井口健二のOn the Production
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2005年10月15日(土) 第97回

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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 今回はキネ旬では遠慮しているヨーロッパ発の情報から。
 まずは、MGM/UAがソニーに買収されてからは最初の
作品となる007シリーズの第21作“Casino Royale”に関
して、10月14日、ロンドンのテームズ川に架かるタワーブリ
ッジの傍に停泊した英国女王の専用船プレジデント号の船上
で記者会見が行われ、新たにジェームズ・ボンドを演じる俳
優ダニエル・クレイグが正式に発表された。
 クレイグは37歳、以前には、1996年にBBCのテレビ番組
で人気を得た後、1998年の『エリザベス』や2001年の『トゥ
ーム・レイダー』、2002年の『ロード・トゥ・パーディショ
ン』などにも出演しているようだが、いずれもトップにクレ
ジットされたものではない。ただし、ソニーが今年5月に全
米公開したマシュー・ヴォーン監督作品“Layer Cake”では
主人公のXXXX役を演じており、さらに年末に全米公開予定の
スティーヴン・スピルバーグ監督作品“Munich”にも出演し
ているということだ。
 また、この配役には、ジュード・ロウや、ユアン・マクレ
ガー、コリン・ファレル、オーランド・ブルームらも候補に
挙がっていたようだが、いずれも却下され、最終的にはクレ
イグとヘンリー・カヴィルという俳優が残って最後のタイ&
タキシードによるオーディションに臨んだ。そして、その着
こなしから、クレイグが選出されたというものだ。
 なお、最後がタキシードの着こなしというのは、いかにも
女王陛下の諜報部員という感じのするものだが、実はタキシ
ードというのは本来はアメリカ式の略礼服の名称で、その辺
の発表が正しく翻訳されているのかどうか、ちょっと疑問に
も感じたところだ。もっとも選考を行った製作者のバーバラ
・ブロッコリは、ニューヨーク生まれの父親の跡を継いだの
だから、そんなところかも知れないが…
 一方、37歳の俳優がボンドを演じることに関しては、若す
ぎるのではないかという意見もあるようだが、実際にイアン
・フレミングが執筆した小説の主人公はその程度の年齢で描
かれているということで、逆に映画で作られたイメージをど
のように覆すかが問題になるようだ。因に記者会見で、監督
のマーティン・キャンベルからは、「今回の作品では、秘密
兵器などのような道具立てを少なくして、より人物に近づい
た映画化を目指す」という抱負も語られている。
 元々“Casino Royale”は、フレミングが1953年に最初に
発表した007物語だったが、いろいろな経緯で正式な映画
化が最後になってしまったものだ。しかし、この機会に原点
に立ち戻って、新たな21世紀のジェームズ・ボンドを目指す
良いチャンスのようにも感じるところだ。
 また今回は、マニーペニーやQなどの脇役陣も一新される
ようで、その配役はまだ選考中のようだが、計画では、来年
1月に撮影開始して、同年11月の公開となっている。
        *         *
 お次はフランスからで、2003年12月1日付の第52回で紹介
したコミックスの“Lucky Luke”が、今度はアニメーション
で映画化されることが発表された。
 この発表は、フランスのアニメーションスタジオのキシラ
ムが行ったもので、発表によると“Tous a l'ouest”という
作品が、長編アニメーション化されるということだ。
 この物語は、英題名で“The Caravan”と呼ばれる原作の
1篇に基づいており、内容は、カウボーイの主人公と、その
相棒の喋る馬ジョリー・ジャンパーが、宿敵ドルトン兄弟と
の決着を付けるため、決戦の場に向かうというもの。確か以
前に紹介した映画化もドルトン兄弟との話だったはずだが、
それとの関係はどうなっているのだろう。
 因に、キシラムでは“Lucky Luke”のテレビアニメーショ
ンシリーズの製作も行っており、2003年に放送されたそのシ
リーズでは、420万人の視聴者の獲得と、7つの受賞にも輝
いているそうだ。そして今回の長編化は、オリヴァ・ジャン
=マリーと、ジャン=フランシス・ヘンリーの脚本から、ジ
ャン=マリーが監督を担当することになっている。
 また今回の製作では、総製作費1200万ユーロの内の30%を
海外配給の事前契約で調達するとしているが、すでにドイツ
やベネルックス、ポルトガル、ギリシャなどとも契約が結ば
れ、さらに英語版の製作も行って英語圏へのセールスも行う
計画だそうだ。そのため声優には著名な俳優の起用を検討し
ているということだが、テレビシリーズでは、アントニオ・
