井口健二のOn the Production
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2009年09月27日(日) ASSAULT GIRLS、ホワイトアウト、ゼロ年代全景+製作ニュース

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※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを紹介しています。     ※
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『ASSAULT GIRLS』
2008年5月に紹介した『スカイ・クロラ』押井守監督による
2001年『アヴァロン』以来となる長編実写作品。『アヴァロ
ン』と同じく仮想現実のゲーム世界を描く。因に本作の舞台
となるゲーム世界はAvalon(f)と名付けられている。
また、本作に先行して押井監督は、2007年10月紹介の『女立
喰師列伝』で「ASSAULT GIRL」、2008年11月紹介の『斬』で
は「ASSAULT GIRL 2」という作品を発表しており、本作はそ
の集大成となるもののようだ。
物語の舞台は荒野を模した仮想空間。その荒野には砂地を潜
行する巨大モンスター=スナクジラがいて、プレイヤーたち
はそのモンスターを倒すことによって現実世界でも通用する
賞金が得られるものだ。
その荒野に4人のプレイヤーが挑んでいた。グレイ、ルシフ
ァ、カーネル、そしてイェーガーと名告る彼らは、それぞれ
が独自の戦法や装備で次々にモンスターを倒していたが、そ
のステージ最大のモンスター“マダラ”を倒すことができな
い。
その“マダラ”を倒せば、プレイヤーは巨額の賞金を手にす
ると同時に、さらなる高みのステージへと進むことができる
のだ。そしてゲーム全体を監視するゲームマスターからは、
彼らにチームを組むことが提案されるが…

このプレイヤーたちを、2007年作の佐伯日菜子、2008年作の
菊池凛子、そして新たに黒木メイサ、さらに押井作品には常
連の藤木義勝が演じ、特に女優3人は体形にピッタリのボデ
ィスーツに身を包み、召還獣や戦闘機、また自らの翼などを
駆って闘いを繰り広げる。
『アヴァロン』の時は現実世界のとの繋がりがいろいろあっ
て、その辺で多少の混乱が見られたが、今回はそのような部
分は一切なし。まあ台詞ではちょっとあったりはするが、ま
ず純粋にゲーム世界での物語が構築されている。
押井監督自身は、最終的には『LOTR』のような壮大な異
世界ファンタシーを撮りたいとのことで、本作はその準備の
一環でもあるようだ。そして本作をクリアできれば、映画製
作も次のステージに進めるというところかも知れない。
描かれているゲーム自体には、今年4月12日付で報告してい
る『ワンダと巨象』に似たような印象も受けたが、計画され
ている同作の映画化が公開されたら、それとの比較もしてみ
たいものだ。

『ホワイトアウト』“Whiteout”
南極点に建つアムンゼン・スコット基地を舞台に、極限状況
の地で起きた殺人事件の顛末を、『アンダーワールド』など
のケイト・ベッキンセール主演で描いた作品。
主人公は米国所管の基地に派遣されている女性保安官(US
マーシャル)。彼女はとあるトラウマからその厳しい任地に
赴いていたが、その任務は泥酔者の処理など平凡でつまらな
いものばかり、しかしその任期も終盤に近づいていた。
そんな現地では暴風の襲来が予報され、帰国の最終便が繰り
上げられることになる。ところがそこに遺体発見の報告が届
き、帰国の準備も片手間に現場に向かった彼女は、それが殺
人事件の被害者であることを確認する。
果たして彼女は事件を解決して帰国便に乗り込むことができ
るのか。さらに事件の報告を受けて基地司令からは基地の全
員に対する退去命令が下され、それは乗り遅れた場合には孤
独な越冬を強いられることを意味していた。
原作はOni Pressという出版社から刊行されたグラフィック
ノヴェルとのことで、お話自体はかなり荒っぽいが、見た目
のハラハラドキドキ感はかなり見事に描かれている作品だ。
特に極限状態の南極の恐ろしさはかなり強烈なものだった。
何しろ手袋を忘れたら手を失い、防寒具なしでは数分で死に
至るという極限状態でのアクションドラマ。しかも撮影は、
さすがに南極点の現地ロケではないものの、カナダのマニト
バ州ギムリという南極と負けず劣らずの極寒の地にセットを
建設して行われている。
共演は、2008年『キャデラック・レコード』のコロンバス・
ショート、2003年『リクルート』のガブリエル・マクト、そ
して1979年『エイリアン』のトム・スケリット。1癖も2癖
もある顔ぶれが賑やかだ。
製作は、『マトリックス』などのジョール・シルヴァ。彼自
身が設立したダーク・キャッスルの作品だが、元々はホラー
