2009年07月19日(日) |
恐竜ランド、ホースメン、女の子ものがたり、孫文、南の国のフリムン、Elic Clapton & Jeff Beck Live、白日夢+製作ニュース |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※ ※僕が気に入った作品のみを紹介しています。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『マーシャル博士の恐竜ランド』“Land of the Lost” アメリカでは1974年から3年間に亙って放送されたお子様向 け30分SF冒険シリーズからの映画化。 僕はオリジナルのシリーズは観ていないが、2005年5月15日 付のサイトの記事でも紹介したように、当時の番組を手掛け 今回の製作も務めるクロフト兄弟は典型的な子供番組の製作 者。当時の番組脚本家に錚々たるメムバーが並んではいるも のの、同兄弟の別の作品などから想像するとあまり大掛かり な作品だったとは思えない。 そんなオリジナルから今回は、2004年『レモニー・スニケッ トの世にも不幸せな物語』のブラッド・シルバーリングの監 督、2006年『主人公は僕だった』のウィル・フェレルの主演 で映画化が行われた。 物語は、タキオン理論により時空を超越する装置が作れると 主張したものの、学会からは無視された科学者が主人公。彼 はその装置を完成し、彼の理論が正しいことを証明したいと 息巻く女性と共に実験を行う。そして2人は、実験に巻き込 まれた男性と共にパラレルワールドに到達するが… 何とも安易な発端の設定だし、そこから後のお話の展開もあ まりSF的とは言えないものに終始する。とは言え元々がお 子様番組の映画化、そういう気分で観ればこれも有りという 感じの作品だ。 ただし主演のフェレルは、2007年10月に紹介した『俺たちフ ィギュアスケーター』や昨年6月紹介の『俺たちダンクシュ ーター』の主演でもあり、そのアクの強さは相当と言える俳 優。そのアクの強さがこの作品にも随所に現れている。 したがって、そんなフェレルの演技を気楽に楽しめれば本作 も充分に楽しめるものだが、何かに引っ掛かるとちょっと厳 しくなってしまうかも知れない。そんなことにならないよう に出来るだけお気楽に楽しみたいものだ。 共演は、1998年『スカートの翼をひろげて』や2005年『GO AL』などのイギリス人女優アンナ・フリエル。他に『トロ ピカル・サンダー』などのダニー・マクブライド、SNLの 脚本演出を手掛けるヨーマ・タッコンらが登場する。
『ホースメン』“The Horsemen” 『アルメゲドン』などのマイクル・ベイ監督が立上げたホラ ー専門プロダクション=プラチナム・デューン製作の作品。 新約聖書「ヨハネの黙示録」第6章に準えた連続猟奇殺人事 件が、デニス・クェイドの主演で描かれる。 事件の発端は、凍結した川面で発見されたある物体。そして その物体の置かれた現場には、その周囲の東西南北に位置す る木に、それぞれ‘come and see’というメッセージが残さ れていた。 物語の主人公はその事件を追う刑事。最近妻を亡くした刑事 には2人の息子がいたが、まだ幼い弟の面倒は高校生の長男 に任せきりで、そのことには負い目を感じていた。だから長 男がチケットを手に入れたスポーツ観戦にも一緒に行く約束 をするのだが、折悪しく呼び出しの電話が鳴ってしまう。 それはリグに宙吊りにされた死体。しかもその内臓の一部が 抜かれていた。さらにそこにも‘come and see’というメッ セージが…そしてそのメッセージが聖書からの引用であるこ とが判明し、それはさらなる惨劇も暗示していた。 聖書の言葉というのは普通に読むと意味不明のものが多く、 そこにはいろいろな解釈も存在する。そしてこの「ヨハネの 黙示録」でも、その最悪の解釈は人類の滅亡を意味するとも されているもののようだ。