井口健二のOn the Production
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2007年05月01日(火) 第134回

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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 今回はニュースが多いので早速始めよう。
 まずは続報で、第129回で紹介した“Barbarella”のリメ
イクに関して、脚本に、『カジノ・ロワイヤル』のニール・
パーヴィスとロバート・ウェイドの契約が報告された。
 このリメイクは、1968年のオリジナルも製作したディノ・
デ=ラウレンティスが、先に買収したモロッコの撮影所で進
めているもので、以前の紹介でもディノ自身が「女性版ジェ
ームズ・ボンド」と呼んでいたものだから、その思惑通りの
脚本家が決まったというところだ。しかも、『カジノ…』も
シリーズ再構築の第1作として考えられた作品で、今後のシ
リーズ化を期待される本作には最適というところだろう。
 またディノは、イアン・フレミングの初期の作品である原
作を、見事に現代にマッチさせた脚本家の手腕にも期待して
いるとのことだ。そしてリメイクでは、主人公は何事にも自
由な現代女性で、彼女が、自らの知識と、戦いのスキルと、
セクシャリティを駆使して未来世界の中を生き延びて行く物
語にしたいとしている。
 なお、脚本家たちは、『カジノ…』に続く“Bond 22”の
執筆はすでに済ませたとのことで、続けてリメイクに取り掛
かれるようだ。またリメイクの監督には、『ハンニバル・ラ
イジング』のピーター・ウェバーが予定されている。
 具体的な製作のスケジュールや配給会社などは未定だが、
配給会社に関しては脚本の完成と主な出演者の決定を待って
交渉を始めるとしている。因に、『…ライジング』の海外で
の配給権はTWCが獲得したが、これは映画が完成してから
交渉が行われたものだそうだ。
 また配役に関しては、以前の報告ではドリュー・バリモア
が熱心だったことを紹介したが、現在はケイト・ベッキンセ
ールが第1候補として考えられているようだ。
 一方、今回のリメイクに関しては、原作者ジャン=クロー
ド・フォレストの子息との間で映画化権の契約が再締結され
ており、その際、同時に原作のアメリカでの出版も契約され
たようだ。これによって、原作本の最初の2巻の英語版が出
版されるとのことだが、実はこの原作は今まで英語に翻訳さ
れたことがなかったのだそうだ。原作の紹介なしにかなりの
話題となった前の映画化も大したものだが、今回は両面から
の宣伝戦略が繰り広げられることになりそうだ。
        *         *
 前回報告したブライアン・シンガー監督の計画で新たな動
きが生じた。
 実は前回の記事で、元々あった小規模な作品としたのは、
“The Mayor of Castro Street”という作品。アメリカで初
めてゲイを公表して公職選挙に臨み、当選、その後に暗殺さ
れたハーヴェイ・ミルクという人の伝記で、ランディ・シル
ツによる原作は15年前に発表され、以来映画化が期待されて
いた。そしてシンガーは、2年前にこの企画をワーナー・イ
ンディペンデントに持ち込み、クリス・マクアリーによる脚
色もすでに最終段階だった。しかし、内容面で映画会社が製
作に踏み切れないでいたものだ。
 ところが、一昨年の『ブローバック・マウンテン』の成功
で、ゲイに対する映画界の評価が変化し、今ならこの企画も
行けるのではないかと判断されたようだ。しかも、実は以前
に同じ企画に係っていたガス・ヴァン=サントが同様の企画
を他社で立上げることを発表しており、本作はそれより前の
完成が望まれている。
 なお現状では、前回報告したUAの計画はトム・クルーズ
出演で7月8日の撮影開始が決定されており、今回の伝記の
映画化はそれが終り次第となるが…“Superman”の続編は、
2009年の公開が希望されているそうだ。
        *         *
 ロブ・マーシャル監督が、作品賞を含むオスカー6部門を
受賞した2002年の『シカゴ』以来となる旧ミラマックス=ワ
インスタイン兄弟と組むことが発表された。
 作品は、1982年に初演されたブロードウェイミュージカル
“Nine”の映画化。フェデリコ・フェリーニ監督の1963年作
品『8½』(公開時の邦題は、確か分数の間の線は水平だっ
たと思うが、フォントが見付からないので、これでご容赦)
にインスパイアされた物語と言われるこのミュージカルは、
新作の構想を進める映画監督が、人生で関った過去の女たち
の亡霊に振り回されるというものだ。そしてこの作品は、現
実と幻想の境に切れ目のない構成ということで、この構成は
マーシャル監督が最も得意なものとしている。
 オリジナル舞台は、アーサー・コピットの脚本、モウリィ
