京のいけず日記

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2005年11月23日(水) よけいなお世話

北海道へ旅行中の知人から新巻鮭が届いた。
子ども達とやいのやいのと言いながら、小分け後、さっそく石狩鍋に。


頭と骨ばかりの鮭


先日、とあるスーパーのラーメン屋さんで食事した時のこと。
一見三世代かとも思われる、同じような、ふくよかな体型の女性が3人。
ベビーカーを押して混雑する店へ入ってきた。
祖母と、赤ん坊のお母さんらしい娘さんと、その叔母さんといった雰囲気。

娘さんと、叔母さんらしき二人は、ラーメンを待っている間、座った席が禁煙席だったので、カウンターの空いた席に陣取り、ラーメンを食べている人の隣で、体の向きをテーブル側に変え、おっさんのように煙草をプカプカやり出した。

(うちは実家が煙草屋でしたので煙草は気にならないのですが、態度がね。
 女捨ててる…って感じ (^-^;))

一方テーブル席。ベビーカーの赤ん坊と向き合う形で座った、おばあちゃんらしき人は、食品売り場で買ったと思しき、たこ焼きのようなパックをおもむろに空けて、赤ん坊に食べさすのかと思えば、パクパクとほとんど自分で食べている。

料理が運ばれ、赤ん坊の世話はもっぱら祖母と、叔母さん任せで、食べるのに夢中。そのくせ赤ん坊に向かって、親独特の乱暴な言葉をかける娘さん。

席が近いので嫌でも目にしてしまう。大きな話し声も耳にしてしまう。
ここは公の場だ。

子どもを育てる事は大変だし、余所は余所のこと、余計なお世話だと思うけれど、似たもの女3人に囲まれた、この赤ちゃん、どんな子どもに育つだろう…と、ふと案じてしまった。

健康であれば、ふくよかな体型を悪戯に気にすることはないが。
ブヨブヨ系(…人の事は言えない)のだらしなく見える彼女達の体型を見ながら、体は人を現す。その人の生活が、性格が、時に透けてみえるものだと思う。
こんな風に私も見えているのかな。 もっと緊張感を持とうと思ったしだい。 


Sako