京のいけず日記
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京都地方、連休最終日の今日は雨。今も雨が降ってます。
何となく原田左之助ってどんな人? と思って、描きはじめたけど、イメージがつながらない。
結構、美男子。得手は槍。中間くずれで、お腹に腹きりのあと。彰義隊で死んだ。いや、チンギスハンか?まさかなぁ。
あんまり詳しくないけれど、 何となく、歳三さんが、この人の明るさ、 豪胆さ、単純さ、その性格、人柄に、案外、 救われてたんじゃないかなぁ、と勝手に…。
だから好きだよ、左之!
久々に駅前でビラ配りをした。 行き交う人の視線が、これまた冷たい。
分かるよな。私だって怪しげなビラなどもらいたくない。 何か怪しげで、勧誘されそうで、迷惑で。 眉をひそめ足早に去ってしまう。
ぺしゃんとなってる暇はないから、がんばるわ。 てなことで、昨日は仕事の合間、2時間ほど駅前に立っていた。
これからは、もうらうだけは、もらってあげようとか、 断る時は、せいぜいニコヤカに断ろう、とか、その時は思うのだ。
昔、銀行員だった頃、全員外交(今もあるのかな)で 一軒、一軒、ローラー作戦、家を回ってお願いにいった。 いわゆるボーナスはぜひ当銀行に…ってヤツ。
インターホーンを通しての断りなら上等。 まず出てくれない。出てくれたと思ったら、 チェーンを掛けたドアの隙間からこちらを睨んでいる。 用件も聞かずに分厚いドアが鼻先で音を立てて閉まる。 うら若い乙女…だった筈だから…悲しかった。
今はその気持ちがよく分かる。 まず、うるさい。うっとおし。胡散臭い。怖い。押し売りはごめんだ。 (とりわけ弱い年寄りを狙う悪徳セールス、詐欺は絶対許せない)
忙しい時に限って、 よく掛かってくる多種多様のセールス電話。 一瞬、知っている人かと思う馴れ馴れしい声。
「○○ちゃんの"おかあさま"でいらっしゃいますか?」
バカ丁寧さに余計に腹が立つ。 厚化粧のオバサンの声に、お愛想みえみえの脆弱青年。 マニュアル通りはロボット声のお姉さん。 ムカムカムカ…っ。
ブチ切れる前にふと思う。 電話の向うに、時給800円のパートのオバチャンがいる。 ノルマに追われたバイト学生がいる。 ノル気はないが、せめて穏やかに断ろうと思う。 (穏やかなうちに終わらせてくれないが)
最近、常に、そんなふうに思ってしまう自分が何だか重たい。
多くはないが様々な仕事をしてきた。 いろいろな人と知り合って関わってきた。 それなりに人の気持ちも、 親の気持ちも分かるようになってきた。
相手を思いやる。それはとっても大切なことだ。
そうして、分別がつき、丸くなる。 何も表現しなければ突き刺さるものはなく、 互いに傷つけない、波風立たず、万事、大人におさまる。
あっちにも、こっちにも気を使い、身動きできない。 自分のキモチはどこに置き去りにされていくんだろうか。
人に迷惑をかけない生き方ってあるんだろうか…。 時には確信犯を決め込む。
いや、やっぱり良くないか。
うーん。何がいいたいのん。ワケワカラン。寝よ。お休みなさい。
Sako
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