京のいけず日記

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2005年11月14日(月) 京都は何やら騒がしいぞ

疲れた…。月曜日からこれだもん。土日が仕事だったので休んだ気がしない。
年々、体力はなくなるばかりだ。みっともないが。…でも、まだやれるぞ。うん。


ファイトー! いっぱぁぁつっ!

行き絶え絶え < BU...!


米大統領が入洛とあって、京都市内、検問があったりして何やら物々しい。
「金閣寺のとこなぁ。盾持った警官やらで、すごい事になってるで」
と長女が帰ってきた。まる子ちゃんもヘリコプターが飛んでいたと報告する。

私も朝の通勤時、御所に近い通りで、検問に立つ静岡県警の車両を見た。
全国から警察官が動員、配備されているのかな。

朝、相方の大阪人も、
「おはよう」の代わりに「そこ検問やってたで…」と部屋に入ってきた。

「ブッシュさんが来るんやて。御所」
「静岡の車も来てたやんな」
「そやろ。警官多いしなぁ。道も混雑しそう」

物々しい警官達がたくさん立っている光景は、近寄りがたく、恐い。
一人一人違うのに、同じ制服と、制帽を被った警官は、みんな同じ人のようにも見える。悪いことなどしていないのに、何だかドキドキして遠巻きに見てしまう。市民の協力というより野次馬だ。

…遠い昔、将軍が京にやったきた日。口さがない京雀もこうだったのかな。
と、ふと思った。

千年のいけず? …さぞかし(彼ら)は居心地悪かっただろうなぁ… ^_^;

理や、権威や、天下のことより、大事なのは自分達の変わらぬ暮らしぶり。
勝手だが、良いも悪いも庶民のしぶとさだ。

6時前、仕事が終わって、とあるビルから出てくると、暗い中、派手にまだ検問をしていた。ピリピリと緊張した空気が走る。えらい人が、無事、帰らはるまではしょうがないか。警察官の皆さま、ほんにお疲れさまです。



・・・通勤文庫、更新しました。


Sako