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2006年02月05日(日)

交渉人 真下正義



久しぶりにDVDをレンタルしてきた。

言わずと知れた、「踊る大走査線」のスピンオフ作品。織田裕二演じる青島刑事ではなく、ユースケ・サンタマリアが演じる、警視庁の真下が主人公の映画です。

警視庁初のネゴシエイターである真下は、東京の地下鉄を事実上乗っ取った犯人から名指しされ、交渉の場に立つ。真下は、クリスマスでごった返す地下鉄の乗降客200万人の命を救えるのか?!


「踊る〜」のメインキャストはほとんど出演してないものの、「踊る〜」の雰囲気はそのままに楽しめました。事件そのものはシリアスなんだけど、周囲で笑わせるっていう。
つーか、ぶっちゃけ「踊る〜2」より面白かったです。「踊る〜2」が期待ハズレだったのもあるんだけど。で、「交渉人〜」はそれ程期待してなかったってのもあるんだけど。

あとはとにかく人。人物が良い。
「踊る〜」本編には登場してなかった、木島丈一郎(寺島進)というチンピラまがいの刑事がとにかくいい味出してる。この人を主役にした「逃亡者 木島丈一郎」という作品が昨年末にテレビ放映されたので録画しておいたんだけど、正解だった。これから観るのが楽しみだ。

マニアックなことを言えば、「古畑人三郎」と「新選組!」が好きな人はもっと楽しい。私は楽しかった。
源さん&向島君(小林隆)と西園寺君(石井正則)は結構目立ってた。特に石井はウザいくらい(苦笑)。あとは今泉(西村雅彦)も出てたし、かまきり将軍、じゃなく徳川慶喜(今井朋彦)は使われ方がツボだった。「新選組!」ファンじゃない人にはどーでもいい配役なんだけどねw

と、まあ手放しで褒めてる感がありますが、「踊る〜」のコアなファンにとっては物足りないだろうなあとは思うし、パニック映画やサスペンス映画としてはかなり甘い作りになってると思います。犯人と事件の解決にも不満が残るしね〜。
あくまでも「踊る〜」の番外編として、のほほんと楽しむのに相応しい作品でした。

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「踊る〜」に求めてるものとは毛色が違うっぽいんだよなあ〜、予告観た限り。




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