ゆうの赤裸々日記
ひすいちゃんによる姉妹日記
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1980年01月25日(金) 隠しページ 軟膏剤


2003年度後期薬剤2の勉強

軟膏剤
通例、適当なちょうどの全質均等な半固形に製した、皮膚に塗布する外用剤。
添加剤を原料
そのまま基剤にする
乳化したものを基剤にする(クリーム)

具備すべき条件
1 硬度や刺激性
2 均一性
3 安定性 期間を保つ必要がある。薬品側で酸化・還元・加水分解・光分解や結晶化、基剤側で固化、軟化、分離、腐敗を考える。
4 安全性 保存剤、界面活性剤、抗酸化剤を入れる時は感作や刺激性に留意
5 基剤の選択 水分吸収力、主薬との混合性や放出力、皮膚への浸透圧の違いなど(皮膚表面にとどめたいなら油状)
6 汚染

薬剤の分類と特徴
1 油脂性基剤 鉱物性 ワセリン パラフィン プラスチベース シリコン 白色軟膏
  動植物性 植物油 ろう
長所
 皮膚刺激性小さい
 皮膚保護作用がある。
 皮膚なんか作用 肉芽形成作用
短所
 皮膚に対して浸透圧が悪い
 皮膚分泌物の吸収が悪い(分泌物が汚染源になる可能性がある。)
 洗浄困難
 動植物性は変敗しやすい
 水が混ざらない

2 乳剤性基剤
 o/w型 親水軟膏
w/o型 親水ワセリン 精製ラノリン 吸水軟膏 加水ラノリン
長所
 基剤として安定(特に非イオン界面活性剤を加えたw/o型)
    →油性水性どちらの薬剤も配合可能
 皮膚分泌物の吸水良好
    →w/o型、o/w型とも乾燥型皮膚疾患に適用
 クリームの中にはいくらでも水が入る
 クリーム内の水が飛ぶ事で皮膚冷却性↑、浸透性がよい
  (薬物の皮膚への吸収が大きい)
 可洗性がよい
短所
 クリームの中にはいくらでも水が入る。
   →水がずっと残り、分泌されずに残るので、自身が汚染源になる可能性
 水層があるので、カビ、細菌が繁殖する事がある。
   →保存剤を加える

3 水溶性基剤  マクロゴール類
長所
 薬物溶解性、混合性がよい
 化学的に不活性で、薬物と反応しない。
 酸敗しない
 可洗性が極めてよい→分泌物を良く吸収する
短所
 吸湿性が高い
 皮膚との接触性が悪い

添加剤
1 乳化剤:非イオン界面活性剤 w/o型とo/w型
   Span類 w/o型 疎水性基>親水性基
       ソルビタンモノ脂肪酸エステル
       グリセリンモノステアレート
   Tween類 o/w型 疎水性基<親水性基
       ソルビタンモノ脂肪酸エステル
       ボリソルベート80
2 保存剤
  a)防腐剤 パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)
    化学的に安定
    2種類以上併用すると効果up
    側鎖のアルキル基が長いもののほうが効果大で、毒性小
    Tween類との併用で効果低下
  b)安定剤(抗酸化)
    VEとVCなど


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ゆう [てがみ] にんめ。

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