ダミ声のKさんはプロパンガス屋さん。 昨年代表取締役社長に就任したらしい。 たまに会う程度でそんなに親しい間柄ではない。
たまに会う印象から言ってヤジを飛ばしたり人を冷やかしたりと、 とにかくうるさいイメージの人だ。 そんなKさんの話がKさんのいないところで話題にあがった。
Kさんは仲間内で仕事の悩みを話したりする時でも、 お客さんのことを「お客様」と様付けで言うらしい。
ダミ声でヤジを飛ばすイメージからは想像できない、 実は仕事に対しては細やかな気配りをする人だと言うことを聞かされた。 やはり人は添ってみないと分からない。
自分はどうだろうと振り返って見る。 「うちの客は払いが悪くてダメだよ」とか言ってたりする。
例えそうであったとしても客は客。 1円でもうちに利益を与えてくれている以上、お客様であるのだ。
Kさんの話を聞いて、 感謝の気持ちを忘れてしまっている自分に気付かされた。 最近は上っ面だけの「ありがとうございました」しか言えていない。
普段からの心がけが大切であることを思い出させてくれた。
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2002年04月25日(木) 崖を登って感じたこと
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