予防審美  
小林歯科クリニック  
 
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★予防と審美専門★【小林歯科クリニック】

2008年12月14日(日) かむ効用−2

読売新聞に↑という連載があったので転載します。
今日は、その2回目「ゆっくり食べ 少量で満腹」

「太っている人は、食べるのが早い」。
こんな印象通り、よくかまずに早食いすることは、確かに肥満の原因になるらしい。

T歯科大とL歯科衛生研究所は、肥満と食習慣の関連を共同研究している。
それによると、大人も子どもも早食いの人ほど、また、よくかまない人ほど肥満の傾向が強いことが分かった。

研究では意外にも、夜食やおやつ、遅い夕食など、「いつ食べるか」は肥満との明確な関連がみられず、「いかに食べるか」の重要性がはっきりと浮かび上がってきた。

多くかむ人の特徴は、食事時間が長い一方、食事量は少ないこと。
これは、食べ物をよくかむほど脳の満腹中枢が刺激されて、食欲が抑えられるためだ。早食いの人は、満腹感を感じる前に大量に食べてしまいがちになる。

研究グループが、健康な男性を50回以上かむ多咀嚼と通常の咀嚼に分けて、満腹になるまでおにぎりを食べてもらったところ、多咀嚼は528g、通常の咀嚼は693gで、多咀嚼の方が確かに少ない量で満腹になった。

血糖値を抑えるインスリンの分泌量も、多咀嚼の方が上昇が穏やかで、インスリンを分泌する膵臓に優しい。
インスリン分泌は年齢とともに衰えて、糖尿病の原因になるため、若い時からインスリンを節約する食事は糖尿病を予防し、健康長寿につながる。

同研究所研究部主任のTさんは「大人になってから早食いを改善するのは難しい。子どもの時から、先に口に入れた食べ物をのみ込むまで次の食べ物を入れないなど、よくかむ習慣を身につけさせたい」と話している。

 早食い防止10か条(by Tさん)
  ・かむ回数を意識的に増やす
  ・一口の量を減らす
  ・のみ込んでから次の食べ物を口に入れる
  ・水分と一緒に流し込まない
  ・ゆっくりと、唾液を混ぜ合わせる
  ・歯ごたえがある食材を選ぶ
  ・野菜はゆですぎず、大きめに切る
  ・品数を増やし、外食では定食を選ぶ
  ・時々、はしを置く
  ・2人以上で食べて会話を楽しむ


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