・イェストンの作詞・作曲で、ラウル・ジュリアが主演した
初演では作品賞を含む5個のトニー賞を獲得、アントニオ・
バンデラス主演の2002年の再演でも2個を受賞している。今
回の映画化では、そのコピットとイェストンも総指揮に名を
連ねての製作が行われるものだ。なお振り付けは、マーシャ
ルと、『シカゴ』でも組んだジョン・デルッカが担当する。
 また、映画化に当っての脚本は新たに執筆されるが、その
脚本家はこれから選考されるとのこと。ただし脚本は、先に
配役を決めてその俳優に合わせた脚色を行うという方針で、
まずキャスティングが話題になりそうだ。製作時期は2009年
頃が予定されている。
        *         *
 ユニヴァーサルが2008年の夏の公開を予定している“The
Mummy”(ハムナプトラ)シリーズ第3弾に、前2作に主演
したブレンダン・フレイザーの再出演が契約され、今年夏後
半の撮影開始に向けて準備が進められている。
 因に今回の計画では、第129回でも報告したように、敵役
にはジェット・リーが登場の予定になっているが、その物語
の舞台も中国になるようだ。
 一方、前2作に出演し、その後に出産とオスカー女優にも
なったレイチェル・ワイズは、現状ではスケジュールの都合
で出演は望めないようだ。ただしこれは本人が拒否している
ものではなく、突然出演が決まったときのために、マイルズ
・ミラー、アルフレッド・ゴーフの脚本は2本用意されてい
るそうだ。因に、彼女のスケジュールでは、フィリップ・ノ
イス監督の“Dirt Music”という作品が8月撮影開始の予定
になっている。
 と言うことで、脚本が最終決定しない段階では映画会社か
ら公式のゴーサインは出せない状況だが、撮影開始の時期は
確定とのことだ。なお監督は、『スティルス』などのロブ・
コーエン。前2作を手掛けたスティーヴン・ソマーズは製作
を担当している。
 なお、フレイザーは、ウォルデン・メディア製作の『地底
探検』の3Dリメイク“Journey 3D”と、ニューライン製作
でイアン・ソフトリー監督のファンタシー作品“Inkheart”
が、いずれも2008年の公開予定となっており、1年間に3本
の大型作品出演は、かなり注目を浴びているようだ。
        *         *
 以前から紹介しているマーヴル・コミックスによる自社作
品の直接映画化が始動され、その第1弾として“Iron Man”
の撮影が、ロバート・ダウニーJr.、グウィネス・パルトロ
ウ出演、ジョン・ファヴロー監督で3月に撮影開始された。
そしてそれに続く第2弾の“The Incredible Hulk”では、
主人公ブルース・バナー役をエドワード・ノートンが演じる
ことが発表されている。
 ノートンは、『レッド・ドラゴン』や『ミニミニ大作戦』
でも記憶されるが、最近では『キングダム・オブ・ヘブン』
での仮面の出演の他は、インディーズに活動の中心を置いて
おり、2005年5月に紹介した『ダウン・イン・ザ・バレー』
などへの出演や監督業も行っているようだ。従ってユニヴァ
ーサルが配給するこの作品では、久々のハリウッド映画への
出演ということになるものだ。
 その他の配役は未発表だが、脚本は、『X−メン』『ファ
ンタスティック・フォー』、それに『エレクトラ』を手掛け
てマーヴル作品の映画化では実績のあるザック・ペン。監督
は、『トランスポーター2』のルイス・ルテリエで、撮影は
今夏にカナダのトロントで開始される。
 因に、アン・リー監督で、エリック・バナが主演した前作
は、主人公が内省的になり過ぎて、『スパイダーマン』から
『ゴーストライダー』まで続くマーヴルコミックスの映画化
の中では希な不成功作とされているものだが、今回は、物語
を原作コミックスや、往年のテレビシリーズの路線に近いも
のにして、人気の巻き返しを図ることになるようだ。
 それで、インディーズに活動中心を置く俳優の主演という
のも不思議な感じだが、マーヴルの代表からは、「ノートン
は、現在の映画界の中で、最も多才で、天賦の才能に恵まれ
た俳優だ。このマーヴルの中でも最も人気があり、重要なキ
ャラクターを映画化するにあたって、彼ほど最適な人物はい
ない」との発表もされており、『ハルク』の映画化は、やは
りそれなりの覚悟を持って行うことになりそうだ。
 なお、全米公開は“Iron Man”が2008年5月2日、“The
Incredible Hulk”は続く6月13日に予定されている。
        *         *
 続いてマーヴルの情報で、『X−メン』からのスピンオフ
第2弾“Magneto”の監督に、『ブレイド』3部作や『ゴー
ストライダー』、さらに『バットマン・ビギンズ』の脚本を
担当し、『ブレイド3』の監督も努めたデイヴィッド・ゴイ
ヤーの起用が発表された。
 この作品は、第77回でも紹介したように『X−メン』3部
作ではサー・イアン・マッケランが演じた敵役マグニトーの
生い立ちを描くもので、第2次大戦末期のアウシュヴィッツ
