先日結婚した高校時代の友人。 大学生の頃は付き合ってた人はいたものの、社会人になってからは彼氏ナシ。浮いた話をずっと聞くこともなく、今回はやや電撃ともいえる結婚だった。
それが、あーた、お相手は年上の、一流大を卒業して一流企業に勤める、超エリート技術者なんですよ。だからと言ってオタクくさいわけでもなく、爽やか系で実年齢よりも若く見えて誠実そう。どこにこんな逸材が残ってたの?!というようなお方でした。 新郎友人席を見ると一目瞭然なんだけど、「お、いいな」と思える人は夫婦でご出席されてたり。「あらららら〜」と思えるような人は独身だったり。それを考えると、新郎が今まで独身だったのが信じられません。 どうやら、海外勤務を2回経験されていて、それで女性と出会う機会がなかったようなんですが。 なんか、もう、全てが「約束されてる」ようなお相手でしたよ。
そんなお相手と新婦である友人がつり合ってないかといえば、全くそんなことはなく。彼女も一流大出で、一流企業で働く専門職。本人同士もそうなんだけど、両家のご両親とも芸術的センスに優れていて、絵画などをたしなんだり。 なんと、新婦が着ていたドレスは手作りだそうで。新婦の母親が洋裁ができることを知っていたので、最初「母親の手作りウエディングドレス」と聞いたときは、彼女の母親が作ったのかと思ったら、なんと新郎の母親の手作りだそうで。 教会で着た白ドレスを披露宴ではそれをちょっとアレンジして入場し、お色直しではまた全く違った色ドレスで登場。 それが全てステキでね〜。「え?!新郎の母親の手作りドレス?!押し付けがましい〜〜。ドリーム入っちゃってる?センス悪かったら最悪!」とかいうこともなく、とても似合ってました。
当人同士の雰囲気も似てるし(既に熟年夫婦のオーラを醸し出していたw)、両家の家庭環境も似てるっぽいし、とてもお似合いの夫婦で、2人を見てるだけで友人の私も幸せな気分になりました。改めて文章に書いてみると、ホント、何でこんな高尚な子と20年近くも友達やってるんでしょうか、ワタクシ。
披露宴で、2人の幼い頃から現在に至るまでのスライドショーがあったんですが、私ら高校時代からの友人席はハラハラしてましたよ。「○○の時の写真が出てきたらどうする?!」「××の時のもヤバイよ〜」 実際に出てきた写真は、高校の校庭で並んで撮った極々フツーの写真だったので安心したのですが。 次の瞬間、その並びのまま、みんなで「シェー」をしている写真がスクリーンに現れたのには「ヤラレターッ!!」と思いました。そんな写真出すなよ・・・。つーか、アンタもしっかり「シェー」してるやん!いいのかそれで?いいのか?
ちょっとトボけたところのある新婦、やっぱり私の大事な友達です。 末永く、お幸せに!! |