京のいけず日記

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2004年01月04日(日) 京都の雑煮 VS 奈良の雑煮

元旦の朝の雑煮は白味噌仕立て。
白味噌に丸もち、頭芋、金時人参、大根入り。

毎年、子ども達には不評やけど、
やっぱり、元旦の朝(ぐらい)は白味噌でなくちゃ!

お餅の一番好きな食べ方。
焼いたお餅に、お醤油をつけて、二度焼きして、焦がして、
熱いお茶をかけて食べるん。美味しいよ。
おすましに焼餅、小松菜をいれたんも大好き♪

桜の花を見上げる歳三さんの顔やけど、変野々宮神社でひいたおみくじ。
縁起よく大吉でした。

さびしさに…は、
そこに添えてあった歌。

歳三さんが梅なら、近藤さんのイメージは桜。桜の散り際って、やはり、悲しくなるほど、潔い。

ちょっと軍歌を思い出して、フクザツやけど。国のために散るとか、そういう感覚が今は分からない。

新選組が生きた時代、戦争に狩り出された時代。そして、今の時代。

何がどう違って、一緒なんだろ。
何で彼らは死んでいけたんだろう。

で、雑煮の話。
3日の日、奈良のとあるホテルに泊まったんやけど、

なんでまた奈良かというと阿修羅王…やなくて
阿修羅像、に会いたかったん(…この頃、ボケまくりやんね)
奈良の話はまた今度〜。

で、次の日の朝に出てきたお雑煮なんやけど、
普通の味噌仕立てで、焼餅や金時人参、ごぼう、雑煮大根が入ってた。
んで、そこの仲居さんが言うことにゃ、

お雑煮のお餅、きなこに、まぶして食べてね。

へっ!?雑煮の餅に、き・な・こ?
ほんまかいな?…誰か、奈良の人、これ読んでへんかなぁ?

所変われば、品変わる。
うちは京都同士やから、食べもんのことであんまり喧嘩はせえへんけど、

結構、夫婦のもめる原因のもと。
子どもぽいけど、食べる、って、やっぱ基本やし、
とっても大事なことやから、けっこう譲れへんかったりして。

ここで、もしダンナがお袋の味を言葉に出してきようものなら
ますます火がついたりするねんな。

白味噌なんて、こんな甘たるい雑煮が喰えるか!

そんなこと、もし言わはったら(言いそうやな)
そら、なんぼ歳三さんでも、許しまへんえ。

 うにゃにゃ。許します、はい。


Sako