強制収容所での超能力の発現や、そこに救出部隊の兵士とし
て現れたザヴィア(プロフェッサーX)との出会い。さらに
は、救出後にその超能力を使ってナチ残党狩りを始めたマグ
ニトーとザヴィアの対立などが描かれる、とのことだ。
 因に、描かれるマグニトーとザヴィアは、共に20代とのこ
とで、さらにナチ残党狩りを描くということでは、かなりの
アクションも演じられることになる。従って、マッケランも
ザヴィア役のパトリック・スチュアートもそのままでの出演
は難しそうだ。また、ナチ残党狩りということでは、『ブレ
イド』にも似た展開になりそうで、その点でのゴイヤーの起
用は面白い。なお脚本には、以前に紹介したシェルドン・タ
ーナーのものが使用される。
 一方、スピンオフ第1弾の“Wolverine”は、デイヴィッ
ド・ベニオフの脚本と、ヒュー・ジャックマンの主演がすで
に発表されているが、こちらはまだ監督が決定していないよ
うだ。ただしこれも近日中に発表されると思われるが、今年
は、『ゴーストライダー』『スパイダーマン3』に続いて、
“Fantastic Four: Rise of the Silver Surfer”の全米公
開も6月15日に行われるマーヴル作品の映画化は、来年はさ
らに強化されることになりそうだ。
        *         *
 そしてもう一つマーヴルの情報で、日本では今日世界最速
公開された『スパイダーマン3』の後続の計画が、本格的に
動き出しているようだ。
 この情報では、ソニー・ピクチャーズが、すでに“Spider
-Man 4”“5”“6”の製作を決定したという報告に始まり、
その作品には、サム・ライミ監督とトビー・マムガイア、そ
れに一番の難関と思われていたキルスティン・ダンストの出
演も確実となっているそうだ。
 ただしダンストの発言では、「次回の作品までには、少な
くとも4年は間を開ける」としており、その計算で行くと、
シリーズ再開は2011年ということになる。またその場合は、
3年連続の公開という可能性もあるものだ。
 一方、ライミ監督には“The Hobbit”の計画もオファーさ
れていたものだが、実はこの計画では、権利の一部をMGM
が所有していて、現在共にソニー傘下の兄弟会社の関係にあ
るコロムビアとの関係も良いという状況もあった。
 しかし、2011年の“Spider-Man”シリーズ再開となると、
同じく3部作の計画されている“The Hobbit”はスケジュー
ル的に難しくなるもので、ライミ監督には、もっと小規模な
作品の可能性はあるものの、ちょっと“The Hobbit”までは
手が回らなくなりそうだ。後は監督の判断次第だが、どう結
論が出ることになりますか…。因に監督は、「このシリーズ
(Spider-Man)を離れるのは、自分にとって非常に辛いこと
だ」と発言しているそうだ。
 また、関連の情報でマーヴル社からは、“Spider-Man”を
ミュージカル化して、ブロードウェイに懸ける計画を進めて
いることも発表された。
 発表によるとブロードウェイ版は、トニー賞受賞の『ライ
オン・キング』のミュージカル版や、映画では『タイタス』
『フリーダ』などを手掛けたジュリー・テイモアが演出を担
当し、U2のボノが作詞作曲を手掛けるというもの。上演の
時期などは未定だが、今年の夏にオーディションを開始する
としている。
 映画ではCGIで再現されたシーンをどのように実演で表
現するか、ワイアエフェクトが多用される作品にはなりそう
だが、一体どのように完成されるか楽しみだ。それに原作の
物語では、MJはブロードウェイスターを目指しているもの
だが、それがその舞台で演じられるのも面白いところだ。
        *         *
 この夏公開される“Harry Potter and the Order of the
Phoenix”で、Imaxでの同時上映が行われ、その中の約20分
を3D化することが発表された。
 このImaxによるパート3Dは、昨年の『スーパーマン・リ
ターンズ』でも行われたものだが、全米の公開ではImaxだけ
で3100万ドルの興行成績を上げたとのことで、今年は『ハリ
ー・ポッター』でそれが行われることになったものだ。
 因に、Imaxでのハリウッド作品の3D化上映では、2004年
の『ポーラー・エクスプレス』が大成功を納めた他、『アン
ト・ブリー』『オープン・シーズン』などのアニメーション
作品では全編の3D化が行われている。一方、実写作品の場
合は、一般公開との同時封切りを目指すと、映画の完成から
公開までの短期間での全編の3D化は困難で、20分程度が限
界とされる。
 しかし昨年は、アニメーションの『ハッピー・フィート』
の3D化が間に合わず、その公開が断念されたことが、Imax
社全体の業績不振に繋がったとも言われ、今年は『ハリー・
ポッター』のパート3Dで、その巻き返しを図ることになる
ようだ。因にImaxでは、全米は『300』に続いて、『スパ