デ=コネスというフランス人俳優が主人公の声を当てていた
ものだ。フランス公開は2007年秋に予定されている。
        *         *
 以下は、ハリウッドの情報を紹介しよう。
 最初はちょっと残念なニュースで、アメリカ南部に甚大な
被害を及ぼしたハリケーン・カタリーナだが、ついにその影
響が映画製作にも現れてしまった。
 影響を受けたのは、今年4月15日付の第85回でも紹介した
“Deja Vu”の映画化で、『シュレック』『パイレーツ・オ
ブ・カリビアン』などのテリー・ロッジオと、ビル・マーシ
リが脚本を執筆したこの作品の製作延期と、トニー・スコッ
ト監督の降板が発表されてしまった。
 なお作品は、時間移動の能力を身に付けたFBI捜査官の
主人公が、難事件解決のため時間を遡ったことからタイムパ
ラドックスに直面するというもので、製作元のディズニーで
は脚本の契約に7桁($)を支払ったほどの期待作。そして
映画化では、スコット監督に続いてデンゼル・ワシントン主
演が発表され、スコット+ワシントンのコンビには、1995年
『クリムゾン・タイド』、2004年『マイ・ボディガード』に
続く3度目のコラボレーションが期待されていたものだ。
 ことろが今回の映画化に当って、元々の脚本の舞台はサン
フランシスコだったようだが、映画製作費に対する税制上の
優遇措置などの理由でニューオルリンズに舞台が変更されて
いた。しかしそのロケーションの予定地が、今回のハリケー
ンで全壊してしまったということだ。このため製作者のジェ
リー・ブラッカイマーは、ロケ地を元のサンフランシスコに
戻すのか、さらに別のロケ地を探すのかなども検討している
ようだが、これにより撮影の延期は余儀ないものとされ、さ
らに延期によるスケジュールの都合でスコット監督の降板と
なってしまったものだ。なお、発表が行われた10月4日は、
元々の撮影開始の予定日だったということだ。
 また今回の映画化では、物語の展開上フェリーとドックが
必要ということで、それがニューオルリンズがロケ地に選ば
れた理由でもあったようだが、それらが揃ったロケ地はそう
簡単に見付けられるものではなく、またロケ地をルイジアナ
州の外に変更するとなると、先に与えられた税制優遇措置な
ども得られないことになって、すでに支払われたものに関し
ては税金の追徴などもあるようだ。
 元々の製作費は7500万ドルが計上されていたものだが、延
期によってかなりの追加も必要になりそうで、いろいろな条
件を検討しなくてはいけない事態になっているようだ。なお
製作者は、来年1月中には撮影を開始したいとしているが、
配給元のディズニーは公式発表を控えている。また今回の計
画では、上記のように先にスコット監督が決って、後からワ
シントンが参加したものだが、これでワシントンまで降板し
てしまわないことを祈りたいものだ。
        *         *
 お次は、ちょうど2年前の2003年10月15日付第49回で紹介
したクリストファー・ノーラン監督の“The Prestige”の映
画化に、“X-Men”のヒュー・ジャックマンと、“Batman”
のクリスチャン・ベイルの共演が発表された。
 この計画は、『バットマン・ビギンズ』のノーラン監督が
2年半ほど前から進めていたもので、クリストファー・プリ
ーストの原作から、『メメント』の原案にも協力した兄弟の
ジョナサンと共に脚色を行っていた。内容は、1878年を発端
とする19世紀末の時代背景で、当時のロンドンで人気を二分
していた2人のステージマジシャンの確執を描いたもの。互
いにネタばらしを行ったり、新規なトリックを編み出すなど
の熾烈な闘いを続けていたが、やがて2人は揃って殺人の容
疑者にされてしまうという展開になるようだ。
 なお、元々の原作の映画化権は、『パッション』なども手
掛けたニューマーケットが所有していたもので、脚色の依頼
も同社が行っていた。これに対して2年前の時点でワーナー
とディズニーが製作に参加したもので、映画の配給は、アメ
リカ国内をタッチストーン、海外はワーナーが担当すること
になっている。撮影は来年1月に開始の予定。
 因にジャックマンは、撮影中のシリーズ第3作の“X3”は
それまでに完了する計画で、またダーレン・アロノフスキー
監督の“The Fountain”と、ウッディ・アレン監督の新作も
撮り終えているそうだ。一方のベイルは、『バットマン…』
に続いては、テレンス・マリック監督の“The New World”
と、デイヴィッド・エイヤー監督の“Harsh Times”がすで
に撮影終了しており、現在はタイでウェルナー・ハーツォグ
監督の“Rescue Dawn”という作品に出演中とのことだ。
        *         *
 『ターザン』の原作者としても知られるエドガー・ライス
・バローズの原作による“John Carter of Mars”シリーズ
第1作の映画化を、ジョン・ファヴロウ監督で行うことが、
