京のいけず日記

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2004年01月08日(木) 明石家(でした)さんまも奈良県♪

何年かぶりで、お正月、奈良へ行った。
観光化された京都より、ゆったりと時間が流れてる、とっても素敵な所。
自分達の土地や文化を本当に大切にしてるんやなぁと思う。

だいたい京都っ子は住んでいるだけで、鼻だかになったり、
まわりの人も「おお、京都か」ってな感じで持ち上げたりするんやけど、
そのうち誰も来なくなっちゃうんやないかなぁ。

奈良の人って、いちびりなお国自慢もせずに、ほんに奥ゆかしい。
それとも何か理由が??
エリアごとに日記読んでったら面白いやろね。

奈良、興福寺にある阿修羅像
奈良時代の作で三面六臂の仏像 好きな仏像の一つ

← 正面のお顔こんな感じ おひげが生えてるんダ 図録を買ってはじめて知った。それまで影か、汚れで、黒光りしてるのかと…(汗)

阿修羅はもとはインド神話に出てくる神。怒りや争い、戦いなどが好きな鬼神で、仏教では守護神に。興福寺の阿修羅像は、その名に似合わず、姿、顔立ちは、ほっそりと優しく少年のような姿。

実は、ちょっとふっくらだけど、何となく似てるんです。誰にって?そりゃ、歳三さんですよぉ。鬼神だし。
特に左側のお顔なんか…、うふっ。


近藤さんの仏像も見つけたよ。
こちらは、「木造天燈鬼」と「龍燈鬼立像」

躍動感あふれる鎌倉時代の作で、お顔が恐いんだけど、
どこか愛嬌があって、そして力強い。

四天王立像も、これは新八、こっちは左之助なんて、
新選組の隊士にあてはめて見てみると、けっこう、ウケたりする。

仏像同士でセリフを言わせてみる(↓)すでに妄想モード。

阿修羅歳三 「近藤さん、そんなもの(燈篭)を持ってどこへ行くんですか?」

天燈鬼 勇 「いやぁ、頭の上に載るかと思ての」(例のゲンコツのノリで)

龍燈鬼 勇 「ほら、見ろ、歳っ!載ったぞ」と龍燈鬼にヘンシーン!ントコショ。

阿修羅歳三 「いやぁ…お見事…ですな」バンザイをする阿修羅像。

と、こういう絵が頭の中で踊ってる。落書きでお見せできないのが残念です。

(さぞかし、まわりの人にはブキミだったに違いない)

仁王さんが近藤さんのイメージで、観音さまが歳三さん♪
剛の近藤、柔の土方…。案外、中身は逆だったかも。

今日から仕事です。クスン。



Sako