「新選組!」放映少し前に地震がありました。京都南部は震度4。ゆらゆら、ゆっくりの横揺れ。物は落ちてきませんでしたが、天井の電灯が長いこと揺れてました。8時。大河の画面が日本地図に占領される。と思っていたら、しばらくして、画面領域が上側と右側がカットされ縮小に。さらに、その縮小画面に、地震情報が画面左下方よりクロールイン…。あまりのことに、なぜか笑ってしまった、我が家。ところが、その後、お風呂の湯船に浸かってる時に、2度目の地震発生。最初は湯あたりして、私が揺れているのかと思いました。地震、今のところ、たいした被害がなくて良かったです。あいつぐ大型台風、露学校人質惨殺事件…。すぐにあきらめる、運命論者的なダンナは、世も終わりとひとくさり…。なんでやねん。終わってたまるか。な、歳三さん。すわ。喧嘩か。むんずと組み合う近藤局長 × 土方副長(お、おい、トシ。こんな猿芝居が本当に必要なのか!?)(あぁ。俺に恋慕してる不埒な隊士をあきらめさせるためだ…)(そ、そうか。くっ…組のためなんだな)(も、もちろん…さ♪♪♪)元治元年(1864) 近藤センセ、局中の男色流行を手紙で嘆く。…す、すいません。------ ● 新選組!第34回目の妄想的感想 「寺田屋大騒動」● ------演出:山本敏彦冒頭、亡くなったはずの山南さんの登場にドキリ。しんみりした回想シーンが続くのかと思いきや…。近藤勇に、坂本竜馬に、桂小五郎、本妻さんとお妾さん…。いやー。まさに文字通り大騒動でした(笑)笑いが計算しつくされている感じで、隙なく面白かったです。それだけに、2回目はもういいかな、って感じ。流れ、ノリで見せる笑い…。すごくマンガ的だな、と思った。そやからどやねん、ってことはないんやけど。さておき。今回はアップされた表情がそれぞれケッサクでした。一番最初は、慌てふためく、中村平助さんの顔。この人、お芝居すごくうまいと思う。どんな死に際になるんだろうか…。今からドキドキします。オダギリ一さんも、「おれのせいだ」って。この間のスタジオパークで、三谷さんが「ちょっとやり過ぎ」と言ったところですね。もう、背中丸めて、羽織のひもをひねくりまわす拗ねぶりが可愛いいの、なんのって…、可愛い。この斉藤さん、怪しすぎるー(って何回書いてるだろう…)ただ5両の借金の話は。毎回、かかさず、一度ならず、二度三度見てますが。伏線がうまいっ!と、感心するより、ああ、そんなことありましたっけね、という感じもしましたが…。そして。つねさんを発見した時のドアップの源さんの顔。もう、マンガ!お光さんに、近藤さんのお妾さんのことをチクル、石黒桂さん。意地悪ぶりが顔に表れていて、いいわぁ。あの笑い方…。最後は、とどめ。山本歳三さんの色っぽい流し目にドキというか、笑ってしまった。お西さんでは、土方の子どもぽさが随所に出てるって感じで、はらはらしてるお寺さんと、谷原伊東さんの目線が面白かった。で。ドタバタの締めは「みな、それなりにありがとぉ!」あの場面。んー。香取勇さんだからこそ、言えるセリフですね。つねさんは、相変わらずいい奥さんでした。アンパンマンお登勢さんも、私、結構、好きです。ラヂオの時間の千本のっこ、もう一回見たいなぁ。借りてこ。そして、山南さん…。「託す」という手紙、それが近藤さんや、ましてや土方ではなくて、竜馬あて、なのが哀しかった。理想とする志と、捨てきれない情と…。折り合いをつけることができなくなって、結局…。自ら死ぬことで、始末をつけるしかなかったんですね。今日の35話では壬生を後にするシーンで回想シーンが次々と出てきましたが、ラストシーンもこんな感じになるんでしょうか…。センチにならず、長まわしにならず、鮮やかにパッと散ってください、ご両人。読後キレのいいの小説のように、それもいいな、と思った次第です。