京のいけず日記

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2006年04月12日(水) 哀しい現実

土日満開だった桜も、昨日、今日の雨で散ってしまいそうだ…。
いちどきに華やかに咲いて、花の吹雪を降らせて散る…。
そんな潔さはいいけれど…。アスファルトに張り付く無数の花びらを見ていると、後に掃除する人はこりゃ大変だな、…なんて思ったりする。
下が土だと優しく吸収してくれるのにね。


らくがき絵2学期が始まって、毎朝のお弁当作りも再開した。

今朝のこと。冷凍食品のスパゲティの小袋を開けようとして、とうとう指先で蓋のシールをめくることが出来ず、包丁でブスっと刺して開けちまった。

最近、うなぎについた山椒や、インスタントラーメンのスープの小袋が指先で開けられない時がある。

かって祖母や、母や、義母が、台所で小さなハサミを使っていた。
まぁ。上品なこと…。とその時は皮肉に見ていたこともある。

指の感覚が鈍って指先に力が入らない…。
細かな手作業がだんだん苦手になっていく…。(いや、元々細かな作業は苦手だって)

こうやって、少しずつ、みんな歳をとっていくんだなぁ。
私の体や心が、この哀しい現実を優しく受け入れてくれるといいのだけど。



はあああぁぁ。

雨降りかぁ…。今日は午後出勤の、夜10時帰宅。 大根と厚揚げは炊けた。
落ち込んでる暇もない。 今に合わせて、動くだけだ。


Sako