京のいけず日記

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2006年09月14日(木) 陽だまりが恋しい朝

やれ異常気象だ。温暖化などと言い始めてもう何年ぐらいになるんだろう。
確かにだんだん狂い始めているのかもしれないけれど、季節は動く。

東に向いている我が家。
今朝、玄関先で近所の人と話していて「秋」が来たのを実感した。

いつもなら影を探して避けてしまうような陽射しが何だか心地よい。
半袖の腕に感じるお日様の体温がほんわりと優しく温かい。
半歩右足をずらして、より日なたの中へと移動する。
少し前まで凶暴だった朝の陽射しが、不思議だな。

仕事帰り。草むらの駐輪場からは虫の大合唱。橋の上、ペダルを踏む。
静まり返る暗闇も、肌寒い風も、物淋しさも、いっそ心地よい。
自然の中で私も一緒に生きてるぞ、とちょっと思った瞬間。

そういえば昨夜からタオルケットの代わりに布団を出した。
「涼しくなりましたね」 から 「寒いね」 そんな挨拶もあっという間だろうな。


懐も早やサブイです。

落書き絵

…というより、そもそも我が家に「厚い夏」ってあったけ?



Sako