みすみや日誌


あおは あいよりいでて あいよりあおし。


2004年05月22日(土) 昨日の発言を撤回、

……一昨日から今日に掛けての執筆枠で寄生虫原稿を書きます。
真剣に睡眠時間が狂いすぎて体調に響きそうになってきたので(まだ「響いている」というほどじゃない)、せめて少しでも早寝をしようという思惑です。
個人的に悔しくないこともないですが、別枠にすると今日普通に3時間とか書かなくちゃいけない気がするから。起きられませんて。

洗濯物が危機です。マジで危機です。
今日部屋に干している分が乾かないと明日着るものがない、というくらいまで切羽詰った衣類もあります。例えば靴下とか。
朝の時点で外に干している家が(アパートの部屋正面の山の斜面に)幾つもありましたので、それに倣おうかとも思ったのですが、干している最中にどう考えても水滴が空気に混ざっているという感触があったので急遽中止して取り込みました。日中家にいなかったことを考えれば、その選択自体は賢明だったなぁと思うのですが……室内のこの湿度の高さは何(勿論洗濯物から来ています)。
しかも、気温の変動の大きさ(と睡眠時間の足りなさ)に誘われて軽く喉がおかしくなりかかっている模様なので、うかつに除湿などで部屋を冷やすわけに行かないのでした。……いやでも、流石に蒸し暑すぎるかなぁ。ちょっと上着着て除湿しますかねえ。

本日の起床は9時半。大健闘。なぜなら就寝が5時半だから!(待て)
いや、私だって別に好きでそんなことをしてるわけではないんですけど……。
パンを口に詰め込みながらウーロン茶をペットボトルに移しながら髪の毛を梳かすようなありさまで頑張りました。どうも毎度毎度洗濯物が足を引っ張るな(外に干してから部屋干しに切り替えた、あの手間がなければもう少しどうにかなったのに……)。

そんなこんなで2時限目ドイツの文学。階段上がって廊下を歩いていたら目の前に先生の背中が出現(別の階段から上がってきてた)。
大学まで来てこんな滑り込みありかよ、とか思いましたが、どうやら忘れ物を取りに戻っていた最中だった模様。出席カードは既に配られていましたが、コメント票共用なのでそれは後でも貰えます。授業内容には間に合った模様で有難い限り。
本日もカフカ「判決」の読みを継続していましたが、先生の繰り出す突拍子もない解釈に笑ったり(……最後の部分から鑑みるに主人公が服着てないんじゃないか、とか。途中に出てくる「胸の時計の鎖」という表現から否定できるのだが、その否定を受けて「そうだねまさか乳首に時計の鎖つけてるわけじゃないもんね」と仰ったのには本気でずっこけました。反射的に想像しちまったじゃないか!(痛))。
因みに私は一人で「判決」を再読しておりました。時間を置いて読み返すと、また違ったことが判るものです。ていうか初期の解釈が普通に恥ずかしくなってくるんですがこれは何。読み落としまくってますよ!(汗)

そうしているうちに授業終了。今日はお弁当をあきらめたのでコンビニおにぎり。密かに結構気に入ってるのがあるのでつい。
一緒に買ったデザートが大変食べにくくて往生しました。

3時限目、ドイツの言語。生徒発表第二回。
本日はスイスのドイツ語についてでしたが、発表者の片割れが行方不明、プリントの用意が出来てない、など不備が目立ちました。でも先生は怒り過ぎ(いや怒るってほどじゃないけど、不機嫌になりすぎ)だと思うんだ。今日の発表者だって別に、わざと先生のところに行くのを遅らせたわけじゃないと思う。パートナーが来るのをぎりぎりまで待っていたのに結局来なくて、行きそびれただけだと思うんですよ。プリントの不備だってそっちが原因。あと、発表上の不備も、パートナーが来ない動揺を考慮に入れればよくやった方だと思います。
……同情的なのは、自分がやるとき上手くいく自信があんまりないから、なのかな。まあまだ後一ヶ月あるんで準備はしますけどね。因みに私は個人発表なので、今日のようなトラブルに襲われる確率は零。……ま、自分で頑張れよ、ということですね。資料はもう集めてあるんだけど読む暇がさあ!(平安編の調査も平行してやっているので時間のなさが更に際立つ)

4時限目、ドイツ思想講義。
……うーん、近頃この授業、気持ち悪いんですけど。
クローンとキメラについて取り扱っているのですが、何ていうの……こう、脅威を認識すべきだというのはわかるんですけれど、先生がそっちに偏向しすぎている感じとか、どうも無理やり恐ろしげに話している感じとか、ことごとく「異質性を歓待する文化(とかテクノロジーとか)」て言う方向に結びつくところとか、色々気持ち悪いです。あとサブカルチャーから来る資料がほとんどホラー。今日のは気持ち悪かったぞ本当に。……数年前に幣原絢子先輩(高校文芸部の先輩:ペンネームですのでご安心を)が書いた作品の源流を垣間見た。絶対あの人これ元ネタにしてるって。
あー……まあそんなことも全般含め、思想とかは苦手です(ある一つの偏った世界観で全てを解釈しようとするあの傾向が嫌だ。それとも私が偏ってるのか?)。この授業で更に苦手になってきたような気がします(笑)。前期だけでなかったら切るんだが、まあもう回数も半分くらいまで来ただろうから続けていきますかねえ。
……別に世の中、なるようにしかならんよ。なるようになってからじゃ遅いっていうのも判るけれど、生きてさえいれば本当に戻れない道ってのはほとんどないと思うんだ。
突き詰めると「少年犯罪の犯人は社会復帰すべきか」まで行き着くけど……まあ人にはよるけれども、人間は変わるからね。「本当に改心したのなら罪責感で生きてはいられないだろう」ていうのは所詮外からの見方でさ、当人は周囲から死なないように死なないようにカウンセリングだのサポートだの受けて更生してきてる訳だから、本気で「生きて償いをしよう」って言う発想になってるということも考えられると思うんだ(いつも思うんだけど街角で意見言う人はこの辺考慮してんのかねえ……まあ本気でそんな操作的なカウンセリングが行われてるとしたら、それは洗脳と大差ないっていう気もするけどね)。
まあ誰が何を言おうとも所詮は外からの意見。実感を伴った発言をしたければ、当人になるしかないんだけどな……(や、勿論なる気はないけどね)。

それから帰宅。途中で少し買い物。
帰って軽く夕食を摂って寝る、つもりだったのに何故だか「おはよう寄生虫さん」読了。図版がない分だけ楽な本ではある……やっぱり寄生虫関係の夢見たけど。
て言うか、改めて見ると寄生虫館のパンフレット怖ッ。表紙を上に出来ないよっ。
20時ごろ就寝。24時起床。

具合が悪いようならもう一食とって寝るつもりだったんだけど、どうやら平気そうなのでパス。炊いたご飯は早いところ器に移しておこうかと。残りが明日の朝ご飯になります(多分)。
これから寄生虫館紹介記事かな。明日は英語の予習が要るし。

明日は本の受け渡しの為また人に会いに行ってきますよー。寝過ごすなよ私。

拉致被害者家族帰国について一言書いていましたが、却って不謹慎なような気がしたので下げました。
帰国した家族を迎えた方々おめでとうございました。
(向こうで生まれて向こうで育っても帰国なのかな、と思わざる得ない)


本日の日記所要時間:42分
執筆時間は記事に回すので創作メモの更新はありません

記事所要時間:概算一時間半
28+40+42-90=20
明日に繰り越しの執筆時間は20分です。


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水門清哉(すくね)
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