専門で設立されたプロダクションは、最近ではいろいろな分
野のアクション映画に守備範囲を広げているようだ。
監督は、そのシルヴァとは2001年『ソードフィッシュ』でも
組んでいるドミニク・セナ。ミュージックヴィデオやコマー
シャルでの評価も高い監督が今回もスタイリッシュなアクシ
ョンを展開している。
物語は、ほとんどの手の内は晒された状態で進むので先を読
む必要もあまり無く、その時々のアクションを重視したもの
になっている。極めて判りやすい作品と言えそうだ。

『ゼロ年代全景』
今年2009年は、後世ゼロ年代と呼ぶときの最後の年になると
いうことで、そのゼロ年代をいろいろな角度から描いた3本
の中編がまとめて公開される。
「茜さす部屋」
30歳を迎えようとしている女性の物語。同棲している男性は
作家志望のプーで、生活は彼女が派遣の仕事で得ている賃金
に頼っている。そんな女性を取り巻く環境がいろいろと綴ら
れて行く。そして彼女は、子供を授かることで生活が変えら
れると思いつくが…
「FROG」
異常気象で雨が降らなくなってしまった世界。そこには雨乞
いを主張する奇妙な宗教が登場し、人々の生活も狂い始めて
いる。そんな世界が、発表目的の無い写真家や海に塩を撒き
続ける男、その男を支える女性、リサイクル業者の男性など
を通じて描かれて行く。
「ブーケガルニ」
1本のスクープ記事が生み出した出来事、それはそこに関わ
った人々の生活を根底から突き崩し、またその記事を書いた
記者の人生も変えてしまった。それから3年が経ち、主人公
の新米記者はその事実関係を検証しようとするが…
披露試写会でのそれぞれの監督の挨拶によると、それぞれは
独立して製作された作品で、製作時にはゼロ年代を描くとい
う意識はあまり無かったようだ。しかし今回3本を通して観
ると、確かにここにはゼロ年代が描かれている…そんな気に
もなる作品群だった。
ゼロ年代と言われても、僕のような年になると、ただ普通に
過ぎてしまった10年間でしかないが、その時期に多感な時を
過ごした人たちにはそうではないのだろう。そしてこの3本
は、ちょうどその時代に20代前半を過ごした人たちの手で作
られている。
取り上げられている事象は、女性の幸せから社会問題までと
さまざまで、それぞれは時代に関わらないものかも知れない
が、ゼロ年代というフィルターによって何か違うものが観え
てきているような部分もあり、興味深い作品だった。
なお、3本は中編として完成されているが、「茜さす部屋」
はもっとコメディに、「FROG」はもっとアヴァンギャル
ドに、「ブーケガルニ」はもっと個々の人物の心理を掘り下
げれば、それぞれが1本立ての長編作品になるようにも思え
た。
        *         *
 ここのところ紹介する映画が多くて製作ニュースをあまり
書けなかったが、今回は連休も絡んで試写が少なかったので
少しまとめて紹介しておこう。
 まずは続報で、8月9日付でも紹介している“The Green
Hornet”の敵役となるLAマフィアのボスに、“Inglorius
Basterds”でナチ将校を演じてカンヌ映画祭の男優賞を獲得
したオーストリア人俳優クリストフ・ワルツの出演が発表さ
れた。この配役は当初ニコラス・ケイジにもオファーされて
いたものだが、条件面での折り合いが着かなかったようで、
事前にキャンセルが発表されていた。
 従ってワルツはその代役ということになるが、カンヌの受
賞を引っ提げての登板なら誰にも文句は言わせないだろう。
一方、主人公の恋人役を演じるキャメロン・ディアスは契約
されたようで、ミシェル・ゴンドリー監督の許、セス・ロー
ゲン、ジェイ・チョウらと共に新シリーズの開幕を目指す製
作がスタートされそうだ。
 なお、本作の全米での公開日は当初予定された来年夏から
下がって2010年12月10日になったようだが、この同じ日には
ディズニーから1982年作の続編と言われる“Tron Legacy”
の公開も予定されており、週末トップの座を巡る争いは熾烈
になりそうだ。
        *         *
 続いては続編の話題をいくつか。
 まずは、2008年に公開されて全世界で6億ドル越えの興行
を達成したウィル・スミス、シャーリズ・セロン共演のスー
パーヒーロー・コメディ『ハンコック』(Hancock)の続編
が計画されている。
 この情報は、前作を監督したピーター・バーグがトロント
映画祭の席で発言したものだが、それによると、「スミス、
セロン、それにPRマンを演じたジェイスン・ベイツマンの
再共演はある」とのことだ。また脚本は『24』などを手掛け
るアダム・フィエロと、フィエロ製作の人気シリーズ“The
Shield”などのグレン・マザラが執筆中。物語は厳秘とのこ
とだが、どうやらハンコックがスーパーパワーを失っている
状態から始まるようだ。
 ただし現状では脚本は未完成で、このため監督の発言とは
裏腹に主演者たちとの出演契約も結ばれていない。従って、