パラマウントから発表された。
 この映画化に関しては、昨年3月15日付第59回で紹介した
ように、一時はロベルト・ロドリゲス監督で進められること
が決定されていたものだが、第60回で報告した『シン・シテ
ィ』でのフランク・ミラーとの共同監督の問題でロドリゲス
がアメリカ監督組合(DGA)を脱退したことから、第61回
で報告したようにDGAとの取り決めに縛られる老舗のパラ
マウントでは組合員以外の監督との契約は解除せざるを得な
くなっていた。その後、第69回で報告したように『スカイ・
キャプテン』のケリー・コンラン監督も取り沙汰されたが、
今回ファヴロウ監督の起用が発表されたものだ。
 なお、ファヴロウ監督は、2003年にニューラインからウィ
ル・フェレルの主演で発表した実写とアニメーション合成の
ファンタシー“Elf”が評判になった他、今年の11月11日に
ソニーから全米公開されるクリス・ヴァン・オールズバーグ
原作のファンタシー・アドヴェンチャー“Zathura”など、
VFX主導の映画の監督にも実績があり、身長12フィートの
緑の巨人や6本脚の馬も活躍するこの作品の監督にはピッタ
リと言えそうだ。また、ファヴロウ監督は“Elf”では、登
場する北極熊の声を伝説の特撮マン=レイ・ハリーハウゼン
に演じさせているということで、そのような繋がりも、ぜひ
今回の映画化には活かしてもらいたいものだ。
 脚本は、マーク・プロトセヴィッチが手掛けたものから、
さらにアーレン・クルガーのリライトが終っているというこ
とで、当初の予定では2005年早々からの撮影となっていたも
のだが、それが1年半遅れたとして、2007年クリスマスシー
ズン〜08年夏の公開が期待できるのだろうか。
        *         *
 フランシス・フォード・コッポラ監督が、1997年の『レイ
ンメーカー』以来、8年ぶりの監督に復帰したことが発表さ
れた。発表によるとこの作品は、ルーマニア人の作家ミアシ
ャ・イリアデ原作の英題名“Yuoth Without Youth”という
中編小説を映画化するもので、製作費は全て自己資金で賄う
低予算作品とされている。
 内容は、第2次大戦前の暗黒の時代を背景に、世情の激変
によって逃亡者となり、生活の全てを変えなければならなか
った一人の大学教授の人生を描いたもの。これにより主人公
は、祖国ルーマニアから、スイス、マルタ、そしてインドへ
と旅を続けたというものだ。出演者には、ティム・ロス、ア
レクサンドラ・マリア=ララ、ブルーノ・ガンスらの名前が
上がっている。撮影は10月3日にブカレストで開始された。
 なお原作には、1920年代のシュールレアリズムの影響も見
られるそうで、その辺をコッポラがどのように処理するかに
も注目したい。また最近は、娘ソフィアの監督に注目の集ま
ることの多かったコッポラ家だが、ここらで父親の実力も見
せてもらいたいところだ。
 それにしても、主人公はインドまで旅するようだが、言わ
れているような低予算作品で、そのようなロケーション撮影
は一体どうするのだろうか。
        *         *
 『デイ・アフター・トゥモロー』では、新たな氷河期の到
来の恐怖を描いたローランド・エメリッヒ監督が、今度は前
の氷河期を舞台にした物語を描くようだ。この作品は、エメ
リッヒと、『デイ・アフター…』の音楽も手掛けた作曲家の
ハラルド・クローサーが考えた物語を映画化するもので、題
名は“10,000 B.C.”。氷河期に掛かる先史時代の人類にお
ける3つの進化の段階を描くとするものだ。
 具体的な物語は、原始人たちの集団の中で暮らす21歳の若
者を主人公に、彼らは毎年彼らの居住地を移動するマンモス
を狩って生活をしていたが…というお話。エメリッヒ=クロ
ーサーの原案からジョン・オルロフが脚本を執筆し、撮影は
来年2月にアフリカで開始される。
 なお、先史時代を描く作品では、先にメル・ギブスンが、
西欧人が渡来する前のマヤ文明の物語“Apocalypto”を古代
マヤ語の台詞で撮影するとして話題になっているが、本作の
台詞は英語で撮影されるということだ。ただしエメリッヒの
意向で、出演者には無名の俳優を使うことになっており、そ
の選考は10月後半に行うとしている。
 製作は、エメリッヒと彼の永年のエージェントだったマイ
クル・ウィマーが今年4月に設立したセントロポリスが行う
もので、ソニーが配給する。
 なお、題名からは“One Million B.C.”を連想したが、さ
すがに人類の祖先が恐竜と戦うような荒唐無稽のものではな
いようだ。しかし、巨大なマンモスを登場させるとなれば、
やはりそれなりのVFXも必要とされるはずで、エメリッヒ
とソニーの関係では、“Godzilla”で培った技術を発揮して
もらいたいもの。特に、マンモス狩りのシーンには期待した
いところだ。
        *         *
 『トレジャー・ハンターズ』(Without a Paddle)で主人
