井口健二のOn the Production
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2009年02月28日(土) シークレット・ディフェンス、顧客、美しい人、私のなかの8ミリ、非女子図鑑、失われた肌、西のエデン、UWビギンズ、虹色の硝子

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※このページでは、試写で見せてもらった映画の中から、※
※僕が気に入った作品のみを紹介しています。     ※
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『シークレット・ディフェンス』“Secret défense”
3月12日から六本木で開催される2009フランス映画祭で上映
される作品。
中東方面からのテロ脅威に揺れるヨーロッパを舞台に、人を
人と思わずただの道具として扱う組織の非情さが描かれる。
女は、語学の学業で挫折したところをワイン業者と称する級
友の父親に通訳として雇われる。しかしその父親の本当の職
業は国家の安全を守る諜報組織の幹部で、彼女は諜報部員と
して訓練を受けることになる。
男は、ドラッグの取り引きなどで警察や裏社会からも追われ
ていたところをテロ集団に救出され、国外に連れ出される。
そして砂漠での過酷な訓練を経てテロリストとなって行く。
ところが彼に与えられた任務は…
人を人と思わず、ゲームの駒のように扱うスパイ組織とテロ
組織。組織の目的は対立していても、その実態はあまり変わ
らない。そんな組織に偶然のように取り込まれた若者たちの
物語。しかしそれは本当に偶然だったのだろうか。
これらの組織が嘘で塗り固められたものであることは、昨年
末公開されたハリウッド映画『ワールド・オブ・ライズ』な
どでも描かれていたところだが、本作の作られたフランスで
もその姿はあまり変わらないようだ。
そこでは信ずるべき思想や大義も何もなく、ただゲームのよ
うに作戦が展開されて行く。しかもそれによって組織に取り
込まれた若者たちがまるで捨て駒のように扱われて、まさし
く非情な組織の姿が描かれて行くものだ。
出演は、バルドーの再来と謳われるヴァヒナ・ジョカンテと
『情痴アヴァンチュール』などのニコラ・デュヴォシェル。
さらに『ル・ブレ』などのジェラール・ランバン、『アララ
トの聖母』などのシモン・アブカリアンらが脇を固める。
映画の巻頭では、「悪魔は魂を奪うまで手を放さない」とい
うような言葉が掲げられる。脚本監督のフィリップ・ハイム
は、イスラム学者や元諜報部員らをシナリオの監修に招き、
4年の歳月を掛けてこの物語を作り上げたそうだ。

『顧客』“Cliente”
3月12日から六本木で開催される2009フランス映画祭で上映
される作品。
自らの製作出演でテレビの人気ショッピング番組を運営して
いるジュディスとイレーヌ姉妹。共同のアパルトマンで優雅
な独身生活をしている2人だったが、中年というより、もう
少し上の2人の身体はまだまだ男にも敏感だった。
そんな中で、司会者役のジュディスはインターネットのエス
コート・サービスにはまり、打ち合わせの時間の合間を見つ
けては男たちとの出会いを楽しんでいる。そしてそこで、パ
トリックと名告る1人の男性に出会ってしまう。
そのパトリックの優しさに魅かれ、指名を繰り返すようにな
るジュディス。ところが彼の本当の名前はマルコと言い、彼
は最愛の妻のために家族に内緒で身体を売っていたのだ。そ
して彼の仕事が家族にばれ、妻が職場に乗り込んでくる。
男性が主人公でこのような話は、昔から映画にするまでもな
くいろいろあっただろうが、今や女性の主人公でこんな物語
が語られる時代になったようだ。何て書くと、女性差別と叱
られそうだが、今までは女性自身でもなかなかこんな風には
描けなかったのではないのかな。
本作は、イレーヌ役で出演もしているジョジアーヌ・バラス
コの脚本監督によるもので、まさに女性自身がこの物語を描
いているものだ。
主演は、1985年『ゴダールの探偵』や2002年『キャチ・ミー
・イフ・ユー・キャン』にも出演のナタリー・バイ。他に、
2002年『NOVO/ノボ』のエリック・カラヴァカ、2007年
『きつねと私の12か月』のイザベル・カレが共演している。

