京のいけず日記

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2004年09月07日(火) 為三郎くんの絵日記

今朝方、また地震がありました。
震度3。昨日より揺れた時間も短いです。

そして、あいつぐ台風。
さきほど、京都市内も暴風警報が発令され、まる子ちゃん(小6)と、お姉ちゃん(中3)が、嬉々として学校から帰ってきました。

「やったー。午後から休みだー」
おいおい、勘違いしてはいけない。自宅待機です、まる子ちゃん。

被害に見舞われた地域の人には申し訳ないのですが、
警報発令は子どもたちにとっては日常でない特別な日のようです。
これも被害にあった経験がないからこそ。

勝手なものです。ですが、私も子どもたちを叱れるほど経験も
心底思いやれる想像力もありません。
せいぜい、子どもの頃、停電で、ローソクで一晩明かしたことや、
玄関に板を打ち付けたことぐらい…。

殺伐たる陰惨な事件。自然の猛威。
思いやる心、人格、想像力の欠如。懲悪の欠落、言うのは容易いけれど。
この頃、神経が、どんどん鈍感になってきてる気がして怖いです。
私も。大人も。子どもも。

結局、自分が痛い目に合わないと分からないものかな。
そのうちバチがあたるかな。


●為三郎の絵日記●

○月×日 近藤センセが留守の時に、
いつもムッツリしている土方さんが、離れで女の人と会っていた。

日記の書き直しを命じられている為三郎くん

35話で近藤さんに日記を見せていた為三郎くん。
子どもの目に映った大人達は、どんな風に見えたのかなぁ。
魔法のランプがあっても、恋人になりたいなどとは思わないが、
ずっとそばにいて歳三さんを見ていたい…。

役者のような男で、目はぱっちりとして引締まった顔でした。
むっつりして、余り物を言いません。
八木為三郎:出


Sako