京のいけず日記

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2004年05月09日(日) 親孝行したい時に親はなし



 
母であり、むすめ。 これが、今、わたしが居るところです。

数日前から、プレゼントは何が欲しいかと、子ども達が聞いていた。

「ん、じゃあねえ。チョコレート。あ、板チョコでいいわ」

お手伝い券をもらったって、あんた達のは見事に不良債権やもんね。
母の日ギフトを買って頂けるほど、お小遣いもあげていないし。

「一日36時間の時計でもええわ!」

「お母ァさん。現実逃避はあかんで」 中3の長女は中々にスルドイ。


そして、今日、母の日。約束通りチョコをもらった。

「お?」

板チョコだけやとあんまりやし、と、渡してくれたのは、

○永のカレ・ド・ショコラ と、明○の昔からある板チョコ。
それも何の包装もなし。そのまんま。

包装ぐらいカワイク演出したらどやねん。
おまけに箱を開けたとたん、美味しそう、と、方々から手が伸びる。

昨年はまだ手作りのカードが添えてあったが。

お母さん、いつもありがとう

ウルウルしそうな言葉もなく終わった、今年の我が家の母の日。

いえいえ。こちらこそ。
夕飯の用意までしてくれて、ありがとう。

で。…散らかった流しは、誰が片付けるねん。そこまでやってくれ〜。



水羊羹を少し食べた。
明日は帰宅のめどについて医師の診察がある。どうなるか。


Sako