公トリオの1人を演じた俳優のダックス・シェパードは、脚
本家としても認められている人だが、彼の新作で日本を舞台
にした“Get'Em Wet”という脚本が、パラマウントで映画化
されることになった。
 お話は、アメリカでバスタブのトップセールスマンとなっ
た男が、その販路拡大のため日本にやってくるというもの。
当然そこから始まる日本の商慣習や風俗とのカルチャーギャ
ップを題材としたものになるようだが、大体、風呂場の構造
からして違う日本にバスタブのセールスとは飛んでもないこ
とを思いついたものだ。
 日本の風俗を描いた作品では、昨年のアカデミー賞で、ソ
フィア・コッポラ脚本、監督の『ロスト・イン・トランスレ
ーション』が話題になったが、本作はその本格コメディ版と
いうことにもなりそうだ。
 なお脚本は、やはり俳優のウィル・アーネットとの共作に
よるもので、2人は映画化の主演にも起用されることになっ
ている。またシェパード+アーネットのコンビでは、すでに
“You Are Going to Prison”という作品を完成していて、
本作は続編ではないが、それに続く作品になるものだ。
 またシェパードは、俳優としてはソニーの“Zathura”に
出演している他、レヴォルーションとハッピー・マディスン
が製作する“Guerilla Photographer”の脚本を提供。また
『トレジャー…』のスティーヴン・ブリル監督と共に、パラ
マウントに向けて“Space Race”という脚本も提供している
ようだ。またアーネットは、ソニーから来年3月に全米公開
されるロビン・ウィリアムス主演の大型コメディ“RV”に出
演している他、“Dad Can't Lose”というパラマウント作品
と、“Most Likely to Succeed”というユニヴァーサル作品
にも出演している。
        *         *
 1988年の『グッド・モーニング・ベトナム』で、ロビン・
ウィリアムスを本格的に世に送り出したバリー・レヴィンソ
ン監督が、再びウィリアムスを主演に迎えて、“Man of the
Year”という作品を年末から撮影することが発表された。
 この作品は、深夜の政治討論番組のホストを務める主人公
が、大統領批判を繰り返すうちに政争に巻き込まれて行くと
いうもの。レヴィンソンの政界コメディでは、1997年の『ウ
ワサの真相』以来になるということだが、今回はレヴィンソ
ンが書き上げた脚本をウィリアムスに送ったところ、そのコ
メディの良さに直ちに彼が反応したというものだ。なおレヴ
ィンソン+ウィリアムスのコンビでは、1992年の『トイズ』
も作られている。
 撮影は年末に開始の予定だが、セット撮影はカナダのトロ
ントで行われ、その後に屋外シーンの撮影がメリーランドと
首都ワシントンでも行われるということだ。なお、製作会社
はモーガン・クリークで、同社の作品はアメリカ国内はユニ
ヴァーサル、海外は自社が配給権を持つことになるようだ。
 因にウィリアムスは、現在は来年3月17日に全米公開予定
のバリー・ソネンフィルド監督による大型コメディ“RV”を
撮影中となっていた。
        *         *
 2004年4月1日付第60回で紹介したテレビシリーズからの
スピンオフ作品“Serenity”が9月末に公開され、1週目に
1000万ドル=全米第2位の興行を記録したジョス・ウェドン
監督が、新たに“Goner”という脚本でユニヴァーサルと契
約を結んだことが発表された。
 この作品についての詳細な内容は不明だが、“Buffy the
Vampire Slayer”などを手掛けてきたウェドンが得意とする
超自然の現象に立ち向かう若い女性を主人公にしたもので、
彼女の恐怖とヒロイズムを巡る「旅」が描かれるとされてい
る。そして“Serenity”より暗いトーンに包まれたものにな
るということだ。と言っても“Serenity”が未公開の日本で
は、どう解釈していいか判らないのだが…
 ただしウェドンには、その前にワーナーとの間でDCコミ
ックスを映画化する“Wonder Woman”の契約が結ばれている
はずだが、今回の記者会見では、「ワンダー・ウーマンは、
自分にとって常にシンボル的存在だが、自分には全ての権利
が与えられており、それをいつ実現するかは自分で決める」
として、期日などの明言は避けたようだ。まあ、ワーナーが
それを認めているのなら仕方がないことではあるが、ファン
にとってはあまり長く待たされたくはないし、出来るだけ早
く取り掛かってもらいたいものだ。
 それから、ついでにテレビシリーズの情報だが、出演者の
大半が入れ替わった“Buffy the Vampire Slayer”は、今後
はジェームズ・マースターズが演じているパンクヘアの吸血
鬼=スパイクに焦点を当てたシリーズが続いて行くことにな
るようだ。


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井口健二