『美しい人』“La Belle personne”
3月12日から六本木で開催される2009フランス映画祭で上映
される作品。
ちょっとミステリアスな雰囲気をもつ女子転校生を巡って、
男子生徒と男性教師が三角関係の恋模様を繰り広げる。
コンセプト的には、『クレーヴの奥方』の現代版ということ
になっているようだが、手紙が問題にされる下り辺りがその
意味を持っているのかな…という程度だ。それより僕には、
中年男が若い女性に惑わされる『アメリカン・ビューティ』
の方が思い浮かんだが、それは僕自身がそちらの年齢の方に
近いせいにも拠るのだろう。
いずれにしても、それなりに古典的な物語が、現代の高校を
舞台に青春群像劇として描かれているもので、その点につい
ては、2006年東京国際映画祭コンペティションで上映された
『2:37』(日本公開題名:明日、君がいない)も思い出
したところだ。
脚本監督は、作家としても知られるクリストフ・オノレ。映
画雑誌「カイエ・デュ・シネマ」のライター出身の監督の作
風は、新世代のヌーヴェルヴァーグとも言われているようだ
が、それなりに乾いた作風であるようにも見える。
主演は、クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピ
ット主演の新作“Inglourious Basterds”にも出演している
レア・セイドゥ。他にグレゴワール・ルプランス=ランゲ、
オノレ作品の常連というルイ・ガレル。なお前の2人は今年
度のセザール賞若手俳優賞候補にもなっている。
また1999年版『クレーヴの奥方』でタイトルロールを演じた
キアラ・マストロヤンニのカメオ出演もあったようだ。

『私のなかの8ミリ』
俳優大鶴義丹の監督・脚本によるロードムーヴィ。
大鶴がバイクマニアであることは有名なようだが、本作では
さらにパリ−ダカールラリーに個人参加して2輪部門の完走
を果たしたこともあるという写真家の桐島ローランドを撮影
監督に迎えて、正にバイク好きの映画が展開される。
1人の女性が、恋人に教えられたという道順に沿って東京か
らバイクで日本海を目指し、さらに沿岸の道路を北に向かっ
て疾走する。そこには道連れとなる若い男性や、新婚当時に
バイクでアメリカ横断をしたことがあるという中年夫婦など
いろいろな出会いが描かれる。
またその間には、恋人が撮影したという8ミリフィルムが挿
入され、様々な出会いと共に彼女のいろいろな思いが綴られ
て行く…というお話だが、実はこのお話にはちょっとした仕
掛けがある。
それは、最近の映画ファンならすぐ気づいてしまいそうなも
のではあるが、そのため本作は、ファンタシーとして宣伝さ
れることにもなるようだ。そのために多少は凝った造りをし
ている部分もある。
ただし、映画はそのお話もさることながら、全体的にはバイ
クツーリングの楽しさを描いているようなところもあって、
それがいろいろな出会いであったりと言うところのものだ。
でもまあ上映時間65分だから、それほど深く描かれていると
いうものではないが。
出演は、NHKの番組『探検ロマン世界遺産』などの岡田理
江、同じくNHK大河ドラマ『葵・徳川三代』などの高杉瑞
穂。他に、長谷川初範、星野園美、湯江健幸、赤座美代子ら
が脇を固めている。
因に、本作はHDで撮影されているようだが、標準のHDの
解像度は16ミリフィルム程度のもの。従って8ミリではそれ
より解像度は落ちることになる。本作の挿入されたフィルム
のシーンが実際に8ミリのフィルムで撮影されたかどうかは
不明だが、その雰囲気は出ていた。
なお本作は、事前に第一興商の通信カラオケボックス向けに
ショートムーヴィとして予告編を含む4話が配信されたとの
ことで、映画の形態も様々になってきたようだ。

『非女子図鑑』
非女子とは「“女はこうあるべき!”という枠を飛び出した
女性」のことだそうで、男女同権とは言いながらもまだまだ
性差別の残る世の中で、そんな枠を取っ払って頑張る女性た
ちを主人公にした短編集。
しかもその短編集を、『呪怨』の清水崇、『怪談新耳袋』の
豊島圭介、『魁!クロマティ高校』の山口雄大、『真木栗ノ
穴』の深川栄洋、『着信アリ2』の塚本連平、ゲームソフト
監督の川野浩司、CF監督のオースミユーカという、あまり
女性映画という感じではない顔ぶれが監督しているものだ。
しかし作品は、いずれもテーマ通り見事に枠からはみ出した
女性たちの元気な姿を描いたもので、特に暗いニュースが多
い今の時代には、こんな風に前向きな女性たちの姿は、観て
いて気持ちの良いものばかりだった。
中でも、任侠映画の主演男優オーディションに現れた女優を
片桐はいりが演じる『男の証明』と、仲里依紗が男に振られ
て自殺を思い立った冴えない女性を演じる『死ねない女』は
気に入った作品で、現代が陥っている閉塞感に風穴を開けて
くれるような気もしたものだ。
この他の主演は鳥居みゆき、足立梨花、山崎真実、月船さら
ら、江口のりこ。それぞれ個性的な女優たちが揃っている。
さらに、ミュージシャンのスネオヘアー、アクション俳優の
坂口拓らが共演。
短編集もいろいろ観せて貰っているが、特に近作は、短い中
にも起承転結のある短編としての造りもしっかりとした作品
が多くなっている気がする。以前は著名監督の作品ほど尻切
れトンボだったり無理な作品も多かったが、そういうことは
なくなったようだ。
女性を描く短編集では『女立喰師列伝』が先にあるが、本作
はそれほどの仕掛けを設けることもなくストレートな作品が
揃えられている。それはどちらが面白いというのではなく、
そのどちらもがあっていいという感じのものだ。
こんな感じでこれらのシリーズや、少し前に紹介した「桃ま
つり」のようなシリーズも、これからも続いていって欲しい
と思うものだ。