そんな最悪のシナリオも含めて、 いろいろな背景の絡んだ物語が展開されて行く。 共演は、被害者の養女役にチャン・ツィイーの他、 2005年 『サムサッカー』のルー・テイラー・プッチ、前回紹介した 『アドレナリン2』のクリフトン・コリンズJr.など。 脚本は、2005年にザ・ロックが主演した『DOOM』(PC ゲーム“Doom 3”の映画版)などを手掛けているデイヴィッ ド・キャラハム。監督は、スウェーデン出身でマドンナのP Vなども手掛けているジョナス・アカーランド。 基本的に聖書ものは、特にその暗示に関わるものは他宗派の 人間には判り難い。そんな条件の作品だが、本作が伝えよう とするメッセージは判り易く、自分なりにいろいろと考えて しまうものではあった。
『女の子ものがたり』 西原理恵子原作による半自伝漫画の映画化。 西原漫画の映画化では、今年はすでに『いけちゃんとぼく』 が製作されているが、実は完成披露試写も観せて貰ったこの ファンタシー作品を、僕はあまり好きになれなかった。 その理由はいろいろ有るが、僕自身が西原漫画には何となく 毒が強い印象を持っていて、それが前作では違和感に感じて しまったところもあったようだ。ただしこの毒の部分は、一 般には評価されているようだが僕自身は好みではない。 そんな思い込みを持ちながら観に行った本作だが、本作では 前半からいじめやDV(ドメスティック・ヴァイオレンス) のオンパレードで、その毒気は、最初の内は思い込みのせい もあってかなり退く感じにもなってしまった。 しかし物語の後半になって、主人公がそれが現実だと気付き 始める辺りから、何か心に突き刺さるものを感じ始めた。原 作は半自伝だそうだが、紛れもなくここに描かれているもの が今の日本の現実でもあるのだろう。 僕自身、このようないじめやDVを目撃したこともあり、こ の映画に描かれたことが実話に基づくとしたら、そこから目 を逸らすことはできないとも感じられた。 物語は多感な少女の青春時代を描いたもので、そこにはいろ いろな思いが詰まっている。その映画化は少女版『スタンド ・バイ・ミー』を目指したとのことで、作者自身が登場して その思い出話が綴られる形式となっている。 そこには甘美な部分も有るが辛いものもある。そして、全体 を通じてのやるせない感じが、最後に強く印象に残る作品だ った。 出演は、深津絵里、大後寿々花、森迫永依が3世代の主人公 を演じる他、『空へ』の高山郁子、『ちーちゃんは悠久の向 こう』の波瑠、『うた魂♪』の三吉彩花、佐藤初が同級生を 演じている。 その他に、福士誠治、風吹ジュン、板尾創路、奥貫薫らが共 演。脚本・監督は昨年の東京国際映画祭「ある視点」部門で 特別賞を受賞した『小猫の涙』の森岡利行が担当。 女性の物語だし、男性の僕には分かり難いところもある。た だまあ、それだけではない部分でいろいろ考えさせられる作 品ではあった。なおプレス資料の表紙には“Your Story”と 記されてあったが、これを英語題名にするつもりなのかな。
『孫文』“夜明” 1910年、辛亥革命前夜の孫文の英領マラヤ・ペナン島におけ る活動を描いた歴史ドラマ。 この年6月23日に日本からの退去を通告された孫文は、香港 でも上陸不許可となった後、7月11日にシンガポール上陸。 その後にペナンに入ったとされている。その当時の孫文はす でに何度かの蜂起に失敗、革命資金の流用の噂などもあって 窮地に立っていた。 そして孫文は、ペナンではとある富豪の華僑の許に身を寄せ るのだが、そこでも状況はあまり芳しくない。その一方で、 孫文の首には多額の懸賞金が賭けられ、本国からの暗殺者や 一攫千金を狙う者たちも暗躍を始めていた。 そんな中で孫文がペナンに住む華僑たちを動かし、革命への 支援を勝ち取って行く姿が描かれる。またそこには、孫文に 信頼を寄せる富豪の一人娘や、長年孫文の世話を続けてきた 女性の姿もあった。 