製作会社のソニー/コロムビアからも公開予定などの情報は
流されていないが、上記の大ヒットなら出演交渉が大変でも
やらざるを得ないというのがハリウッドの観測のようだ。
        *         *
 お次もコロムビアからで、2007年の公開で1億ドル越えの
興行を記録したニコラス・ケイジ主演『ゴーストライダー』
(Ghost Rider)の続編の脚本を、1998年に始まった『ブレ
イド』シリーズなどのデイヴィッド・ゴイヤーに依頼してい
ることが発表された。
 因に、ゴイヤーは前作にも関わっていたが、その肩書きは
製作総指揮で、脚本は監督を務めたマーク・スティーヴン・
ジョンスンが担当していた。その際にゴイヤーが脚本に口を
挟んだか否かは明らかではないが、続編ではそれが正式に依
頼されているものだ。それに前作では、地獄の使者との闘い
など設定を語るのが精一杯で、本来の物語やアクションには
物足りない感じもしたが、ゴイヤーがその辺をどのように修
正してくるかも楽しみだ。
 ただしこの計画は、まだ本当に初期段階で今後の製作スケ
ジュールも全く公表されていない。とは言うものの、実は本
作はマーヴェル・コミックスを原作としているもので、9月
6日付で紹介したディズニーによる同社の買収により、もし
かすると映画化権が回収される恐れもあるとのこと。それを
回避するためには、映画会社側は継続的に続編の計画を打ち
出す必要があるとのことで、今後はマーヴェル案件を抱える
他の各社にもこの動きは波及しそうだとのことだ。
 ディズニー/マーヴェルからも新作は登場するだろうし、
この動きが波及すると、ここ数年はマーヴェルヒーローの活
躍がさらに頻繁になることは間違いない。
 と言うことでそのマーヴェルヒーローの活躍では、2010年
には“Iron Man 2”などが予定されているが、さらに2011年
になると、まず先に報告した“Spider-Man 4”の全米公開が
5月6日に決定したのに続いて“Thor”が6月17日、“The
First Avenger: Captain America”が7月22日の公開とされ
ており、丁度1カ月と1週間おきの連打を浴びせる計画。こ
の他にも『X−メン』のスピンオフなどもあり、正に大攻勢
という感じになりそうだ。
 キャラクターなど権利の王国とも言われるアメリカだが、
1社の権利でこれだけ動くのは、ハリウッドの100年を越え
る歴史の中でも希有なことと言えるだろう。
        *         *
 ところで上記“Iron Man 2”の全米公開は、来年5月7日
に予定されているものだが、同作を手掛けるジョン・ファヴ
ロー監督と主演ロバート・ダウニーJr.が、2007年7月1日
付第135回で報告したドリームワークスとユニヴァーサルに
よるコミックスの映画化“Cowboys and Aliens”にも興味を
示していることが報告された。
 この計画は、今回Varietyの報道によると、大元は1997年
にユニヴァーサルとドリームワークスで立上げられ、その後
2002年の頃にはコロムビアとエスケープアーチスツが映画化
権を獲得、しかし2007年にその権利が失効して、第135回で
報告したように再度ドリームワークスとユニヴァーサルが権
利を掌握していたものだ。ただし当時のドリームワークスは
パラマウントの傘下にあったので、今回の計画でも米国内の
配給権はパラマウントが得ているようだ。
 という計画になるが、今回の製作にはユニヴァーサル傘下
のイマジン・エンターテインメントからブライアン・グレイ
ザーとロン・ハワードが名を連ねており、ドリームワークス
のスティーヴン・スピルバーグと豪華なタッグを組むことに
もなっている。
 その計画にファブロー/ダウニーが参加するものだが、ダ
ウニーには昨年夏に主演の打診があり、その線からファブロ
ーにも話が進められたようだ。ただしファブロー/ダウニー
にはすでに“Iron Man 3”の計画が提示されており、そのス
ケジュール調整が必要になるが、実は“Iron Man 3”もアメ
リカ配給はパラマウントが行っているもので、その辺の調整
は簡単に行えることになりそうだ。
 脚本は、“Star Trek 2”にも起用が決まっているアレッ
クス・カーツマン、ロベルト・オッチ、それに人気シリーズ
“Lost”も手掛けるデイモノ・リンドレフがすでに再稿まで
仕上げており、動き出せば実現は早そうだ。
 因にダウニーJr.には、ワーナーから12月に全米公開され
る“Sherlock Holmes”の続編の計画も早くも報道されてお
り、『アイアンマン』公開時の来日記者会見で「初めて脚光
を浴びた」と嬉しそうに語っていた俳優はますます忙しくな
りそうだ。
       *         *
 さらにシリーズの情報も紹介しておこう。
 その1つ目は、昨年6月1日付第160回で報告したサミッ
ト・エンターテインメントが“Highlander”の権利を獲得し
