京のいけず日記
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2006年02月06日(月) |
トンボに襲われたのは誰だ |
とあるクイズ番組にて童謡の続きの歌詞を当てましょう、というのがあった。
◎ 問題 ◎ 夕焼け 小焼けの 赤とんぼ〜 ♪ の続きを歌いなさい。
で、正解は「おわれて みたのは いつのひか〜」ですね。 それを見ていた、まる子ちゃんが「おわれてってどういう意味?」と姉に聞いた。
と。 言えば。 赤とんぼ〜の 羽根を取ったら油虫♪ 油虫… って江戸時代から居たんでしょうかね、やっぱし…。
(とんぼの壁紙素材 Evergreen Days)
聞かれた姉も首をひねっている。 どうやら「おわれて」を、ずっと「追われて」と思っていたらしく、歌の意味が分からん、と、私を見た。
追われて見る赤とんぼ…。 あのな。赤とんぼの大群に襲われてみろ。そりゃ、恐いぞ。
これは幼い頃に(ねえや)の背に負われて(おぶわれて)夕焼けを見たなぁ…。 という子守をしてくれた(ねえや)を慕う淋しい歌なのだ。
15で ねえやは 嫁に行き お里の便りも 絶え果てた
と、3番目の歌詞にある。 (ねえや)は、もしかすると姉でなく、雇われた子守女だったのかも。 小さな背に負ぶわれていたのは女の子だったのか。男の子だったのか。
間違っても、姉の嫁ぎ先を慕って、ちゃっかりと転がり込んだ甘えん坊さんじゃなさそうだ。…あ。誰かさんのことですよ。
両親を幼い頃になくした、みそっかすの歳三。 不憫で、可愛くて、ほっとけない弟だったんでしょうね、おのぶさんは。
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立春過ぎて、暦の上では春だというのに、このところの寒さ。 春はまだ先のよう。春を待つ季節、2月、めでたく歳を取りました (T_T) 人生も春を待つ季節ならいいのですが…。
Sako
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