※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページは、SF/ファンタシー系の作品を中心に、※ ※僕が気になった映画の情報を掲載しています。 ※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 今回も賞レースの話題からだが、去年は7月に結果だけ紹 介したアメリカSF・ファンタシー&ホラー映画アカデミー 主催のサターン賞で、今回が第35回となるノミネーションが 発表されている。その作品名を紹介しておこう。 候補はそれぞれ6作(名)で、まずベストSF映画賞の候 補は、“The Day the Earth Stood Still” “Eagle Eye” “The Incredible Hulk”“Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull”“Iron Man”“Jumper” ベストファンタシー映画賞候補は、“Tha Chronicles of Narnia: Prince Caspian”“The Curious Case of Benjamin Button”“Hancock”“The Spiderwick Chronicles”“Twi- light”“Wanted” ベストホラー映画賞候補は、“The Happening”“Hellboy II: The Golden Army”“The Mummy: Tomb of the Dragon Emperor”“Quarantine”“Splinter”“The Strangers” ベストアクション/アドヴェンチャー/スリラー映画賞候 補は、“Changeling”“The Dark Knight”“Gran Torino” “Quantum of Solace”“Traitor”“Valkyrie” となっている。 また個人賞では、主演男優賞候補は、クリスチャン・ベー ル(The Dark Knight)、トム・クルーズ(Valkyrie)、ウ ィル・スミス(Hancock) 、ロバート・ダウニーJr.(Iron Man)、ハリスン・フォード(Indiana Jones)、ブラッド・ ピット(Benjamin Button) 主演女優賞候補は、ケイト・ブランシェット(Benjamin Button)、マギー・ギレンホール(The Dark Knight)、ジ ュリアン・モーア(Blindness)、グウィネス・パルトロー (Iron Man)、アンジェリーナ・ジョリー(Changeling)、 エミリー・モーティマ(Transsiberian) 助演男優賞候補は、ジェフ・ブリッジス(Iron Man)、ア アロン・エッカート(The Dark Knight)、ウッディー・ハ レルスン(Transsiberian)、シャイア・ラブーフ(Indiana Jones)、ヒース・レッジャー(The Dark Knight)、ビル・ ナイ(Valkyrie) 助演女優賞候補は、シャーリズ・セロン(Hancock)、ジ ュディ・ディンチ(Quantum of Solace)、オルガ・カリレ ンコ(Quantum of Solace)、カライス・ヴァン・ホーテン (Valkyrie)、ジョアン・アレン(Death Race)、ティルダ ・スウィントン(Benjamin Button) 子役演技賞候補は、フレディ・ハイモア(The Spiderwick Chronicles)、リナ・レアンダーソン(Let the Right One In)、ディヴ・パテル(Slumdog Millionaire)、ジェイデ ン・クリストファー・スミス(Earth Stood Still)、カテ ィンカ・ウンタロ(The Fall)、ブランドン・ウォルタース (Australia) 監督賞候補は7名いて、クリストファー・ノーラン(The Dark Knight)、ブライアン・シンガー(Valkyrie)、デイ ヴィッド・フィンチャー(Benjamin Button)、スティーヴ ン・スピルバーグ(Indiana Jones)、アンドリュー・スタ ントン(Wall-E)、ジョン・ファヴロー(Iron Man)、クリ ント・イーストウッド(Changeling) この他、脚本賞には“Changeling”“Benjamin Button” “The Dark Knight”“Ghost Town”“Iron Man”“Let the Right One In” 音楽賞は“Changeling”“Benjamin Button”“The Dark Knight”“Iron Man”“Jumper”“Valkyrie” 衣裳賞は“Australia”“Changeling”“Prince Caspian" “The Dark Knight”“Indiana Jones”“Valkyrie” メイクアップ賞は“Prince Caspian”“Benjamin Button" “The Dark Knight”“Doomsday”“Hellboy II”“Tropic Thunder” 特殊効果賞は“Prince Caspian” “Benjamin Button” “The Dark Knight"“Hellboy II”“Indiana Jones"“Iron Man” アニメーション作品賞は“Bolt”“Horton Hears a Who” “Kung Fu Panda”“Madagascar: Escape 2 Africa”“Star Wars: The Clone Wars”“Wall-E” などが候補に挙げられている。 