あーうー、最近ホントに涙もろいなあ。
オリンピックの特番で選手のドキュメンタリーなんか観ちゃったりして、そこに家族が支えた話なんか入っちゃうと、必ず涙ぐんでんの、私。それが観てない競技で、知らない選手のことでも。 これは、テレビ局側の策略?で、「感動でしょ?さあ泣いて下さい」って演出だから(家族が支えた話は事実だけど)、そういう用意されたお涙頂戴話は元々嫌いなのでホントは観たくないんだけど、この手のドキュメンタリー番組を観てて良かったと思うこともあります。
特に荒川選手のドキュメントは番組は良かったー。フィギュアの新採点方式がどういうものかよく分かった。各技ごとにレベル4まで難易度が設定されていて、それに満たなければたとえ失敗しなくても、どんなに安定した滑りを見せても、高得点にはならない。それを知ってから改めて各選手の演技を観てみると、ミスがない村主さんの得点が伸びない理由も、コーエンやスルツカヤが転んでも高得点だった理由も納得。荒川さんの演技が本当に素晴らしいことも再認識しました。
驚きなのは、荒川さんも新採点方式にすぐには馴染まず、なんと昨年末まで高得点に結びつく演技ができていなかったということ。このわずかな期間でなんと成長したことか! 得点がどうしても伸びず、コーチを代えたり、プログラムを変更したり・・・。オリンピック直前にこれらのことをするのは、どんなに勇気が要ったことだろう。そして、それらの努力の結果、見事な金メダル。いやー感動したわ。涙出そう。いや、でも、どんなスポーツでもルールを知ってるのと知らないのとでは、楽しめる度合いが全く違うやね。 |