『失われた肌』“El Pasado”
前回監督作品の『太陽のかけら』を紹介したメキシコ人俳優
ガエル・ガルシア・ベルナルが、1985年『蜘蛛女のキス』で
オスカー監督賞候補にもなったアルゼンチン生まれのブラジ
ル人監督ヘクトール・バベンコと組んだ2007年アルゼンチン
=ブラジル合作映画。
幼馴染みのまま結婚した若い夫婦が12年経って離婚。映画の
中ではその理由は明確にはされないが、次々に別の女とつき
あって行く元夫に対して、元妻は彼のことを忘れることがで
きない。そしてその元妻の引き起こす行動が、元夫の生活を
破壊して行く。
物語は、アラン・パウルスという作家の原作の映画化となっ
ているが、描き方によってはかなりのサスペンススリラーや
ホラーにもなりうる展開のものだ。しかしバベンコ監督が脚
色も手掛けた作品は、登場人物から適切な距離を置いて物語
を冷静に描いている。
特に、主人公の元夫が徐々に打ちのめされて行く展開は、明
らかにホラーそのものであるのだが、それを冷静に撮り切る
監督の力量に驚きすら感じてしまうものだ。これは芸術映画
の極致と言えるものなのだろう。
監督は主人公について語る際に、ドストエフスキーやカミュ
を引き合いに出しているが、確かに『罪と罰』がミステリー
ではないのと同じ位に、この物語はホラーではないものなの
だ。
共演は、アナリア・コウセイロ、モロ・アンギレリ、アナ・
セレンターノ、マルタ・ルボスら、ラテン系の個性的な女優
が揃っている。その配役では、最初にベルナルの主演が決ま
り、その後にベルナルは全ての女優のオーディションに立ち
会って配役に協力したそうだ。
また撮影はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行われて
いるが、そのヨーロッパ的な町並は、映画に魅力的な雰囲気
を醸し出している。因に監督は、当初は舞台をブラジルにす
るつもりだったが、雰囲気が合わず、原作通りの舞台に戻し
たのだそうだ。
さらに物語は主人公が翻訳者という設定で、映画ではスペイ
ン語を始め、英語フランス語などが入り混じって聞こえるの
も面白かった。この台詞も、監督は当初ポルトガル語に翻訳
したがリズムが合わなかったとか…。同じ南米の両国だが、
文化面はかなりの違いがあるようだ。

『西のエデン』“Eden à l'Ouest”
3月12日から六本木で開催される2009フランス映画祭で上映
される作品。
1969年『Z』やオスカー監督賞にノミネート、脚色賞受賞の
1982年『ミッシング』などの名匠コスタ=ガヴラス監督によ
る2009年最新作。ギリシャの古典叙事詩『オデュッセイア』
に準えて、ヨーロッパを放浪する若者の姿が描かれる。
主人公は西ヨーロッパへの密入国を試みる多数の人々と共に
貨物船で航行している。ところが遠くに灯の見える場所で警
備隊に発見され、船長は船を捨てて逃走。大多数の密航者も
捕まるが、主人公は辛くも海に逃れ岸に向かって泳ぎ出す。
そして辿り着いたのは…「エデンの園」という名のリゾート
地のプライヴェートビーチ。
そこで主人公は、最初は従業員の制服を盗んで潜入し、本物
の従業員と間違われたりもしながらも何とか切り抜けるが、
玄関口には警察が見張っていて脱出はままならない。しかも
リゾート側も独自に密入国者の捜索を始める。
その内、ハンブルグから来た女性客と親しくなったり、さら
にパリから来たマジシャンの助手に駆り出された主人公は、
マジシャンの言葉を信じ、フランス語を1年間学んできた実
力も携えてパリを目指すことにする。
その道中でのいろいろな人々との出会いや別れを経ながら、
主人公は一路パリを目指して行く。そこでは、いずこも同じ
不況に晒されている下層労働者の現状を背景に置き、それで
も前向きに、そしていろいろな人々の温情にも合いながらの
旅が描かれる。
主演は、2005年ヴェネチア映画祭で受賞した“Texas”とい
う作品に出演のリッカルド・スカルマッチョ。寡黙な役柄だ
が笑顔に好感の持てるイタリアでは人気俳優のようだ。
その他に、ドイツ人女優のジュリアナ・コーラー、フランス
人俳優で『顧客』にも出演のエリック・カラヴァカなど多彩
な顔ぶれが共演している。
コスタ=ガヴラス監督というと社会派のシリアスでハードな
作品が思い浮かぶが、本作はかなりコミカルな描写もあり、
また主人公が遭遇する事態もそれなりに人の善意や温かさに
も溢れていて、心地よく観られる作品だった。1933年生まれ
の監督はまだまだ元気なようだ。