た件の続報で、その映画化を担当する製作者と監督に、今春
公開された『ワイルド・スピードMAX』を手掛けたニール
・H・モリッツとジャスティン・リンの起用が発表された。
 オリジナルは、1986年にラッセル・マルケイ監督、クリス
トファー・ランバート、ショーン・コネリー共演でスタート
したファンタシー・シリーズで、過去から現在、そして未来
にも続く不死者たちの闘いが描かれていた。そのリメイク権
をサミットが獲得し、すでに脚本を『アイアンマン』のアー
ト・マルカムとマット・ホロウェイが契約したことも発表さ
れていた。
 その計画にさらに製作者と監督が決まったものだが、製作
者のモリッツといえば、『トリプルX』のシリーズを始め、
『スティルス』や『アイ・アム・レジェンド』など、大作の
SFアクションを大量に手掛けている人物でもあり、その参
加は新たなファンタシー・シリーズを展開する上でも重要な
ポイントになりそうだ。なお製作者には、オリジナルを手掛
けたピーター・デイヴィスも名を連ねている。
 製作状況は、現在は脚本の執筆中とのことで、それが完成
したらキャスティングなどの製作がスタートされることにな
るものだ。
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 シリーズの話題の2つ目は、昨年5月15日付の第159回で
記者会見の報告として紹介したシルヴェスター・スタローン
主演『ランボー』の第5作が本当に動き出した。
 その内容は、第159回の報告で述べた通りの合衆国−メキ
シコ国境における麻薬組織が関与した若い女性の拉致事件を
追うものになるようだが、実はこの作品の報道の中で一部に
かなりファンタスティックな展開もありそうだとの情報が流
されている。
 その情報を流しているのはAin't It Cool Newsというファ
ンタシー系の映画サイトで、それによると第5作でジョン・
ランボーが戦う相手は知能を持った凶悪な獣。今までの敵も
生身の人間という状況とは少し変わったものになるようだ。
そしてその物語の構築用に、スタローンはジェイムズ・バイ
ロン・ハギンズ原作のモンスター小説“Hunter”(邦訳題:
極北のハンター)の権利を獲得したとの情報もあるとしてい
る。
 さらにその題名は“Rambo V: The Savage Hunt”となって
いるもので、先日のトロント映画祭で公表されたポスターで
は、確かにランボーの背後に凶悪そうな獣がいるという図柄
も紹介されていた。この図柄からだと、1987年にアーノルド
・シュワルツェネッガー主演で映画化された『プレデター』
を思い出すという意見もあるようだが、さてどうなるのだろ
うか。
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 今回の製作ニュースでは、前半でマーヴェルコミックスの
情報をいくつか紹介したが、対抗するDCコミックスにも新
たな動きが出ている。
 元々DCは映画会社のワーナーと兄弟会社の関係にあり、
『バットマン』『スーパーマン』などもワーナーで映画化さ
れてきたが、さらにこの度のマーヴェル/ディズニーの動き
を受けて、ワーナーから『ハリー・ポッター』シリーズなど
を手掛けたダイアン・ネルスンが投入され、映画製作に梃入
れが図られるとのことだ。
 実際、DC/ワーナーでは2008年『ダーク・ナイト』は大
成功を納めたものの、2006年『スーパーマン・リターンズ』
の続編は頓挫しているなど、本来ならマーヴェルに勝るキャ
ラクターの宝庫が充分に活用できていない状況で、その見直
しとさらには新たなキャラクターの発掘も目指してのネルス
ンの投入となったようだ。『ハリー・ポッター』を大成功に
導いた手腕に期待したい。
 と言う状況だが、実はこの動きにはとばっちりを受ける作
品も出てきてしまったもので、今年2月1日付第176回で紹
介した玩具メーカー・マテル社のキャラクターを映画化する
“He-Man: Masters of the Universe”の計画がキャンセル
されてしまった。
 これは、DCの集中しようとする本社の意向にワーナーと
専属契約を結ぶ製作者のジョール・シルヴァが従ったものだ
が、同様のスーパーヒーローの乱立は避けたいという考えな
のだろう。しかし、『カンフー・パンダ』などのジョン・ス
ティーヴンスン監督はそれには縛られないようで、マテル社
と監督は新たな製作会社を求めて、めでたくコロムビアで製
作されることも発表された。また製作プロダクションには、
『サブウェイ123』などを手掛けるエスケープ・アーチス
ツの参加も発表されて、万全の体制が敷けたようだ。
 ディズニーによるマーヴェルの買収は4億ドルと言う巨額
なものだったが、その影響も計り知れなく大きなものになり
そうだ。


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井口健二