TOM's Diary
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S氏は腹痛で目覚めた。
とてつもなく眠い、トイレに行くのも面倒なほどだ。 しかし、腹痛は激しい。 冷や汗までかいている。 しかし、できることならこのまま眠りつづけたい。 大丈夫、寝てしまえば腹痛は忘れるに違いない。 じっと目をつぶって腹痛のことを忘れようと努力する。
波がさるとともに、夢の中へと落ちていく。
我慢できずにトイレに駆け込もうとしたところで再び目がさめる。 こんどはヤバイ。 本当にトイレに行かねばならない。 不覚にも夢のなかでトイレを目の前にして油断してしまったのだ。 しかし、なんとかやり過ごしてこのまま眠り続けたい。 脂汗がたれる。 リラックスしようと思うのだが、無意識に身体に力が入ってしまう。
ふいに波がひいた。 汗が冷たく感じる。
トイレに向かおうとするのだがなかなか障害を克服できない。 必死になって障害を乗り越えるのだがいつまでたってもトイレに近づけない。 ようやくトイレにたどり着くのだが、トイレはなくなっている。 もう耐えられない。 ・・・・絶望的な気分で目覚めた。
S氏はトイレに駆け込んだ。 数分後S氏は腹痛などなかったかのようにすっきりした気分でベットに戻った。 すっきりした気分がたまらない。 最初からトイレに行っていれば・・・いや、あれだけ耐えたからこそ・・・ 結論が出る前にS氏は深い眠りへと落ちていった。
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