『アンダーワールド/ビギンズ』
          “Underworld: Rise of the Lycans”
2003年、06年にケイト・ベッキンセールの女戦士役で好評を
博した『アンダーワールド』シリーズの最新作。ただし今回
は、これらの物語の起源を語る中世時代の前日譚を描いてい
るものだが、何せ不死者の話なので登場人物の多くは同じ顔
ぶれとなっている。
物語は、ライカン(狼人間)族の始祖となるルシアンが誕生
し、ヴァンパイア族の長老ヴィクターが奴隷としてルシアン
を支配している状況で始まる。しかし、ヴィクターの娘ソー
ニャはルシアンを愛し、それはヴァンパイアの掟を破る行為
となって行く。
そしてルシアンも、奴隷の境遇から反逆を試みて行くことに
なるのだが…
元々3部作構成だったと言われる物語が、これで完結するこ
とになるようだ。シリーズの前日譚というのは、人気のキャ
ラクターが生誕前だったりするといろいろ難しいものだが、
本作ではよく似たプロットを踏みながらも、新たな物語が見
事に展開される。
しかも、舞台が中世ということで、その時代背景に合わせた
武器やアクションなどもよく考えられているもので、さらに
は狼人間族とヴァンパイア族との戦いなども、なかなかの迫
力で描かれていた。
出演は、主人公ソーニャ役に『ナンバー23』などのローナ
・ミトラ。ルシアン役には前2作にも登場し、『フロスト/
ニクソン』のフロスト役も好評のマイクル・シーン。さらに
ビル・ナイ、シリーズの原案者でもあるケヴィン・クレイヴ
ォー、スティーヴン・マッキントッシュらが前作から引き続
き演している。
監督は、前2作と本作でのクリーチャー・デザインも手掛け
るパトリック・タトポロス。元々はイラストレーターでこれ
が初の監督作品だが、勝手知ったる他人の庭という感じで、
物語をそつなくまとめている。
そして前2作の監督を務めたレン・ワイズマンは今回は製作
に下がっているが、彼も許を正せば『スターゲイト』などの
美術部門の担当者だった人で、その点ではお互い理解しやす
かったと言うところかも知れない。
なお、シリーズの第4作が製作されるという噂も本作の製作
前から流れていたものだが、セリーンとマイケルの未来が描
かれるとされるそのニュースの続報はまだのようだ。

『虹色の硝子』
2007年12月に『そして春風にささやいて』を紹介している角
川ルビー文庫刊「タクミくんシリーズ」の映画化第2弾。
映画は前作に続きというか、状況には馴れてきた主人公託生
のその後の生活が描かれる。しかし今回は、同室の義一の不
可解な行動から託生は義一の真意を疑うなど、嫉妬やいろい
ろな感情が描かれていくものだ。
脚本は、前作と同じく『きみにしか聞こえない』などの金杉
弘子、監督は、『イヌゴエ』などの横井健司が新たに担当し
ている。
また、配役も前作から大幅に替って、託生役を『テニスの王
子様』の浜尾京介、義一役を『ウルトラマン・メビウス』の
渡辺大輔が演じる他、滝口幸広、高橋優太、細貝圭、日和佑
貴など。この内、滝口以外は新登場の顔ぶれだ。
物語では、難病が出てきたり他にも重い部分もあるが、全体
的には前作と同様のボーイズラブの世界が展開されている。
その世界が許容できるかどうかが、観客の側にも試されると
ころでもあるものだ。
ただまあ、前作では主人公の成長がいろいろあって、それな
りの青春ドラマという感じも前面にあったが、今回は嫉妬心
などの多少ネチネチとした部分が、普通の観客である僕には
ちょっときつい感じはした。
でも後輩の思いや、特に「虹色の硝子」のシーンにはそれな
りの捻りも感じられたし、さすが金杉脚本だという感じには
なった。
なお、本作も4月25日の一般公開前には舞台挨拶付きの完成
披露試写会がイヴェントとして行われるようで、イケメン目
当ての女性観客がまた集まるのだろう。それもやり方という
作品だ。
それから、前作の紹介では義一(ギイ)を託生(タクミ)の
先輩と書いたが、今回の作品によると同級生だったようで、
僕はその辺の物語をよく理解していなかったようだ。ここで
訂正をしておきたい。


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井口健二