今日も怪しいセールスマンが来た。
初めは、「いつも新聞を取っていただいているお礼を お持ちしました」とか何とか言っていた。 そのときから怪しいとは思っていたんだ、何新聞、って 明らかにしてなかったもん。 まあ、とりあえずセールスじゃないっぽかったから ドアを開けて応対した。 いつもの契約更新や集金に来る人と違って、スーツを着てる。 そして、「あ、お嬢様ですか?」ときたもんだ。 白々しぃ〜〜〜っっつーの!!(怒)
立て続けに洗剤3個、ビール券2枚を渡され、喜んだところ、
「奥さんのところはいつ契約更新しましたか?」 「あ、じゃあ、そのときビール券は渡されなかったでしょう?」 「すいません。じゃあ、これもっとお渡しいたします」 と、ビール券をもう2枚くれる。
「最近、長い期間同じ新聞取ってると、サービスが悪くなるって いうんで、よその新聞に替えちゃうお宅が増えてるんですよ」 「そのためにね、こうやって私ら営業のものが回ってるんです」
「奥さんとこみたいに長期間、同じ新聞を取っていると、新聞店でも 『あそこんちは他の新聞が嫌いで、替えない』って安心して 新規の方にはサービス良くして、固定客にはほとんどサービスしなく なるんですよ。よく聞くでしょう?サービス悪くなったから他の 新聞に替えるって話」
と、最初はもっともらしいことを言っていた。 が、段々本性が現れてきて・・・
「なので、いったんね、契約切ってもらって、6ヶ月くらいね、 そうすればまたサービス良くなりますから!」 「手続きはこっちで全てやりますから!」 「私もね、営業なんで、まあ、6ヵ月後は新規って形になると 2,250円、入るんですよね。お客さんのところには今より サービスできますし」 (こう言ってる間にも、ビール券を追加してる)
はぁぁぁぁぁ〜〜〜〜?? 何かおかしくないか、言ってること。
「替わりに入れる新聞は何がいいですか?Y売?M日?」 耐え切れなくなって、 「ちょっと、腑に落ちないんですけど」 とさえぎる。 「何で、他のトコの新聞、勧めるんですか?おかしくないですか?」 「いや、だって今は新聞店も1社だけの新聞じゃ食っていけない んですよ。A日も扱えばY売も扱うんですよ」
少なくとも、うちで契約している新聞店は、Y売は扱ってない! そして、近所のY売を扱っている新聞店も、A日は扱ってない! どっちもM日は扱ってたと思うけど。
「あなた、どちらの新聞店からいらしてるんですか?」 「どちらのって、営業ですから、販売店には属してません」
ますます、はぁぁぁぁ〜〜〜?
「あの、あなたのお名刺いただけませんか?」 「名刺、配りたいんですけど、営業で何百件も回るから、ないんですよ」
ますます怪しい!名刺持ってない営業マンなんか信じられるか!
「あの、これ、いりませんから。帰ってください」 渡された洗剤・ビール券を付き返し、お引取り願った。
「不信だ、ということですか?」 「ええ!身元も明かせないような方、信じられませんね」
何か怖いこと言われるかと思ったけど、案外あっさり 「じゃあ、あんまり不信がられてしつこくしてもアレですからね、 分かりました!失礼しました」 と、帰ってくれた。良かったC=(^◇^ ; ホッ!
明らかにおかしいって! せっかく契約しているのを切らせて、他の新聞を勧めるなんて ありえない! 新聞社には何のメリットもないじゃん! 営業マンには給料多く持ってかれるわ、顧客にはサービス品余計に 渡さなくちゃいけないわ、挙句の果てに余所の新聞に替えられ ちゃって購読料も入ってこないわで・・・。
オットの帰宅後この話をしたところ、帰宅途中、近所のY売の 販売店にスーツ着た男の人がたくさんいたのを目撃したとのこと。 ワンボックスカーも数台止まっていたらしい。 きっと、人を集めてローラー作戦でここらあたりを回って いたんだろうな。 騙されちゃった人もいるんだろうな〜〜
みなさんもサービス品に惑わされず、怪しい話には 十分、注意しませう!!
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