京のいけず日記

もくじ前の日次の日


2006年04月26日(水) 京都ど根性焼き

以前からその名は知っていたけれど。本日、買物に寄った近くのスーパーに…たまたまSALEのPOPがあったので…(主婦は特売に弱い)買ってしまった。

男前とうふの写真男前豆腐店の焼き豆腐 
その名も「京都ど根性焼き」
HPは→こちら おもろいです。

厚揚げの名が「絹厚番長」
何だか「夕やけ番長」みたい。

トシゾウ未年双子座
なんてのはないかなぁ。
(注)星座は新暦から勝手に想像…。



さて。…下ネタではありません。
今朝の新聞の小さなコラムを読んで、何だか妙に哀しかった。

それはクリニックQ&Aという小さな記事で、前立腺の病気を取上げていた。
前立腺がんの前立腺摘出出術に関して。その回答のくだりに…
(略)一般には生殖年齢を超えると(前立腺は)必要とはなりません。
というのがあった。

前立腺しかり、子宮、卵巣しかり…。
あんたにはもう用がないので要らないのよ。 ってことだ。

生殖だけがこの世に生まれた最大の目的ではあるまいが、哀しい響きだ。
人によって生きる理由は違うはず。

だんだんと前立腺、更年期、夫婦ともに心配なお年頃に突入する。
やがては男でもなく、女でもなく、ホルモンが目覚める前へ戻っていく。

子どもはいつか一人歩きを始める。
この先はあまりの人生か…。 そんな風に生きるには長すぎる。

何のために生きているのか?
母に先立たれ、年老いた父がふともらしたことがある。
決して陰鬱ではない。ふと、子どものような表情だった。

朝、昼、晩、ご飯を食べて、寝て、何のために生きているのか。

人生、酒と競馬と…。結婚、子ども…、そんなのは行きがけの駄賃のような父。
気ままな父の思いがけない問いに驚き、笑ってごまかし、強く即答できなかった自分が悲しい。

京都ど根性焼き 

…そんな風に明快で強い人生を歩んでみたい。

豆腐にたとえると…。
ワタシャ、線の細かい絹ごしか… いや、いや、そんなに優雅なもんじゃない。
素朴な木綿… おぼろ豆腐… あぁ。絞りかすのおからだったり…。

豆腐の話から…変な話… (^-^;)


Sako