イダーマン3』の上映も予定されているが、これらはラージ
フォーマットではあるが2Dで上映されるものだ。
 ハリウッド作品の3D上映では、後発のドルビーリアルD
が公開規模や作品数で着々とリードを広げており、Imaxは、
以前からの実績でワーナーとの協力体制は得られているもの
の、その前途は多難なようだ。
        *         *
 2005年10月の第96回と第104回でも紹介したファンタシー
“Bridge to Terabithia”が先に行われた全米公開で8100万
ドルを記録、海外でも2700万ドルと、合計では1億ドル突破
となっているガボール・クスポ監督が、同作に出演のアナソ
フィア・ロブを主演に起用して、さらに2作品の監督計画を
発表した。
 その1本目は、“The Moon Princess”と題されているも
ので、1946年にエリザベス・グージが発表した“The Little
White Horse”という児童向け作品を映画化するもの。内容
は、13歳の少女による魔法世界での冒険を描くもので、そこ
で彼女は古代の呪いと闘うことになるようだ。撮影は夏に開
始の予定で、少女のエキセントリックな叔父さん役をコリン
・ファースが演じることになっている。
 また、2本目は“The White Giraffe”という作品で、ロ
ーレン・セントジョンという作家の、イギリスでは昨年8月
に出版されたが、アメリカはウォルデン・メディアの出版部
門でこれから出版される作品を映画化するもの。イギリスか
らジンバブエに渡った少女の体験を描いた作品で、その地で
神秘的な白キリンに巡り会うという物語だが、原作者自身の
体験に基づいているとのことだ。
 因にロブは、『チャーリーとチョコレート工場』、それに
『リーピング』に出ているが、かなり違う役柄を見事に演じ
ており、これからが楽しみな若手女優だ。またクスポ監督に
関しては、“The Rugrats”の製作者だったということで、
以前の紹介を訂正しておく。
        *         *
 ちょっと短いニュースで、1970年公開の“Colossus: The
Forbin Project”(地球爆破作戦)にリメイク計画が持ち上
がっている。
 作品は、イギリスのSF作家D・F・ジョーンズが1966年
に発表した原作“Colossus”に基づくもので、西側世界の防
衛のために作られた大型コンピュータが、同様の目的で東側
に作られたコンピュータと結託して人類に刃向かうというお
話。前の映画化はジョセフ・サージェントの監督で、そこそ
この評判を得ていた。因にこの作品は、『ターミネーター』
の元ネタとも言われているものだ。
 その作品を、今回はロン・ハワードの監督作品として計画
が進められているもので、脚本にはブラッド・ピット主演で
ワーナーが進めている“The Sparrow”のジェイスン・ロー
ゼンバーグが起用されている。なお、原作にはジョーンズ自
身が執筆した続編が2作あるそうで、今回の脚本はそれも加
味して作られているとのことだ。
 ただし、ハワード監督には前回最後に紹介した作品も含め
て計画が目白押しで、実現が何時になるかは不明のようだ。
        *         *
 後は続報をまとめて紹介する。
 まずは、第111回で紹介した“Clash of the Titans”のリ
メイクに関し、脚本をローレンス・カスダンと契約したこと
が発表された。オリジナルは、ゼウスの息子ペルセウスが、
アンドロメダ姫救出のため、ペガサスを捕えたり、メデュー
サと闘ったりという物語が描かれたが、『レイダース/失わ
れた聖櫃』『SW帝国の逆襲』『SWジェダイの復讐』の脚
本家がどのような物語を造り出すか楽しみだ。監督は未発表
だが、カスダンには監督の経験もある。
 第107回で紹介したジェリー・ブラッカイマー製作による
“Prince of Persia: The Sands of Time”の監督に、マイ
クル・マンの契約が発表された。この作品はヴィデオゲーム
に基づくもので、以前の報告では『デイ・アフター・トゥモ
ロー』のジェフリー・ナチマノフが脚色を担当することにな
っていたが、マンの起用で物語は大幅に変更されるという噂
もあるようだ。公開は2009年に予定されている。
 『ナルニア国物語』の第3章となる“The Voyage of the
Dawn Treader”の監督に、『ワールド・イズ・ノット・イナ
フ』のマイクル・アプテッド監督の起用が発表された。物語
は、再びナルニアを訪れたエドマンドとルーシーの冒険を描
くもので、『愛は霧のかなたに』や『ネル』の監督がどのよ
うな展開を見せてくれるか楽しみだ。なお、第2章“Prince
Caspian”まではアンドリュー・アダアムスンが監督してい
る。また第4章には、“The Silver Chair”の映画化が決定
したようだ。


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井口健二