京のいけず日記

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2005年12月18日(日) おもしろき夜着の列や…

雪をかぶった蛙の置物おもしろき夜着の列や今朝の雪
 (誰かさんの豊玉発句集より)


外の世界に出た井の中の蛙。

しんしんと落ちてくる雪の空は、
蛙が井の中から見続けた空の高さのように
同じだろうか。なんてね。
寒そうやねえ。今朝の雪です。




今朝、トイレに立って、洗面所の窓から外を覗いたら、薄く雪が積もっていた。

子どもみたいだ、と苦笑しつつ、素足に下駄をつっかけて外へ出る。

足跡や、タイヤの跡のない、まっさらな白い空間。雑音もない。
寒さを好むわけではないが、凛然とした、底冷えのする京都の冬が好き。


などと無邪気なことを考えているのは私だけのようです。

日本列島を襲う寒波。
地元新聞のコラムでは、名づけて「討ち入り寒波」などと呼ぶそうな…。

今週、金曜日にダンナが北陸の出張から帰ってきたんですが、
前日は積雪で電車が止まったり、遅れたり、足止めをくうところでした。
大雪の地方は毎年大変なんでしょうね。すみません。


そうそう。一行日記に書いた、ダンナから私へのお土産の定番はコレ ↓

マンガ雑誌

…さすがに少年ジャンプは卒業か。


出張中にダンナが出先で買ったマンガ雑誌の類。今回はモーニング他4冊。

安上がり? いえいえ。とんでもない。
荷物が増えるのに捨てもせず、わざわざ持って帰ってくれるんですもん。
とっても嬉しいです。


ほんま。どうにも趣味に合わへんアクセサリよりは、よっぽど…ね。 (^^ゞ



そうえいば。善意の「もらい物、お土産」って、困る時、ありませんか?
(…いや、善意じたいが、時には、やっかいなもんになるんやけどね)

私の場合、一番困るのが、お義母さんからもらう民芸品や、アクセサリ…。

よっぽど、その人の事を分かっていない限り、消えてなくなるものが一番かな。
使えず、おすそ分けもできず、かといって捨てられず…。
モノと化していくだけでは淋しいもん。
他人に「あげる」って行為は難しいですねぇ。

そうそう。今年、我が家にやってきたダンナ宛てのお歳暮なんですが。
小鯛の笹漬け。ハムの詰め合わせ。チーズケーキ詰め合わせ…など。
何故かダンナの嫌いなもの(←なんせ好き嫌いが多い)ばっかり。

私は好き嫌いもないし、お歳暮が来る事じたい、とっても嬉しいんやけど。
せやけど。ダンナの苦手と知ってて送ってくるんなら、ある意味、すごいやん。
まさかね。


Sako