実はこのペナンでの孫文の動向はあまり記録が残されていな いのだそうで、従ってここに描かれたドラマがすべて史実に 基づいているかどうかは明確ではなさそうだ。しかし、長年 世話をした女性の存在は事実のようで、それはそれなりの物 語となっていた。 その他、港湾労働者のストライキなども史実は伺い知れない ものだが、実際に革命の資金が集まる切っ掛けはあったはず だから、この映画のような事があってもおかしくはないもの だろう。そしてそれが、辛亥革命→国民政府の樹立へと繋が って行くものだ。 出演は、1997年『宗家の三姉妹』でも孫文役を演じていた趙 文宣、2002年『THE EYE』などの李心潔。他に呉越、趙崢、 王建成らが共演している。監督は、過去には香港ニューウェ ーブの旗手とも呼ばれた趙崇基。 巻頭、たどたどしい日本語の台詞で始まり、日本とも関係の 深い人物の物語ではあるが、やはり他所の国の歴史という感 覚は拭えない。それでも本作には、微妙な女性の心理や、暗 殺者との銃撃戦、クラシックカーのカーチェイスなど見所は 多く、2時間を越える上映時間を飽きさせなかった。 それに現マレーシア政府の協力も得て再現された20世紀初頭 のペナンの風景など、エキゾチックな雰囲気も味わえ、歴史 に関心がなくても楽しめる作品に思えた。
『南の国のフリムン』 お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリ監督主演によるゴリの 故郷沖縄を舞台にした作品。 物語は、ゴリ扮する地元でフリムンと呼ばれる男が主人公。 両親はすでに他界して隣家の叔父夫妻のやっかいになってい るが、養豚場を経営する叔父と共にそれなりの生活はしてい る。因にフリムンとは沖縄方言で「愛すべきおバカさん」と いうような意味らしい。 そんな男がある日、米兵も集まるポールバーで花形ダンサー に一目惚れしたことから面倒が起こり始める。そのダンサー には屈強な米兵も目を付けていて、横柄な態度で周囲からも 鼻摘みの米兵にダンサーを賭けて自ら挑戦する羽目になって しまったのだ。 そこに、叔父が以前に習っていたという沖縄空手の達人も登 場して、主人公が米兵に挑むまでの顛末が綴られて行く。 空手修業の模様には、現在リメイクが進められている1984年 『カラテキッド』のパクリのようなところもあるが、単純な 作業の繰り返しが思わぬ力を発揮するという展開が、オリジ ナルとは異なる形で活かされているのは笑えたところだ。 その他にもいろいろな笑いのテクニックが随所に活かされて いて、これでこそお笑い芸人の映画という感じもした。当然 恰好の良さなどは有り得ないが、それも芸人の作品というと ころだろう。下ネタも多いけれどそれなりに納得できる範囲 には納まっていた。 共演は、元Folder5のAKINA、『ホテル・ハイビスカス』など の照屋政雄、平良とみ、お笑いコンビ・ハムの諸見里大介、 ゴリの相方の川田広樹ら。他にもDA PUMPのメムバーや主題 歌も歌っている夏川りみの友情出演など、出演者は沖縄出身 者で固められている。 またナイジェリア出身のボビー・オロゴンが米兵役で出演の 他、トム・クルーズのそっくりさんが怪しげなパロディを繰 り広げるなど、細かな細工も仕込まれていた。 本作は吉本興行と角川映画の提携による映画製作の第2弾と のことで、実は第1弾も観ているのだが、その作品は、監督 はしているが出演していない芸人の態度も気に喰わず、あま り自分の好みには合わなかった。 そんな訳で今回も多少の不安は抱えながら観に行ったものだ が、思いの他にしっかりと作られていて今回は気に入る作品 だったものだ。芸人はやはり自分のために作るのが本来の形 なのだろう。
