みすみや日誌


あおは あいよりいでて あいよりあおし。


2004年05月21日(金) 寄生虫館見学記。

て言うか今日起きてやったことってそれだけじゃないのか自分……。

本日起床は12時。て言うか就寝が8時は、いくら授業がなくたって平日じゃないよ私。
というわけで起床が遅い割には睡眠不足であり、とりあえずご飯を一杯掻っ込んで出かけました。計算上時間はぎりぎりでしたので電車内からメールを入れましたが(※現在のルールでは優先席付近以外はマナーモードで良いのですよ>主に母上)、その相手の方が大分遅れて到着しました(因みに私は待ち合わせ時間・13時ジャストに目黒駅西口に到着しました)。しかもメール、気づかれてなかったし。何だかなあ。
ともあれメンバーが揃うまで暫く喋ったりトマトジュースを探したり(何故か探してる人がいたので)。無駄に寄生虫トークを展開します。頭の中の書庫で寄生虫関連が最前列に来てる感じなのな。犬とか猫とか卵とか、という台詞に反応して犬糸状虫とか猫糸状虫とか卵にときどき寄生虫が入り込んでしまう話(鶏の寄生虫、多分食べても無害)とかしか出てこない自分はどうかと思った。……いや、「犬とか猫とか卵とか」って言う台詞もどういう脈絡だったのかなぁという感じもするけど。動物だとしたら卵が浮くし、食べ物だとしたら犬とか猫は入らないはずだけどなぁ。
ともあれ、10分ほどでメンバー4人が揃い、出発しました。

寄生虫館への道は別に案内板も出てないのでちょっと判りにくいです。
地図からでは所要時間が判断しきれないこと、道の細かい曲がりまでは地図にないことなど色々と問題あり。まあ、大体一本道みたいなもんだけれど……。
地図がその辺になかったので、昨日読んだ『寄生虫館物語』の地図を参考に行きました。その途中でコンビニに寄って、使い捨てカメラを買ったりパンを買ったり(ご飯だけじゃ足りなかったらしい)。使い捨てカメラは先輩がデジカメを忘れてきてたから。写真撮り放題だとか言ってた割には微妙な失敗。
暫く歩いて寄生虫館につきました。ここまでの道は起伏が大きく、帰り道にはそのほとんどが上り坂になるのでちょっときつい模様。
さて辿り着きました寄生虫館は、案外に普通の建物でした。他の人が気づいてくれたから良かったようなものの、私一人で来ていたら間違いなく通り過ぎていたでしょう。……ていうか、3人立ち止まったのにうっかり通り過ぎかけたのは秘密ですよ。
中は何だか病院のような匂いがして(※ホルマリンなどの所為と思われる)、国立科学博物館と似た感じの雰囲気を漂わせていました。入り口右手に、設立者と母・妻の銅板(銅像じゃないんだけど……若干立体的なやつ)があり、先輩が嬉々として写真を撮っていました。私はその傍らでパンフレットをもらい、スタンプを押して、そこで初めて設立者が2002年に亡くなっていたことを知りました。1994年に書かれた本の中で「10年以内くらいには妻の元へ行くと思うが」というようなことを言っていらしたのですが、まさにその通りになった訳です。できれば一度出会ってみたかったのですが。というか(この人の書いた本を初めて手に取ったはずの)小学生の頃に来てればまだ生きてたわけだし、出会えた確率もあっただろうに……まあ、別に私が特別詳しかったりした訳でもないから、有象無象の一人として、ですけどね。
展示自体は割と地味でした。ホルマリン漬けだから色がなくなってしまうらしい。本を見ているととても鮮やかな紫の寄生虫とか、綺麗なピンクの寄生虫とかが存在するようなのですけれどね。
それから、密かに楽しみにしていたムササビの腸とかは展示がなくて寂しかったり。
……あああああ、明らかにマニアックで変なこと書いてるしっ!!(笑)

二階に上がると有名な8.8メートルの日本海裂頭条虫の標本があります。
この近くで撮られた設立者の写真をよく目にしていただけに、何やら切ないような悲しいような気分になったり。ああ、亀谷先生はここに立ってたんだなぁ……みたいな。
あと普通に怖かったです象皮病とかの写真は。あれは切除しか治療法がないそうですね。

それからグッズ漁り(!)。
Tシャツとか普通に格好よかったのですが所持金の関係で断念。
キーホルダーと書籍三冊(うち一冊は寄生虫館ガイドブック、残り二冊は亀谷氏の著書)を購入。流石にちょっと引くだろうなと思ったのはサナダムシ模様のランチバッグ。それは流石にさあ……ちょっと悪趣味だろ(笑)。
グッズを持ってきたお姉さんに「生きて動いてる寄生虫を見るにはどうしたら?」とか色々と(これもマニアックな)質問を浴びせる大学生四人。「専門の方ですか?」とか聞かれましたが関係ありません、当方全員文学部
そのあと目黒駅近くのマックになだれ込んで、生きた寄生虫を確認して記事にする為、来週月曜日にイカの解剖を行うことが決まりました。
……。何 だ こ の 集 団 。

そんなこんながあったあと電車で帰宅。
特に買い物がなかったので気まぐれを起こし、水を買ったのが今日の敗因。
あまりの重さに肩の辺りがバリバリになりました。
そりゃあね、12リットル(=12キロ)を手提げで持って帰りゃあね。
……無謀でした。

近頃狂っている睡眠周期を元に戻すべく、夜まで起きているはずだったのですが、19時過ぎに挫折。
目が覚めたら24時を回っていました。あーあーあーあー。
それからカレーを温めて食べました。

洗い物と入浴と洗濯物畳みが残っています。
ていうか、寄生虫館の紹介記事、月曜までに書かなくちゃ……(結局そんな役目が回ってきた)。
暫く縁が切れなさそうです。


何だか今日は、どこかの時点でうっかりストップウォッチを止めてしまっていたので推測ですが、本日の日記所要時間:40分(長めに見積もり)
記事とは別枠で執筆時間を取ります。でもとりあえず明日は午前中から授業があるので、明晩で。
あんまり貯めたくないんだけどなぁ……。


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水門清哉(すくね)
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