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2004年09月01日(水)

ヤッチマイナ!



「キル・ビル」を観た。

バカバカしい展開で、B級テイスト感たっぷり。タランティーノは本当に日本映画を愛しているの?それともこう思わせることが狙いなのか?見極めがとても難しいです。
ユア・サーマンとルーシィー・リューの不自然な日本語と腰が引けてた殺陣、間違った風俗描写、回想シーンのアニメーション、日本刀ホルダーのついてる飛行機の座席とバイク、女子高生の用心棒、etc.
笑いどころがたくさんあるのだが、大真面目に演じてるところがイイ。

でも、これを観た外国人に「日本はこんな所なんだ〜」と思われたらちょっと(いや、かなり)ツライわな。まあさすがに刀を持って飛行機に乗れるとは思わないだろうけど。
今の日本で日本刀を着ないに堂々と持ち込めるのは、石川五右衛門だけだからね。っていうか、何で五右衛門もいつもあんなに堂々と刀差して歩いて平気なの?

閑話休題。
まあこんなわけで笑えたっちゃー笑えたんだけど、舞台が日本に移ってからはテンポが遅くて、特に飲み屋での戦闘シーンは飽きました。いくらなんでも血が飛びすぎです。お前、出血多量でとっくに死んでるだろうってくらいに。腕や足も跳びすぎ。
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あれだけ人がいれば、1人くらい銃を持ってたっていいだろう。
で、ユア・サーマンが大立ち回りしてる隙に、遠隔から狙撃して終わり。
そんな展開だったら絶賛するのになー(笑)

故・深作欣二監督に捧げられた映画みたいですが、捧げられた深作監督は喜んだのか、はたまた迷惑だったのか・・・。




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