このリストを観ると、大体前年のSF/ファンタシー映画 が見渡せるものだが、今年のリストでは、“Nim's Island” “Speed Racer”“Cloverfield”“10,000B.C.”などが完全 に無視されてしまった。挙がっている候補作の中には、これ がSF/ファンタシー映画か迷う作品も多いだけに、その辺 の選択の基準も気になるところだ。 なお、受賞式は6月25日に行われる予定になっている。 * * ではここからは、いつもの製作ニュースを紹介しよう。 まずはリメイクの情報で、その1本目はBムーヴィの王様 ロジャー・コーマンが1963年に監督したホラーSF作品“X: The Man with the X-Ray Eyes”の再映画化が、ソニー傘下 のMGMで計画され、その監督としてスペイン出身で2007年 “28 Weeks Later”などを手掛けたホアン・カルロス・フレ スナディロとの契約が発表された。 因にオリジナルは、Bムーヴィの老舗アメリカン・インタ ーナショナル・ピクチャーズ(AIP)で配給されたものだ が、製作はアルタ・ヴィスタというプロダクションで行われ ており、その再映画化などの権利はMGMが継承していたよ うだ。従って、今回のリメイクは権利上も正式のものとなっ ている。なおオリジナルの題名は、正式には“X”だけだそ うだが、今回のリメイクでは一般的に知られる上記のものに なるようだ。 またオリジナルは、1981年ジョン・カサヴェテス主演で映 画化された“Incubus”などの著作もあるホラー作家レイ・ ラッセルがストーリーと脚本も手掛けているもので、レイ・ ミランド扮する科学者がX線の研究を続ける内、実験中の事 故で自分の目にX線の能力を持たせてしまう。しかしその能 力は徐々に彼自身の精神を蝕んで行き…という内容。新たな 能力によってその持ち主の精神が蝕まれるというのは、H・ G・ウェルズ原作『透明人間』と同様の趣向で、まあ亜流と 観られても仕方の無い作品ではあるが、ホラー映画史には定 番で登場してくる作品の1本となっている。 その作品のリメイクだが、製作には2006年ポール・ウォー カー主演でリメイクされた『南極物語』(Eight Below)な ども手掛けたマンデヴィル・フィルムスが起用されており、 すでにフレスナディロ監督と脚本家との打ち合わせも開始さ れて、早期の撮影が期待されているとのことだ。 それにしても、以前にも紹介しているように1986年以前の MGM作品の権利は同社には残存していないはずだったが、 それとは別の隠し財産があったようで、他にどのような作品 が含まれているのか、今後も楽しみになってきた。 * * 次はリメイクではないかも知れないが、1968年に発表され て世界的なベストセラーとなったエリッヒ・フォン・デニケ ン著“Erinnerungen an die Zukunft”(英題名:Chariots of the Gods/邦訳題:未来の記憶)に基づく映画化権を、 パラドックス・エンターテインメントという会社が獲得し、 フィクションとして映画化する計画が発表された。 デニケンの原作は、先史時代の遺跡の中に人類のものとは 思えない遺物があり、それは先史時代に地球を異星人が訪れ ていた証拠だと主張しているもの。この原作は、当時32の言 語に翻訳され、世界中で6800万部が販売されたという記録を 残している。そしてこの原作本からは、1970年にハラルド・ ラインル監督によるドキュメンタリー映画も製作され、この ドキュメンタリーは1974年にアメリカで公開された他、日本 でも観る機会があったものだ。 従って、今回はこのドキュメンタリー映画からのリメイク とも言えるのだ。なおドキュメンタリーは、僕も特別上映で 観させてもらったが、デニケンの著作では写真で掲載されて いた遺物を、それぞれ現地に取材して映像として紹介したも ので、いろいろ興味深く観た記憶がある。その作品を今回は フィクションとして映画化するとのことだが、さて物語は先 史時代のものとなるのか、それとも現代が背景なのか、その アプローチの仕方から面白くなりそうだ。 ところで、今回映画権を獲得したパラドックス社は、昨年 8月15日付第165回で紹介した“Conan the Barrbarian”に 関しても、ロバート・E・ハワードの遺族との間で映画化権 の契約を結んだ会社だそうで、映画製作というより権利関係 に力がありそうだ。ただし今回は、元NLCで『LOTR』 の映画化にも関ったマーク・オルダスキーという製作者も計 画に参加しており、今後どのように映画化を進めるか、続報 が気になるところだ。 * * 昨年10月15日付第169回で紹介した“The Crazies”のリメ イクが3月5日にジョージア州で開始された。 以前にも紹介したように、ジョージ・A・ロメロ監督のオ リジナルはペンシルヴェニアを舞台にしたものだったが、今 回の撮影はジョージアと一部アイオワでも行われるようだ。 