ある疑問<A>があって、その疑問は長いこと疑問のままだった。 それとは全く別に<B>という事実を、単なる知識として持っている。この知識はふだんほとんど意識されることはない。 ある日、<A>のことについて考えてる時に、ふと脈絡もなく<B>が心に浮かんで、たちまち<A>の疑問が解消されるということがありませんか?最初から<A>と<B>を繋いでいればすぐ分かることだったのに。
うちの近所は、頻繁に救急車が通る。 この土地に居を構えてから数年、初めは「なんか救急車多いなあ〜」くらいにしか思ってなかったのだけれど、ある日、通る救急車のほとんどが「救急車が右に曲がります」とアナウンスしてることに気がついた。うちの近所の交差点を、迎えの救急車は右に曲がり、帰りは当然「救急車が左を曲がります」のアナウンスで帰っていく。 え?え?ということは、いつも行き先は一緒?そこの交差点を曲がった先では、度々救急車を呼ばなくてはいけないような病人がいるのかしら? でもそれにしても、救急車を呼ぶ回数、多いよなあ。何で右折方向ばっかり救急車が呼ばれるんだろう? ・・・と、こんな疑問<A>をワタクシは持っていたわけですね。ココに引っ越してきた当時からそのことは知っていたのに、全っ然、思い至りませんでした。 シナプスが繋がってないみたいです、私の脳。 いや〜〜、でも繋がってない方が良かったな〜。救急車が右に曲がる度、モヤ〜ッとなるよ。 |