息子を守る為に戦死、後に母親も謀殺され、残された息子は何も知らずにイドロの手に落ちてしまった、とか。 シュテルはリューとドゥームの「合成品」ですが、その「リューのシュテル」に組み込まれたドゥームが実は、母親が嘗て使っていたドゥームナイト(ヴァルキリー)だったとか。 書いている間に判り難くなってしまいました。 ――――― なるみ忍様の「同仁茶房」様がお早く復旧されますように。(心配)
|