カナダ人夫妻にサンクスギビングデーのディナーに招待されました。 収穫を神様に感謝する日。日本でいうと新嘗祭? 本来なら、カナダのサンクスギビングデーは10月だそうですが(アメリカよりも北に位置してるため収穫の時期も早いから)、日本の10月は暑いので11月に予定した、そして今日みたいな天気が「パーフェクト!相応しい日よ!」と言っていました。今日は小雨まじりで寒かったよな〜〜。
さて、テーブルに並んだ料理は、ローストチキン、マッシュポテト、ビーツ、にんじん。大皿に置かれたそれらを、各自好きなだけ取り分け、そしてクランベリーソースやアップルソース、グレービーソース(向こうでは“ソース”はつけなくて、単に“グレービー”というのだそう)をかけて食べます。どれもこれもシンプルな料理ですが、美味しいぃ〜。欧米では肉料理に甘い果物のソースは定番だけど、私たちはあまりそういう食べ方はしないので、良い経験をさせてもらいました。
本当はチキンではなくターキーを食べるんだけど、入手できなかったので断念した模様。チキンも丸ごと1羽は普通には売ってないので、スーパーに特注したらしい。日本じゃターキーを食べる習慣も、チキンを丸ごと料理する習慣もないからねえ。特にターキーの方。クリスマスの時期にもターキーはここら辺じゃ売ってないよ、と言うと驚いてました。
チキンでお腹いっぱいになったところで、デザートのパンプキンパイ登場。 いや食えねっすよ、まじで。でも食べるけどw チョコレートパイもあったけど、これはさすがに無理っす。
「彼は彼のお母さんの作るパンプキンパイが大好きなのよ。私が作ってても、横で『こんなことはしない。あんなこともしない。作り方が違う』ってうるさいの」
新婚の奥さんに何言ってんのよw 日本人の男だったら、完璧にマザコンと言われてるなw あと、我が家でそんなこと言われたら私はもう2度と作らないわ。そして、「自分で作れ」って言う。そしたらオットは「うん、自分で作る」って言ってた・・・そうだこやつは、食べたいものは自分で作るやつだった。 あ、ちなみのこの会話は帰宅してからなされたものよ。
食事のあとはゲーム。 いつもカードゲームしかしたことなかったけど、今回はハリーポッターのボードゲーム。説明を聞いてるうちに、あれ?もしかしてこれって「名探偵ゲーム」と同じじゃない?ほら、容疑者が誰で凶器は何で犯行現場はどの部屋って当てるやつ。 「クルードっていうゲームと同じなのよ」と言われたけれど、それが何だか分からん。なので、「マーダー?」「スパナ、ロープ、ピストル」と凶器を挙げてくと「そうそう、それよ!」
なるほど、場所に該当するのは、スネイプの部屋とか図書館とかフライングクラスとかフィルチの部屋とかね。凶器に該当するのはスリーピングポーションとかの薬や「何とかかんとかレビオッサー」とかの呪文。誰が、というのはマルフォイやらジョージやらフレッドやら。そして、もう一つ人名のグループがあって、ハリーやハーマイオニーやネビルやロンやミセスノリスなんかが書いてあった。 私がやった名探偵ゲームでは、被害者は当てなかった気がする(被害者は最初から分かってるので)。つまり、当てるのは「誰が」、「何で」、「どこで」、の3つ。でもこのゲームは「誰に」も当てなきゃならないらしい。 英語の説明書きなので分からんけど、想像するに、悪戯とかする側(加害者側)がマルフォイやウィーズリーの双子なんかのグループで、被害者側がハリーなんかのグループなんじゃなかろうか。
そんなこんなで、おおよその勘でゲームを進めていったのだけれど、ただでさえこのゲーム、推理するので頭を使うし、英語を読むのにも頭を使うしで、非常に疲れましわ。ボードゲームにつきものの「チャンスカード」なんかももちろん英語だし。ゲームなんで基本子ども向けだし、易しい文章が書いてあるんだろうけどね。日本語だったら「全員から1枚だけカードを見せてもらう」とか「好きなところに駒を進める」とかそんな感じ。 でも、こうやって遊びながら言葉を覚えていくのが理想だよなあ。
ゲームが終わったところで、パーティもお開き。 次は何のパーティがあるでしょう。残念。 年が明けてからのニューイヤーパーティ(というには1月も半ば過ぎてからだけど)を約束しました。 その時は我が家で鍋パーティです。 さて、何の鍋を用意しようか、今から考え中〜 |