ただし物語の舞台はカンザスだとのことで、いろいろ複雑な ことになっているようだ。 そしてこのリメイクの出演者として、2006年2月に紹介し たディズニー映画『スカイ・ハイ』に出演のダニエレ・パナ ベイカー、2007年『アクロス・ザ・ユニバース』のジョー・ アンダースン、『サイレント・ヒル』のラダ・ミッチェルら の名前が発表されている。 監督は、2005年『サハラ』などのブレック・アイズナー。 脚本は、2005年版“The Amityville Horror”を手掛けたス コット・コサーのアイデアから2006年『パルス』を担当した レイ・ライトが執筆したものだが、物語は、ロメロのオリジ ナルには緩やかに基づいているだけとのことだ。 * * ここからはシリーズ続編の情報をいくつか紹介しよう。 まず続報で、前回、製作開始を紹介した『トワイライト』 シリーズ第3作“Eclipse”の監督に、昨年9月に作品を紹 介した『永遠のこどもたち』のスペイン人監督ホアン・アン トニオ・バヨナの起用が発表された。なお前回は、別の監督 名も紹介したが、そちらの交渉は不調に終わったようだ。た だし公開日は、2010年6月30日で確定となっている。因にバ ヨナ監督は、前作と同じくギレルモ・デル・トロ製作による “Hater”という作品をユニヴァーサルで準備中となってい るが、それは遅れることになりそうだ。 一方、クリス・ウェイツ監督で進められる第2作の“New Moon”に関しては、すでに撮影は開始されている模様だが、 その第2作から新たにダコタ・ファニングの出演が発表され ている。ダコタが演じるのはジェーンという役柄で、幼い姿 ながらヴァンパイアグループの中でも最強の者に匹敵する力 を持ち、幻影を造り出す能力も備えているそうだ。 この他“New Moon”には、エドワード役のロバート・パテ ィンスン、ベラ役のクリスティン・スチュワート、ジェイコ ブ役のテイラー・ラウトナーらの再登場も発表されており、 今年11月20日の全米公開に向けて製作が進められている。 なお、映画化の脚本は3作全てをメリッサ・ローゼンバー グが担当しており、またステファニー・メイヤーによる原作 は5巻目を執筆中のとのことだ。 * * 次もすでに製作開始は報告しているが、昨年夏のヒット作 『アイアン・マン』の続編で、2010年5月7日の全米公開が 予定されている“Iron Man 2”に登場するロシア人敵役とし て、映画“The Wrestler”でオスカー候補になったミッキー ・ロークの出演が発表された。 因にロークは、ゴールデン・グローブを受賞、オスカーの 候補になって次回作に注目が集まっていたものだが、一方、 『アイアン・マン』のロバート・ダウニーJr.も、『トロピ ック・サンダー』の演技でゴールデン・グローブとオスカー 両賞の候補になっていた。そこで、その関連で行われた週刊 誌の座談会に2人が出席した際、突然ダウニーJr.が会談の 進行を遮ってロークに近寄り、直接“Iron Man 2”への出演 交渉を行ったとのことだ。 その後、ロークはジョン・ファヴロー監督や脚本家のジャ スティン・セロックスとも会談をして出演を決めたとのこと だが、インディーズ作品の“The Wrestler”には25万ドルで 出演したロークが、久し振りのメイジャー作品でいくら稼ぐ かにも注目が集まっているようだ。 この他“Iron Man 2”には、スカーレット・ヨハンソンが 敵役のブラック・ウィドウとして出演が発表されており、さ らにペッパー役のグウィネス・パルトローと、ローディ役に は前作のテレンス・ハワードに替ってドン・チードルの出演 も発表されている。またサム・ロックウェルの出演もあるよ うだ。 そしてもう1人、前作ではエンドロールの後に登場したサ ミュエル・L・ジャクスンが再度ニック・フューリー役で登 場することも発表されている。この役柄は、前作でも紹介さ れたようにマーヴェルのチーム作品“The Avengers”への繋 ぎとなるものだが、今回ジャクスンはマーヴェル社と複数の 作品への出演を契約した模様で、その中には2011年6月17日 全米公開予定の“Thor”と、7月22日全米公開予定の“The First Avenger: Captain America”の計画も含まれていると のことだ。 さらに“The Avengers”の全米公開は、以前の予定からは 多少遅れて2012年5月4日と発表されている。 またマーヴェルでは、ソニーが製作配給する“Spider-Man 4”についても、2011年5月6日の全米公開を発表。これで 同年には3作連続でマーヴェル作品が映画館を賑わすことに なる計画で、ますます映画界への攻勢を掛けてくるようだ。 * * もう1本続編の話題は、昨年初の実写3D作品として評判 を呼んだ『センター・オブ・ジ・アース』(Journey to the Center of the Earth)の続編の計画が発表されている。 この続編については、昨夏の作品のエンディングでも、次 は何処へ行こうか…みたいな話になっていたものだが、同作 を製作したニューライン、ウォルデン・メディアとコントラ ・フィルムが再びチームを組んで、続編を製作することが発 表されたものだ。 