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2008年03月23日(日)

世界フィギュア2008観戦記



真央ちゃんのすっころび方には目を疑ったよ。
フィギュアであんな転び方、初めて見た。
あ〜これでもうダメかあ、と思ったけど、その後は見事立て直して優勝!!
技術的にはもちろんだけど、精神的にも本当に強くなったんだなあ。まだ17歳なのにすごいね。
今回優勝したけれど、完璧な演技をしたわけじゃないから来シーズンのモチベーションも下がらないと思うし、今後ますます楽しみだ。

中野由加里選手には表彰台に乗って欲しかったなあ〜〜〜。正直、真央の金メダルよりもゆかりんの銅メダルの方が見たかった!今シーズンのゆかりんの頑張りをずっと見てたから・・・。いや、真央が頑張ってないということではなくて。真央は今後も金のチャンスがいっぱいあるだろうけど、ゆかりんは今年が最大のチャンスだったんじゃないかと思うんだよね〜〜。こんなこといったら中野選手に失礼なんだけどさ。
でもメダルは取れなかったけど、今大会、女子シングルで一番心を打つ演技をしたのは中野選手といっても過言ではないだろう。会場のお客さんのスタンディングオベーションと、ジャッジの評価が低かったことへのブーイングがそれを証明している。
中野選手には、今シーズンのモチベーションを失わず、更なるレベルアップを期待します。プログラムの難易度をもう少し上げれば、表彰台は決して夢ではないし、ゆかりんならきっとできる!!

ミキティは怪我が多いのが難だよな〜〜。怪我してるところを庇うから、違う箇所に無理がかかって、またそこを怪我してしまうんだろうね。
精神的にもきてるようだし、焦らずゆっくり治して欲しい。


男子はショートプログラムは良かったなあ〜〜。上位6人が僅差で競ってて。女子ショートの時のような不当にも思えるアメリカ下げ、欧州上げもなかったし。コストナーはまだしも、コルピとか点数出過ぎじゃね?キミーはいくらなんでも低過ぎじゃね?
そんなクレームがあったんじゃないかと思わせるような、男子ショートの成績でしたなw 正当に評価されて良かった良かった。いや、女子が本当に不当ジャッジがあったかどうかは分からんけど。

男子フリーはライブ中継だったこともあって、まるでオリンピックのような緊張感を持って見てました。ハイレベルな戦いだ〜〜〜ワクワクドキドキ・・・が、次々とジャンプミスが・・・(--;
そして高橋も。

あ〜〜〜〜〜〜〜久しぶりにあんなにジャンプミスする高橋を見たよ。冒頭の4回転は仕方ないとしても、中盤以降で必ず盛り返していたのに。しかもコンビネーション飛び過ぎで0点となるジャンプまで・・・織田じゃないんだから・・・。これがなければ銅メダルには届いてたのに!!
まあ、彼の目標はあくまでも金だから、3位でも4位でも彼にとっては同じくらい意味のないものだったのかもしれないけど。
また来シーズンに期待しよう。

初出場の小塚は大健闘だったなあ。高橋が4位とふるわなかったので、来年の出場枠は?!と危ぶんだけど、小塚が8位に入ったおかげでギリギリ3枠確保できたよ。小塚エライ!!来年は織田が復帰するだろうし、自分で自分の枠を取って来たな。それとも小塚の方が上になっちゃってるだろうか?


今回の大会で興味深かったのは、真央、高橋とも、芸術点が高かったことだ。
真央が派手にすっころびながらも優勝したのも、表現力の面で得点が伸びたからだし(他の技術的な要素が高かったのは言うまでもなく)、高橋がショートで4回転がなく、ジャンプミスしたのに3位につけてたのも真央と同じ理由だ。
ちょっと前までの日本フィギュア界では考えられない評価じゃないかい?
散々、日本人は表現力がねぇ・・・と言われてきた。
技術力がトップレベルで、なおかつ表現力も優れてる、なんて評価された人がいただろうか?
技術が及ばないので結果的に芸術点の方が上、という人はいただろうけど、真央や高橋は違う。
身体能力の高さや技術力に裏打ちされた、凡人には到底出せない「表現力」だ。
まさに、鬼に金棒。
こりゃあ、来シーズンもますます目が離せなくなりそうですな。

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来期以降はアメリカが怖いぞ〜〜〜〜




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