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2005年07月14日(木)

ダコタ・ファニングがもの凄く上手かった



「宇宙戦争」を観て来ました。
全く予備知識なく観に行ったんだけど、まさかこんな話だったとはー!!って感じでした。

以下ネタバレ。


















トム・クルーズがかっちょ悪い役だった。「宇宙戦争」っていうからには、エイリアンと壮絶な戦いが繰り広げられるのかと思ってたので、トムは空軍かNASAか分からないけど特殊機関に身をおくエリートなのかと思ってたよ。実際は、トムは家庭でもうだつの上がらなかった(既に離婚している)しがない労働者で、「戦争」じゃなくて一方的な「侵略」。地球の科学力じゃ、全く歯が立たない。トムは、足手まといと感じながらも子供を守りながら逃げる逃げる逃げる!!

パニック映画の描写としては、かなり怖かった。自分的には、今まで観たパニック映画の中で一番怖かったかも。映画館で観たから余計怖く感じたのもあるかもしれないけど。とにかく、宇宙人が最初に登場するところからもうビビリまくり。その後の一方的な攻撃も恐怖心を煽るし、パニックになった群集も怖かった。よくありがちな、「この状態をみんなで力をあわせて切り抜けよう!」ってのはなく、「どうにか自分たちだけ助かろう」っていう人間の業を見せつけられて、宇宙人の攻撃よりもそっちの方が怖い。つーか、嫌な気分になったね。
この映画、最近では短い2時間の上映なんだけど、2時間で十分です。それ以上見せられたらまいってしまう〜。

んで、この状況をどうやって収束させるのか?地球は助かるのか?助かんなきゃ映画にならないよな〜と思っていたら、オチはそれかよ!いや、オチは原作通りらしいし、それでもいいが、なんつーかもうちょっともっともらしく描写しろ!って感じで。最後がすごくあっけなかった。さっきと矛盾するけど、ムリに2時間で収めなくても良かったんじゃ?という感も無きにしも非ず。

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あ、そうそう、ミランダ・オットーがトムの元妻役で出ています。
ロード・オブ・ザ・リングファンは必見?




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