“Live from Madison Square Garden” “Jeff Beck: Live at Ronnie Scott's” エリック・クラプトンとジェフ・ベック。1960年代のロック バンドThe Yardbirdsの元メムバーだった2人のミュージシ ャンのライヴを納めたコンサートムーヴィ。それぞれは90分 と100分の独立の作品だが、音楽は僕の専門でないし、試写 も2本まとめて行われたので一緒に紹介してしまおう。 この2人に、やはり元The Yardbirdsのジミー・ページを加 えた3人が世界3大ギタリストと呼ばれるそうだが、中でも クラプトンのテクニックと、ベックのギターの可能性を極限 まで高めたと言われる演奏法は著名なもののようだ。 そんな2人のライヴの映像だが、まず1本目は、クラプトン と共に1968年にBlind Faithを結成したスティーヴ・ウィン ウッドとの2008年2月に行われた、ニューヨークはマディス ン・スクエア・ガーデンでのジョイント・ライヴの模様が納 められている。 共に還暦を過ぎの2人のミュージシャンを観に集まった観客 も正に熟年過ぎという人たちだが、その熱狂ぶりが微笑まし い以上に、クラプトンの異常なまでの攻撃的ともいえる演奏 が見事に写し出された作品だ。 それは途中からキーボードに切り替えたウィンウッドに対し て、執拗なまでに演奏でけしかける、超絶という言葉が正に ピッタリの凄まじいテクニックの応酬で、それは音楽には部 外者の僕にも圧倒的な迫力で迫ってきた。 そしてもう1本は、ベックが2007年11月にロンドンのジャズ ・クラブで行った演奏の模様を納めた作品。こちらは、これ が1本のギターから紡ぎ出されるのかと思うほどの多彩なサ ウンドに溢れたもので、正にギターの持つ可能性を身を持っ て体験させてもらえた。 それにこの作品では、ベックの優しさ暖かさも存分に描かれ ており、特に2人の女性ゲスト歌手やクラプトンとの共演シ ーンでは、一旦は完全に伴奏に下がりながら、必要なところ ではその存在を示してみせる、その懐の深さにも感動した。 なお試写は、日本版のタイトル表記も字幕も一切なしのオリ ジナル版で行われたもので、従ってここでも邦題なしで紹介 しているが、一般公開でMCなどに字幕が付くかどうかは不 明。と言っても大したことは話していなかったようだが。 ただし、本作は音響も充分に計算されて作られているので、 鑑賞にはできる限り音響の優れたスクリーンを選びたい。僕 はイマジカの第2試写室で鑑賞したが、最前列のシートでの 鑑賞は、正に圧倒的な迫力だった。
『白日夢』 谷崎潤一郎原作による官能戯曲の映画化。 同じ戯曲からは1964年に武智鉄二監督による映画化があり、 その作品は2006年8月に本サイトでも紹介している。そして 武智監督は1981年に自らリメイクを手掛け、その作品は日本 初の「本番」映画として話題を撒いたものだ。 今回はそのリメイク版でヒロインを務め「本番」女優として 名を馳せた愛染恭子が共同監督に参加しており、それなりの リメイク作品ということにもなるもののようだ。 64年版については以前の紹介でも書いたが、そのファンタス ティックな展開などは今観ても斬新に感じられるほどに時代 を超越している作品だった。その作品を、さらに過激にリメ イクした作品の主演女優が今回は監督に挑戦している。 物語は、とある交番に勤務する警官が主人公。彼は勤務中も 夢見心地だったりする性分だが、ある日のこと空き巣の通報 で出動した彼の前に現れた被害者は、彼の夢に出てくる女性 にそっくりだった。 やがて歯の治療で訪れた歯科医院で看護婦を務める彼女に再 会した主人公は、治療の際の麻酔で寝ている間に再び彼女の 夢を観る。しかしそれはただならぬ内容のものだった。そし て彼女から被害届の取り下げが申し出られるのだが… 主人公の妄想と現実が交錯するという構成は64年版と同様だ が、本作ではそれがかなり現実的で、ファンタスティックと いう感じには作られていない。それでそこをどう評価すれば いいのかが悩ましいところで、正直には僕の守備範囲ではな いという感じもした。 