その続編は、1989年に製作されたアニメーション『リトル ・ニモ』(Little Nemo: Adventures in Slumberland)など も手掛けた脚本家リチャード・オッテンによる“Mysterious Travels: The Lost Map of Treasure Island”と題されたオ リジナル脚本に基づくもので、具体的な内容は、スティーヴ ンスンの“Treasure Island”、スウィフトの“Gulliver's Travels”、ヴェルヌの“Mysterious Island”の3つを合せ たようなお話だそうだ。 そして現在の製作状況は、前作を手掛けた監督のエリック ・ブレヴィグが、オッテンと共に続編となるように脚本の書 き直しを進めているとのことで、それが完成したら正式に製 作開始となりそうだ。 ただし現状では、前作に主演のブレンダン・フレーザー、 ジョッシュ・ハッチンスンとの出演契約は結ばれていないよ うだが、全世界で2億4100万ドルを稼いだ作品の続編という ことでは、かなりの出演料の上積みは認められそうだ。個人 的にはアニタ・ブリエムの再演も期待したいが、どうなるの だろうか。 一方、監督のブレヴィグも、まだ続編も担当すると決った 訳ではないが、脚本の改訂までしているなら間違いはないだ ろう。また、前作の背景をフォトリアルのCGIで完成させ たVFXチームは今回も参加が決っているようだ。下敷きと なる“Gulliver's Travels”と“Mysterious Island”は、 いずれも1960年代初頭にレイ・ハリーハウゼンがダイナメー ションで映画化しているものだが、その世界が3Dで再現さ れるのも楽しみなことだ。 ただ、前作の最後ではアトランティスを探すようなことも 言っていたと思うが、それも第3作以降でも良いから期待し たいものだ。 * * 後は、新規の情報をまとめて紹介しておこう。 レオナルド・ディカプリオが、『ダーク・ナイト』のクリ ストファー・ノーラン監督と組む計画が発表されている。作 品は、ノーランが執筆した“Inception”と題された脚本を 映画化するもので、その内容はSFとだけ紹介されたが、詳 しいストーリーなどは極秘となっているようだ。ワーナーの 製作で計画はノーラン監督の次回作とされており、撮影は今 年度中に行われて、全米公開は2010年夏の予定となっている そうだ。 デンゼル・ワシントンにオスカー受賞をもたらした『トレ ーニング・デイ』などの脚本家デイヴィッド・エイヤーの新 作で“Last Man”と題された脚本が、7桁($)の契約金で 『ジャンパー』などを手掛けるニュー・リジェンシーと契約 された。物語は、遠隔の惑星を舞台にした未来アクションだ そうで、主人公はその星で若く未経験な兵士たちを率いて異 星人の敵との戦わなくてはならなくなる…というもののよう だ。良く似た作品は過去にもあったように思えるが、7桁の 契約金というのはかなりのもので、それだけのものを持って いるということなのだろう。注目したい。 ニューライン・シネマの創設者ボブ・シャイが、昨年7月 ワーナー傘下に新たに設立した映画製作会社ユニーク・フィ ーチャーズから、“Alien Zoo”と題された大型のファミリ ー・コメディの計画を発表した。この作品は、2003年『エー ジェント・コディ』などの製作者ディラン・セラーズのアイ デアに基づくもので、内容は簡単に言ってしまえば『ジュラ シック・パーク』のエイリアン版ということだそうだ。そし てこの脚本に、『シュレック』シリーズの最初の2作を手掛 けたジョー・スティルマンの参加も発表されている。監督や キャストなどは未発表だが、映画化は実写とCGIの合成で 行われるとのことだ。 ウェス・クレイヴン監督の1972年作『鮮血の美学』(The Last House on the Left)からのリメイクが3月全米公開さ れたデニス・イリディアス監督の次回作として“Cure”とい う計画が発表されている。物語は、実験的な治療に末期患者 の妻を送り込んだ青年が、完全回復して戻ってきた妻に違和 感を感じ始める…というもの。脚本は“Max Payne”などの ビュー・マイクル・トーメ。そこから先の展開はいろいろ想 像できそうだが、製作には、2004年『THE JUON』、05年『ダ ーク・ウォーター』などのリメイクも手掛けるヴァーティゴ が参加しており、それなりの作品は期待できそうだ。 『ボーン』シリーズを展開するユニヴァーサルから、マッ ト・デイモンの次回作として“The Adjastment Bureau”と 題されたSF作品の計画が発表されている。物語は、カリス マ的な政治家の主人公が、不思議な雰囲気を持つバレーダン サーと巡り合い…というもの。これだけでは判らないが物語 はフィリップ・K・ディックの小説に緩やかに基づいている のだそうで、その脚本と監督を、『ボーン・アルティメイタ ム』の脚色を手掛けたジョージ・ノルフィが担当。撮影は9 月に開始の予定となっている。なおノルフィは、デイモンと ポール・グリーングラス監督向けに、Jason Bourneシリーズ の完全オリジナルとなる次回作も執筆中だそうだ。
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