昨日に引き続き、DVD鑑賞日記。
北野武監督の「座頭市」 勝新太郎の作品は観てないので、先入観ナシで鑑賞できました。 ベネチア国際映画祭で「監督賞」を受賞したこの作品ですが、確かに時代劇っぽくなくて、殺陣にスピード感があって、笑わせるところなんかもあって・・・う〜〜ん、微妙だなぁ。
なんだろう、ビートたけし演じる座頭市の生い立ちやこれまでの生き様とかが分からないので、むやみやたらに強い主人公がただ単に斬って斬って斬りまくって終わってしまったような・・・。 これは「主人公の背景」を知ってることが前提で鑑賞する作品なんだろうか?「お約束」を楽しむみたいに。 でも、国際映画祭じゃあ、「お約束」なんて分かるわけないしなぁ。
ま、深く考えずに、単純にエンターテイメントとして楽しめればそれで良しとしましょう。 あんまり私の好みではなかったけれど(^^; バッサバッサ人斬りすぎ&血しぶき飛びすぎ。(CGだけど) 特に評価の高かったタップシーンも、私には冗長に感じました。
ところで、今回初めて知ったこと。今まで題名の意味を考えたことすら、ありませんでしたわ。勉強不足だわー。
*座頭=盲目の僧、あんま・はりを生業にする人、盲人 |