もしかしたら、監督以下の映画の制作者たちが極めて真面目 で、谷崎の原作を真面目に解釈したのが本作というところな のかも知れない。脚本は、2007年瀬々敬久監督『刺青』や、 2009年木村祐一監督『ニセ札』も手掛ける井土紀州。共同監 督にはピンク映画出身のいまおかしんじが名を連ねている。 主演は、元ジャニーズJr.の大坂俊介と本作がデビュー作の 西条美咲。他に鳥肌実、小島可奈子、菅田俊らが共演してい る。ただまあ、愛欲シーンでパンツを履いたままの男優には 多少がっかりした。 なお、本作の9月公開に併せて64年版、81年版及び87年製作 『白日夢2』の旧作3本のレイトショウ上映が東京銀座シネ パトスで行われるようだ。 * * 今回は久しぶりに製作ニュースを2つ紹介しよう。 まずは3D映画の話題で、昨年12月1日付第172回の中で ディズニーの3D化計画の一環として題名だけ報告した“G- Force”という作品に関して、かなり面白い試みがされるこ とになった。 実はこの作品では、その後の見直しで一度は3D製作がキ ャンセルされていたようなのだが、それを再度3Dに変更す ることが発表されたものだ。しかもこの時点ではすでに実写 の撮影も半ばを過ぎているというのだが…ここで今後の3D 映画製作に一石を投じそうな動きが現れている。 その1つ目はソニー・イメージワークスの存在で、『ポー ラー・エクスプレス』なども手掛けたVFXの大手会社が、 本作のVFXシーンの関してその3D化を行うことを発表し た。因に同社では、『ポーラー…』でも撮影時は2Dだった ものを、その後にIMAX-3D化して現在の3Dブームに繋がる 大成功を納めたものだが、そのテクニックを今回も活かすこ とになるようだ。 そしてもう1つは実写シーンの3D化で、ここにはすでに 複数の会社が参入しており、その手腕が試されることになり そうだ。何れにしてもすでに報告されている技術の組み合わ せということにはなるが、1つの作品の中で双方の技術が一 緒に採用されるのは初めてのことになるようで、その成果が 期待されている。 元々3D映画の製作では、カメラ一つにしても専用のもの を用意する必要が在るなど、ジェームズ・キャメロンのよう に全てをそこに傾注するのでなければ一朝一夕に実現できる ものではない。それを今回は、2Dで撮影した後に3D化す ることで撮影の負担を軽減するものだが、以前からその方式 も提案されてはいたものの全編となると経費の点などの問題 も生じていたようだ。 そこでさらに今回は、VFXシーンと実写シーンの3D化 を分けることで実現可能にするものだが、ただしこの方式で は両者のテクニックの融合も問題になってくる。これには、 イメージワークスで3Dを研究しているロブ・エングルとい う技術者が腕を振るうことになるようで、基本イメージワー クスの主導で進められることになるようだが、うまく行って 欲しいものだ。 なお当初の計画では2009年の公開となっていた作品だが、 そのままなのだろうか。 * * もう1本はシリーズの情報で“Resident Evil”(バイオ ハザード)の第4作が2010年9月11日の全米公開予定で製作 されることが発表された。 その題名は“Resident Evil: Afterlife”。これはつまり ポール・WS・アンダースンが当初掲げていた3部作の完結 篇となるものだ。そしてその撮影に向けてカナダのトロント に在るスタジオに、9月28日から8週間の予約が入れられた そうだ。 キャスティングは未発表だが、ミラ・ジョヴォヴィッチと アリ・ラーターの再演は在るとのことで、前3作の合計では 3億8000万ドルを稼いでいる作品には、その他のメムバーも 戻ってきそうだ。ただし、監督が未定でアンダースンが自分 でやらないのならその選考が大変になりそうとのことだ。 因に、物語の舞台は東京との情報も在るものだ。
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