京のいけず日記

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2006年04月13日(木) 或る日の夫婦の会話

一昨日の晩のこと、何やらテレビを見ていたダンナが、突然言い出した。

「…うちも同じやな。Sako?」

「何が?」   ← 卓袱台の上のパソコンで明日の仕事の準備中。

「夫婦の会話がない」

えっ…。 きゅ、急に何を言い出すんだ。
すわ、離婚の危機か…? ちょっと、この雰囲気、まずいんじゃねえ。

そこで、ここは可愛く視線をウルませて。
「何でそんなこというの?」 とばかりにダンナの顔を見つめると。

「だって、いつもどっちかが寝てるやん。僕が起きてると、Sakoは寝てるし。
Sakoが起きてると、僕は寝てる。やろ?」

だから。 うちは夫婦の会話がない、と冗談ぽく笑っている。

なるほど。そーいや。お互い忙しくて毎日すれ違い。
遅い夕飯のあとはどっちかが布団にも入らず寝てしまう。それも爆睡状態で。
大きな体と鼾の往復。熟年夫婦。色気もへったくれもないのだわ。

落書き絵

…まいど、す、すみません。


もう一つ、本日の夫婦の会話。

風呂上がり。
体に巻きつけた私のバスタオルの裾をひょいと持ち上げて、ダンナ曰く。

「まだないね」

「何が?」

「白髪…」

バ、バカヤロォ!! どこ見てんのよーッ。


…失礼ね。


Sako